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鹿島―浦和 前半14分、阿部(中央)がCKに合わせゴール前に飛び込む=6日、カシマスタジアム |
18年目のシーズンを迎えたJリーグは6日、1部(J1)と2部(J2)が一斉に開幕した。ともに12月4日までの長い戦いになる。4年ぶりの優勝を目指す浦和レッズは昨年に続いて敵地のカシマスタジアムでリーグ3連覇中の鹿島アントラーズと対戦し、0―2で敗れた。浦和は3年連続の黒星スタートで、アウェー開幕戦の成績は2分け9敗となった。
フィンケ体制2年目の浦和はパスサッカーを継続し、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)出場とタイトル獲得を目標に掲げる。スタジアムには約3万5千人のサポーターが詰め掛けた。
浦和はエジミウソンを1トップに置き、2列目に新加入の柏木、ポンテ、エスクデロを並べた。ボランチは阿部と細貝、4バックは右から平川、山田暢、坪井、左サイドは新人の宇賀神が先発した。
浦和は前半5分、鹿島の興梠に決められ、早くも劣勢に立たされた。2列目の3人を中心に反撃に出たが、選手の距離が遠く、ゴール前にかける人数も不足。前掛かりになった後半41分、マルキーニョスに2失点目を喫した。柏木は積極的に球に絡み、得点への意欲を見せた。
浦和は14日、第2節のホーム開幕戦でFC東京と対戦する。
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