

日刊スポーツの井筒の連載コラムに「何だ?この主張は」というコラムを掲載している。その2004年11月24日のコラムをテキストに起こしてみる。
画像は正確な日付は覚えていないが2004年12月末あたりの記事だったと記憶している。
ちなみに日刊スポーツのHPには面白い記載がある。
日刊スポーツは、1946年(昭和21年)3月6日に創刊されたわが国最初のスポーツ新聞である。現在、東京・中央区築地に本館・新館別館・NYビルの自社ビルを構える。近隣には「東京の台所」と呼ばれる築地魚河岸・青果市場のほか、文化的価値も高いと言われる築地本願寺やライフサイエンスセンターとして開発された聖路加ガーデンが見られる。また、朝日新聞社も本社から望める位置にあり、銀座まで歩いて10分という恵まれた環境にある。
管轄するエリアは国内では関東、東北、信越、静岡に及ぶ。東京を中心に東北総局(仙台)、盛岡支局、静岡支局が地域に根差した幅広い活動を展開している。また、海外にも赴任し活動している。
1997年1月8日から、インターネット上でホームページを発信するなど、「総合情報産業」として飛躍を続けている。
http://www.nikkansports.com/ns/nikkansports/company/top-company.html
僕は日刊スポーツと朝日新聞の関係は知らない。ただ近所の朝日新聞販売店では日刊スポーツを扱っているし同じ築地に本社がありわざわざHPの会社案内に朝日新聞の名前を出しているので何らかの業務提携などがあるのだろうと推測している。
さて件の井筒のコラム
日刊11月24日水曜より。井筒和幸
「キッツイで!」
○拉致異論○
外務省がめぐみさんの遺骨やらを持って帰国した。掘り起こされ焼かれた遺骨が鑑定されると、ワイドショーが叫んでいた。写真は合成らしく影の方向も違うぞと誰かが叫ぶとまたみんなで、叫んでいる。国の体制が違うのだから、そうあっても仕方ない事なのにと、ボクは考える。
テレビは疑惑ニュースを流すだけ流して、一体大衆に何を望んでいるのかと思ってしまう。
ボクの手元に。太田昌国氏の「拉致異論 あふれ出る日本の物語から離れて」という極めて正しい文章がある。
-いま日本では、金正日の実態についての報道や証言は掃いて捨てるほどある
実像ならまだしも、問題は相互理解に何の役にも立たない、興味本位の情報だけが選択されて流されていることにある。
フセインと同じように金正日も「あんな独裁者なら攻撃されても仕方ないか」という雰囲気が歴史を飛び越えて作られてしまう。
報道に関して社会貢献を伴っているメディアが、犬もも食わぬ金正日のスキャンダルを暴きにエネルギーとカネと時間を費やし、社会貢献を放棄している。
時に憂い顔を、時にしたり顔のアナウンサーやコメンテーターなるものたちがスタジオ占拠し「はしゃいでいる」ように見える。
金正日ひとりに北朝鮮2200万人の民衆を代表させてはいけない。
私たちが、日本と朝鮮の関係史をよく知り、見てしっている在日朝鮮人の友人や、人によっては韓国や北朝鮮の、友人知人の顔をもう一度思い浮かべまた作家でも歌手でも俳優でもプロスポーツ選手でもいいが、知っている朝鮮の人々を思い出し、その具体的は人の結びつきの中で、今問題になっている日本の植民地支配と拉致のことを合わせて考えることができるなら、事態は変わるだろう。
自らの事は棚にあげて金正日に罵言雑言さえいっていればいいと思っていた人は恥ずかしくなって止めるだろう。
日本の過去に眼をつぶっていれば、ほとぼりは冷めると思い傲慢な発言をしてきた人は歴史の検証に耐えられないその自己中心的な考えに気がついて新しい歴史観をもつだろう。
