輸出商談会「バイコリア2010」、5億ドル成約

 海外バイヤーを対象とした輸出商談会「バイコリア2010」が4日、京畿道高陽市の国際展示場キンテックスで開かれた。

 同商談会は大韓貿易投資振興公社(KOTRA)の主管で開かれたもので、中国の電子商取引サイト「アリババ・ドット・コム」、仏自動車大手プジョー・シトロエンなど年商1億ドル(約89億円)以上の企業210社を含む66カ国、1000社以上の海外企業が参加した。

 個別の契約では、イラン産業開発庁傘下の国営企業が、韓国の風力発電会社ユニソンから1億ドル相当の風力発電タービンを調達する覚書を交わした。また、英ルイス&ピース社も韓国企業と、熱分解プラント建設に関する1500万ドル(約13億円)相当の覚書を結んだ。KOTRAは今回の商談会での輸出契約が合計で約5億ドル(約445億円)に達したと集計した。

 KOTRAの趙煥益(チョ・ファンイク)社長は「海外バイヤーが韓国から調達する商品は徐々に大型化、高級化している」と指摘した。

李性勲(イ・ソンフン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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