中東・エルサレムで5日、イスラム教徒とイスラエル警察が衝突、双方合わせて30人あまりが負傷しました。
エルサレム旧市街にあるイスラム教徒とユダヤ教徒の聖地が隣り合っている地区で5日、この地区にあるアル・アクサ・モスクでの金曜の礼拝を終えたイスラム教徒とイスラエル警察との間で衝突が起きました。
投石するイスラム教徒に対して警察は催涙弾などで応戦、ロイター通信によりますと、双方でおよそ30人が負傷しました。
イスラエル政府は先月、ヨルダン川西岸にある2つの寺院を「ユダヤ人とこの土地とが昔から固く結ばれていることを示すものだ」として、国の文化財リストに加え、修復を進める計画を発表、これにパレスチナ人らが強く反発し、抗議行動が頻発していました。(06日05:39)