拉致被害者とその家族は自分たちが被った悲劇を社会に訴え、生存者の帰国、責任者の処罰 補償などを北朝鮮に要求するときに、実は自分たちの国が、58年後の今なお、植民地化されていた北朝鮮の人々に対して何事の責任も果たしていないことを、痛感するだろう。
それは在日朝鮮人に対しても思い当たるだろう。いまだ故国との親族と出会うこともできない無数の遺骨が全国のどこかをさまよっていることを。
その責任も処罰も行われておらず、補償もなされていないことを改めて思い起こすだろう。
自分らの怒りと悲しみはそのときに多くの朝鮮人のそれと重なりなり合うことを実感するだろう。
両国に合唱したい。」
僕はこの時点で井筒は気違い左翼か在日に魂を売り渡した売国奴だと思っていた。でも喉の奥に異物が詰まったような違和感は拭えなかった。
今年の5月18日の朝鮮新報の記事にも妙な井筒持ち上げ記事がある。
〈トーク朝・日のいま〉 「パッチギ!」で「在日」描いた井筒和幸さん(映画監督)
井筒監督が30年前、奈良の高校を卒業した頃のエピソードをある講演会で語ったことがある。
71年高校を卒業して、迷っていた頃、大阪・道頓堀で出会ったのが、大手広告代理店関連のCM会社制作室の人だった。目の二つの穴しか開いてない汗臭い縫いぐるみを着せられて、50回以上もやり直しを命じられ、ようやくOKが出た時に彼がこう言った。
「CMづくりをやる気があるのなら、朝7時に来い。人間というのは朝7時から活動するものだ。夕方にはうまい酒が飲める。できあがったCMは全国のお茶の間を飾る。人生とはそういうものだ。お母さんに言いなさい。僕はあの中(縫いぐるみ)に入っていると」
その究極の息苦しさの中から見つめたもの−。その後の井筒監督の作品に通底する「偽善」とか「スマートさ」とは無縁の自分をさらし尽くして生きる人間の姿だった。義理人情に厚く、裏表がなく自分らしく生きようと必死に生きる人々のたくましさ。観客らはそこに惹きつけられ、自らを投影していくのだ。
各地で満員の観客を動員した最新作「パッチギ!」もそんな映画である。最高傑作との呼び声も高い。
68年の京都を舞台に、在日同胞と日本人の高校生がケンカと恋に情熱をぶつける。ほぼ同年代の青春群像への監督の愛情と共感がスクリーンからほとばしる。「原作は松山猛の自伝的小説。朝鮮半島分断を嘆く『イムジン河』との出会いをつづったヒューマニティーあふれた話。そこに僕自身が聞いたり、見たりしたケンカや恋の話を入れた」
「冒頭の朝高生たちがバスをひっくり返す話、ラストの夜の鴨川での大決戦の場面。差別からくるケンカがあの時代は絶えなかった。差別や貧しさに負けない強さが朝高生たちにはあった。その煮えたぎる怒りと悲しみを日本人はわかろうとしない。そこをきっちりと描きたかった」
井筒監督は日本社会が常に少数者を無視し、排除し、関わろうとしないことに怒りをあらわにする。
「英国人はアイルランド問題について関心が高く、いつも熱く語り合っている。ところが、日本人は政府も含めて、朝鮮問題について長い間全然意識もせずにいた。当然、朝鮮を植民地にして、分断の根本原因を作ったことにも目を背けてきた。なのに拉致問題をきっかけに『ある日、平和な日本から人が北に連れ去られた』という物語を作り上げ、日々それを塗り替え、あげくに国交交渉どころか、経済制裁論にまでエスカレートさせてしまった」
「パッチギ!」の中で在日の老人が強制連行や植民地支配の悲惨な体験を強く訴えるシーンがある。監督の意図は明白だ。「みんな分かっていない。日本の文学も映画もメデイアも全くインパクトがない。かつての歴史を直視せず、ゆがんだ歴史認識のままこれまできた。こんなのが、アジアで受け入れられるはずもない。妙な韓流ブームやデートのお供としか思えないような映画が幅をきかせている。僕は時流に乗らない映画を作りたかったし、若者たちが、知らなかったことに泣いて笑ってショックを受ける映画を作りたかった。心にさざ波が立たないものは本物ではない」
