前田日明氏参院選公認外しの真相

格闘家の前田日明氏が、3月3日に発表された民主党の参議院選挙候補の第一次公認内定から外れたということがニュースになった。

いくつかの理由があるらしいが、『週刊金曜日』2月26日号で前田氏が在日外国人参政権に反対だと発言したことが、大きな原因のひとつという憶測が飛び交っている。

さて真相は・・・・・・。

わかりませーん。

しかし、まさか反対だからと言って外したりはしないんじゃないの。それだけで。ふつーは。

前田氏が在日外国人の地方参政権付与が違憲であると言っているのならば、大間違いですが、そうでもないわけですし。これで外すとすれば民主党も相当単細胞ですし、噂通りの言論統制です。民主党議員にも反対している人はいるんでしょうから、これをいい機会に議論すればいい話ではないでしょうか。

現状での議論はさんたんたるもので、法解釈と政治的な価値観が混在しています。これは世間の関心を喚起するいい機会になったのではないでしょうか。いまは論争以前のレベルです。街宣をかけるとか、脅しの電話・FAX・メールを送るとかひどいもんです。

ちなみに私は在日外国人参政権、つまり地方議会や首長への選挙権には反対はしていません。少なくとも判例上違憲とは言っていないのだから、憲法を理由に反対はできない。『週刊金曜日』自体もそういうことになるでしょう。憲法論については議員レベルでも勘違いしていて、その愚かしさに呆れます。憲法を勉強してない国会議員もいます。

ということもあり、来週号では在日外国人地方参政権の特集を組みます。

1995年最高裁判決の陪席裁判官の園部逸夫元最高裁判事、在特会の桜井誠氏、大韓民団、朝鮮総連、市川市議会議員のプリティ長嶋氏、各政党に取材などをして問題の深層を探っています。

では。

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