副島隆彦氏が植草さんの全面応援を表明した!!
政治評論家で、知名度の高い副島隆彦氏が植草さんに対する全面的応援を表明した。副島氏の植草さんに対する尊崇の念は非常に深いものがある。以下に彼のその文章の一部を転載するが、鋭い頭脳と深い憂国情念の副島氏であるから、植草さんの人間としての深さや磨きぬかれた非凡な知性を感得したものと思える。
私自身は親しみを込めて『植草さん』と横柄な呼び方をしているが、本来であれば、私などはそばに近づけない偉大なお人だと思っている。このお人は真に歴史的に重要な人物である。植草さんは、左右思想の桎梏をはるかに超えた部分で、日本人のことを心配している稀有なお人なのだ。私たち、「応援する会」が植草さんを支援する真の目的は、この偉大なお人の情念と知性を、日本再建に役立てたいと思っているからだ。
国民は、そろそろ植草さんの真の姿に気が付いてもよい頃である。小泉・竹中構造改革路線が結果的に何をしたか。彼らの政策的出力が、今、この日本にどのような結実をもたらしているか、そのひどさや間違いを実感として体得してきた人々は多くなっていると思う。初期小泉内閣時代に、真の憂国情念で、わが身の危険を省みずに、国民や社会的弱者たちのために、この売国的かつ非道な政権を果敢に指弾した有識者が何人いるだろうか?
小泉政権が外国資本に利益供与を行なう姿勢を持つことと、言葉とは裏腹に官僚利権温存を行なっている事実、そして決定的なこととして、りそな銀行の公的救済にかかわる金融疑獄の疑いを指摘した有識者は植草さんだけではなかったのか?他の有識者も、小泉政権の間違いに気付いてた者は大勢いたと思う。しかし、彼らは御用学者と同様に、都合の悪いことにはいっさい触れなかった。自分の地位や名誉、家族、命が惜しいからである。私は思う。植草さんが強い思いで単独で戦っていた時、これに歩調を合わせ、勇気を出して小泉政権を弾劾する有識者が、わずか数名でもいたなら、日本のベクトルは明らかに変わっていただろう。孤軍奮闘した植草さんを、他の有識者たちは、その怯惰によって助けなかったことと、国民が小泉政権の欺瞞性、詐術性に気付かなかったことが、植草さんを二度の謀略的事件に遭遇させてしまったことは間違いない。小泉政権を稀代の国賊政権だと確信しているこの私でさえ、植草さんが批判の色合いを強めていた、第一次小泉内閣初期の当時は、小泉氏のパフォーマンスに幻惑され、期待をしていたのだから。
小泉政権は歴史的な国民毀損政権、国家毀損政権政権であった。植草さんはたった一人でこの政権に喰らいつき、その非を強く糾弾し続けた。その思いと行動は強く評価されるべきである。今からでも遅くはない。植草さんを救国情念の最も強い有識者として再評価するべきである。しかも、今の日本の状況を考えたら、一刻も猶予の時はない。危殆に瀕している今の日本は、植草さんの力を必要としている。時代は植草さんを求めていることは間違いない。
副島氏は植草さんの非凡な知性と文化的教養に満ちた『知られざる真実ー勾留地にてー』を読了し、その感性の深さ、知性の縦横無尽さに感動し、植草さんを『日本の宝』とまで呼んでいる。そう思っている人は案外多いのではないだろうか。だから、なるべく多くの人たちがこの本を読んでほしいと願う。この本は全編を通じて透徹した静謐さに満ちている。私欲から完全に離れているこの客観的俯瞰性こそ、植草さんの真骨頂である。そろそろ国民も気付いてきたと思うが、小泉政権が植草さんを第一級の阻害要因として憎んだ理由は、植草さんが本物の国民利益で戦っていたからにほかならない。小泉政権やその継承政権は、国民に仇を為す売国政権である。今の日本は彼らに舵を乗っ取られ、船内を荒らされ、今にも沈もうとしている巨船である。一刻も早く「まともなひとたち」に国家運営をしてもらわないと日本が消滅するだろう。
以下に副島氏の文を一部転載する。副島氏の植草さんに対する熱い思いが読み取れる。
(これ以降は、副島隆彦氏の会員ページ、7月2日の記事より抜粋)
