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【格闘技】

因縁ミドル級はやくも舌戦 サンチアゴ&ハリドヴ

2010年3月6日 紙面から

 SRC12(7日、両国国技館)のミドル級タイトル戦に出場する王者ジョルジ・サンチアゴ(29)=ブラジル=と挑戦者マメッド・ハリドヴ(29)=ポーランド=が5日、都内のホテルで個別に会見し、激しい舌戦を展開した。

 サンチアゴがピリピリモード全開だ。「過去は変えられない。オレは前しか見ない」。昨年11月、今回の挑戦者ハリドヴとノンタイトルで対戦し、1回1分45秒TKO負け。そのことが、今回の戦いに影響があるか否かを聞かれたのにこたえたのだ。そのときはハリドヴのパウンド(寝技でのパンチ)でボコボコにされたが「立ち技でも寝技でもアイツのパンチが当たることはないよ」と不敵に言い放った。

 このあと、会見に臨んだハリドヴは、サンチアゴの“ハリドヴのパンチは当たらない”発言を聞かされると「オレもどんな試合になるか予想できないのに、アイツは占い師か!」とぶち切れ寸前。今回のタイトル戦は、ポーランドの国営放送でも放送されるというから気合十分。王者が誇りを守るか、新星誕生か。目が離せなくなった。 (竹下陽二)

 

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