最終更新: 2010/03/07 13:04

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国内で98番目となる茨城空港の開港式が行われる 初年度の収支は赤字になる見通し

3月11日に開港する茨城空港の開港式が行われた。「首都圏第3の空港」を売りにしていたが、国際線と国内線あわせて2路線と、当初の需要予測を大幅に下回り、初年度の収支も赤字となる見通し。
橋本 昌茨城県知事は「(茨城)空港、無駄になるんじゃないかとかいうようなことが言われております。しかし、国内はともかくとして、国際的にはものすごい需要の伸びというものが予測をされておるところでございますし、それを受け入れていかなければ、たぶん、日本だけが取り残されてしまう」と述べた。
国内98番目の空港となる茨城空港は、航空自衛隊百里基地と共用の空港で、およそ220億円かけて2,700メートルの滑走路が新設された。
当初の計画では、札幌、大阪など国内線4路線、年間81万人の利用を想定し、空港ビルは年間で4億1,700万円の収入、200万円の黒字を見積もっていた。
しかし11日の開港時には、定期便が国際線1路線のみで、国内線は4月から1路線が運航の予定。
また空港ビルは、初年度およそ2,000万円の赤字となる見通し。

(03/07 12:04)


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