甘口カクテル

　「韓日友情の年2005」の日本側実行委員会は9月24日、大学路（テハンノ）で韓日の民間団体約1500人（韓国1000、日本500）が参加する韓日和合のフェスティバルを開催する予定だ。

　韓日の代表的な民俗芸術団体が自国の伝統フェスティバルを紹介し、市民がこれを直接体験できるイベントを開催、韓国側は吹打隊の行進、日本側は青森県のねぶた祭りの行列を行う。

高さが５メートルにもなる大きな燃灯をかざし、大きな太鼓音に合わせて人々が行進をする。雰囲気が熟くなれば笛の音とともに「ラッセラ！」と叫ぶ−−。

日本の代表的燃灯パレードの中のひとつである青森県のねぶた行列の姿だ。２４日午後２時〜８時、ソウル東崇洞（トンスンドン）大学路（テハンノ）で韓日国交正常化４０周年と「韓日友情の年」、両国の民俗公演を同じ場で見られる祭りが開かれる。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　−中略−
日本秋田県は１０メートルの竹竿に燃灯４０個をぶら下げていろいろな技巧を使う燃灯祭「竿灯まつり」を韓国に紹介する。　−後略−

　　　　　　　　　　　　　−前略−
　最後に「ねぶた」の大型灯籠が華麗な姿で登場すると、大きな拍手が起こった。 「ねぶた」の行列に参加した日本人と韓国人の５００人余は、同じ衣装を着て踊りながら行事の最後を飾った。

行事を観覧したカン・ヒョンヨンさん（５３、ソウル延喜洞）は「日本文化は細かくてきれいだという印象があったが、規模が大きくて驚いた」とし、「大学路を明るくした灯籠が印象的だった」と語った。

　ソウル大学路（テハンノ）で24日午後開かれた「2005韓日友情の年」まつりパレード。韓国のタルチュム（仮面舞踊）、サムルノリ（韓国伝統芸能の一つで、四種の伝統打楽器で演奏される）と日本のまつりが一緒になった。写真は日本青森県ねぶた祭りの行列。青森県から山内和夫県議会議長、間山勲青森市議会議長らも訪韓した。

大学路…1800人手を携えて

ねぶた映える

　【ソウル】新潟の佐渡おけさ、鳥取の荒神神楽（こうじんかぐら）、秋田の竿燈（かんとう）−−。日本各地を代表する民俗伝統芸能の数々が24日、ソウル市民に初めて紹介された。韓国側はプチェチュム、サムルノリ、鳳山タルチュムなどで競演した。

　これは「友情年2005」を記念して同実行委員会が主催した「韓日祝祭ハンマダン」の一環。両国の自治体関係者、市民1800人がパレードに参加し、若者らでにぎわう鍾路区大学路一帯は祝祭ムード一色に包まれた。

　夜のパレード公演で最後尾を飾ったのは青森のねぶた。日本の自治体としては最多の370人が参加し、威勢のいい掛け声とともに幅11�b、高さ５�bの大型ねぶたを引っ張った。夜の街に映える壮大な光景に沿道をびっしり埋めたソウル市民から大きな拍手と声援が送られた。