地方の上映会に出席した井筒監督の下へある若い女性が泣きながら駆け寄ってきたと言う。「その女性は被差別部落出身のある男性との結婚に周囲から猛反対されて、ついに乗り越えらず、恋が覚めてしまった。なぜ、あの時彼の胸に飛び込む勇気がなかったのかと映画を観て号泣してしまったと」
また、子息の不祥事で苦悩し、外出時には帽子を深くかぶるようになっていた役者の中村勘三郎さんは「パッチギ!」から「逃げない覚悟」を貰ったと感想を語っている。
「もう、揺さぶられるんですよ、心が。負けない、逃げない。きれいな情熱が溢れてて、私は自分の帽子姿が嫌になってしまった(笑)。帰りには脱ぎすてていました」(朝日新聞4月24日付)
人の苦しみに寄り添う芸術とは? 教条主義やウソではない、ピカソのゲルニカのように厳しい現実の中から生まれるものでなくてはならないと井筒監督は考えている。
「反日、反日と日本のメディアは洪水のように伝えているが、中国にも朝鮮半島にも過去の歴史のカタを金でつけてきただけ。北とは何もやっていない。首相が何度も平壌に行ってから話し合えばいい。いまこそ平和のための焼き肉外交をしてほしい」と。(朴日粉記者)
※渋谷アミューズほか全国順次公開中。お問い合わせ=(株)アジア映像センター TEL 03・5804・3456 (DVDの発売は7月29日より)
[朝鮮新報 2005.5.18]
210.145.168.243/sinboj/%EF%BD%8A-2005/06/0506j0518-00001.htm
くたばれ!井筒和幸!
文化人面してテレビでコメントを垂れているが出自が朝鮮人なら全部の発言に納得がいく。
何故執拗にめぐみさんの件で家族会を侮辱するような発言をマスゴミで繰り返し北朝鮮、韓国擁護の発言が多かったのか全てパズルのピースは埋まった…。
井筒和幸は日本人に成りすました在日韓国人。
朝鮮半島擁護の反日の広告塔です。
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不思議な事に朝鮮新報のURLを記載すると「登録できない文字列が含まれます」というエラーになります。10回ほど送信してもエラーだったのでhttp://を削って投稿したらエラーが起きずに1回で記事送信出来ました。Yahoo!が朝鮮企業なのでそうなのかhttp://のあとにIPの数字が付くとそうなる仕様なのか僕には解りません。お手数ですがリンク先記事に飛ぶときはURLをコピー&ペイストでアドレス欄に貼り付けて記事全文をご確認ください。
2005/9/21(水) 午後 1:22 [ editorialwriter ]
IPが付いたグーグルキャッシュに残った井筒のインタビュー記事のURLを試しにコメント欄に送信してみました。やはり「!登録できない文字列が含まれています」という注意が出ました。どうやらYahoo!ブログの仕様のようですね。何故でしょう?
2005/9/21(水) 午後 1:34 [ editorialwriter ]
「民族フォーラム2005」に出席したからといって井筒を朝鮮人認定するのは詰めが甘いと思う。下手すると足元すくわれかねない。 はっきりしてるのは、井筒が総連マネーなしでは映画が撮れないヤツで、故に朝鮮の批判ができないパペマペのカエル君牛君状態であること。 テレビでは反権力ぶってるけど、彼の人生における権力者は在日であり、総連である。本当の権力には何も言えない「提灯持ち」こそ井筒和幸の正体だってことですね。
2005/9/27(火) 午後 9:54 [ kody ]