岡山放送局

2010年3月7日 0時17分更新

最後の高梁こどもフェスタ


30年余りにわたって子どもたちに歌や劇を披露してきた、高梁市の順正短期大学の学生たちによる「高梁子どもフェスタ」は、学科の募集の打ち切りに伴い、6日最後となる催しが開かれました。

「高梁子どもフェスタ」は、高梁市の順正短期大学で「幼児教育科」の学生たちが、ふだんの研究の成果を発表するため、昨年4月から準備してきたました。
6日は会場の高梁綜合文化会館に子どもや保護者が大勢詰めかけ、1、2年生の学生あわせて44人が、3つのグループに分かれ歌や劇を披露しました。
このうち表現研究部は、なんでも叶えてくれる魔法のランプを手に入れたアラジンと、魔法使いのアリババとのやり取りを通じ、勇気や愛を表現した劇を披露しました。また声楽研究部はミュージカルの「サウンドオブミュージック」を歌や踊りを交えて演技していました。
順正短期大学は、4月から新たに吉備国際大学短期大学部に名前が変わるのに伴い、「幼児教育科」の募集を打ち切っており、30年余りに渡って親しまれてきた「高梁子どもフェスタ」も、今回が最後の開催になるということです。