JR飯田線伊那小沢駅で満開になったカンザクラ。実は2月上旬に何本もの枝が切られたと騒ぎになった。開花情報を載せている天竜村はホームページで枝を切らないよう呼びかけ、現地にも注意書きを表示をした。ところが、枝を切ったのはサクラを世話している人で、せんていのためだったことが分かった。
村は「心ない第三者の仕業と誤解した」と説明した。しかし、ホームページはそのまま。写真と共に「木を切らないで」と警告し続けている。ホームページを書き換え、事情を説明すればいいだけのことなのになぜできないのだろう。(隆)
毎日新聞 2010年3月6日 地方版