創刊90周年:韓国製品・企業イメージ向上=本紙調査(下)

「韓国製品使ったことがある」 22年間で20%増

韓国製品に対する品質評価

 韓国製品の使用者による「品質」評価では、肯定的な評価が増加傾向を見せた。1988年の調査では、「韓国製品の品質は良い」との評価が米国・イギリス・フランス・日本の4カ国平均で63.6%だったが、今回の調査では71.6%にまで上昇した。韓国製品の品質に対する肯定的な評価の変化は国家別に、日本(38.3%→56.4%)、米国(81.9%→82.5%)、イギリス(72.5%→80.3%)、フランス(60.3%→67.1%)という結果だった。なお、日本では未だ韓国製品に対する評価が相対的に低いものの、22年前と比べれば、肯定的な評価が大幅に増加した。

 一方、韓国を除く調査対象国9カ国(G8と中国)に対し、「今後、韓国製品を購入する意向はあるか」と尋ねたところ、76.6%が「ある」と答え、「ない」という回答は23.4%にとどまった。大半の国で韓国製品の購入意欲が70%前後に達したが、日本では50.8%と比較的低かった。「今後購入したい韓国製品」については自動車(13.3%)が1位に挙げられ、次いでテレビ(12.9%)、電子・家電製品(11.7%)、携帯電話(9.6%)の順となった。

 今回の調査では、「サムスンを知っている」という回答が95.2%、「現代を知っている」は95.2%、「LGを知っている」は93.9%など、韓国の主要大企業に対する認知度がすべて90%以上に達し、高いことが分かった。大半の国家では、韓国の主要大企業の認知度が80-90%前後だったのに対し、日本だけは60-70%となった。

洪永林(ホン・ヨンリム)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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