司令官「運用問題ない」 普天間飛行場

AP報道 安全に操縦と認識 危険性指摘「言い掛かり」

2010年3月7日 09時44分この記事をつぶやくこのエントリーを含むはてなブックマークLivedoorクリップに投稿deliciousに投稿Yahoo!ブックマークに登録
(2時間7分前に更新)

 米軍普天間飛行場司令官のデール・スミス大佐は5日、「われわれは現在の場所で何の問題もなく運用している」と述べ、宜野湾市内で運用を継続することに支障はないとの認識を示した。インタビューしたAP通信が6日報じた。スミス大佐は「パイロットはプロフェッショナルで、ストレスはない。世界中のどの地域よりも安全に航空機を操縦している」と述べた。

 また、「安全策を拡充しており、普天間が安全でない飛行場というのは間違っており、言い掛かりだ」と述べ、地元の理解を得るため、さまざまなイベントを開催したり、地元に溶け込もうとしていると説明した。

 同飛行場ヘリコプター部隊の第36海兵航空群司令官のロバート・ブラソウ大佐は「日曜日は運用していないし、午前7時~午後11時までの飛行は許可されている。できる限り速く高い高度に達するよう努力しており、住宅街の上を飛行するのはわずか1~2分間だ」と述べたという。

 AP通信によると、スミス大佐は、移設先を模索する政府間交渉にはコメントを避け「どのような将来になるか推測にしかすぎないが、事実として普天間はここにあるということだ」と述べた。

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