創刊90周年:「韓国との関係は良好」58%=本紙調査

 本紙と韓国ギャラップによる「韓国のイメージに対する国際調査」で、「今後韓国との関係を緊密にすべきと思うか」という質問に対し、1988年には「そう思う」という回答が、米国、英国、フランス、日本の4カ国平均で31.1%だったが、今回の調査では51.9%に増えた。特に日本(23.8%→54.3%)では、韓国との関係を緊密にすべきという回答が2倍以上に増えた。また、フランス(23.4%→46.6%)、英国(28.4%→48.1%)、米国(49.1%→58.7%)などでも上昇幅が大きかった。韓国ギャラップのペ・ナムヨン部長は、「世界の主要国では、将来的に韓国との関係を重視すべきという考え方が強くなっている。これは、国際社会での韓国の影響力が大きくなっているからだ」と述べた。

 韓国を除く調査対象は主要8カ国(G8)と中国の9カ国だが、その中で「韓国との関係は良好」という回答は平均58.8%となり、「良くない」(19.7%)に比べて高かった。韓国との関係について肯定的な見方が最も高い国はロシア(86.6%)で、続いて中国(75.5%)、カナダ(63.1%)、米国(61.3%)の順となった。逆に日本(45.8%)とドイツ(44.1%)は、韓国との関係に対する評価が比較的低かった。「10年前に比べて韓国に対するイメージはどう変わったか」という質問には、「良くなった」という回答が9カ国平均で46.9%とほぼ半分に達し、「あまり変わらない」は35.5%、「悪化した」は6.2%だった。

 「韓国で今年主要20カ国・地域(G20)首脳会議が開催されることを知っているか」という質問には、「知っている」と答えたのは、調査対象国平均で44.7%、「知らない」という回答は55.3%だった。国別では英国(77.8%)が最も高く、日本(14.3%)ではほとんど知られていなかった。韓国国内でG20首脳会議について知っているか尋ねたところ、10人中7人(70.2%)が「知っている」と回答した。

イム・ミンヒョク記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
関連記事 記事リスト

このページのトップに戻る