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「953」 植草一秀(うえくさかずひで)氏のサイトを紹介し、彼に仕掛けられた痴漢冤罪の政治謀略と奮闘する植草氏を心から尊敬し応援したいと思います。副島隆彦記 2008.7.2
副島隆彦です。 今日は、2008年7月2日です。
以下に載せるには、私が尊敬する植草一秀(うえくさかずひで)氏のサイト「植草一秀の『知られざる真実』」 に、彼自身が精力的に書いている文章です。そのなかの最近の一文を、植草氏に断りなく私は勝手にここに転載します。
その理由は、この文章が、大変な名文であり、優れた中身だからです。私は、この文を10日ほど前に一読して、これは凄(すご)いと思った。これだけの文章は、普通の人間には書けない。鍛え抜かれた高度の頭脳 を持ち、かつ 激しい現実の現世の闘いを身をもって闘い、そして戦火を文字通り潜り抜けてきた人間だけが、その研ぎ澄まされた感覚と才能と経験を通して、さらさらと書くことのできる文章なのだということが分かります。私は、今では植草一秀氏を心の底から尊敬しています。
痴漢冤罪(ちかんえんざい)という、恐ろしい政治権力からの攻撃、弾圧を受けて、しかも、それを2回も受けて、地獄の火に焼かれるほどの苦悩を味わいながら、そこから不屈の精神で、自力で這い上がり、そして、今、淡々とこれらの優れた文章をネット上に毎日のように書いて、私たちに読ませてくれる。植草氏のご家族のこれまでのご苦労までを思うと私は涙が止まらない。
植草一秀氏を、私は、文句なしで、一切の条件をつけずに、日本国の宝物であるから、彼の言うこと(書くこと)なら、今後、無条件で信じて、そして従おうと思います。 植草一秀氏が、今も彼に加えられている政治弾圧と、残酷な謀略を跳ね返して、もし、なんからの政治行動に打って出るときには、私は、お呼ばれがあれば、自分の身を挺(てい)して、植草氏を司令官とする陣営に参列する覚悟です。 このように明確な態度表明を今日、どうしてもしておこうと思いました。
立派な立場にあった人間が、今の日本でおよそ考えられる限りの最低の恥辱(ちじょく)を受け、自分の身を業火(ごうか)に焼かれるほどの苦悩と難儀を味わった、そのあとでも、孤立無援の中から、植草一秀という人は、自ら立ち直り、これほどの落ち着いた、優れた文章を書いて、しかも倦(う)まず弛(たゆ)まず、前進している。
彼こそは、日本国民の本当の指導者だ。厳しい試練(しれん、Ordeal オーディ-ル、宗教裁判 )を身をもって味わってその煉獄(れんごく)から生還した英雄であるから、そのことが検証されたのだ。私は、何があっても、この国にいざという時がきたら、彼からの要請があれば、彼の横にしっかりと軍略家として着くことに勝手に決めました。
これは、私一個の勝手な決断ですから、私の弟子たちのそれぞれの生き方や判断とは、別です。私の弟子たちが主宰するこの「学問道場」サイトに対してはあとで、ご相談して主要な弟子たちと意見を交換しようと思います。
私は、今は、どうしてもこのように書いておきたいから書くのです。人生には時々、するべき潔(いさぎよ)い決断というのがある。私はそういうことをする人間だ。その時にはもう、あとさきあれこれ考えない。突撃する時は突撃する。
だからといって、私がいますぐに何かができるということはありません。植草氏の痴漢冤罪(痴漢事件の無実の罪)の 政治謀略攻撃である裁判 (日本の政治警察の一部が暴走している) に何かの支援行動を行う、ということも出来ません。 私ができることは、やがて、すこしずつ状況が煮詰まってきて、日本国に危機が迫りくるだろうから、それに対して冷静沈着に対応して、本当に日本国と日本国民の為に闘えるだけの頭脳と体力を持つ人間たちが、結集して行動を起こすだろうから、その時のためにしっかりと備える、ということです。それ以上のことを私は言いません(書きません)。
植草一秀氏に対する、2004年の4月8日(品川駅)での謀略(第一回目)と、2006年9月13日(京急線の電車内)での謀略(第二回目)を仕掛けた、日本の政治警察の暴走した幹部たちを、将来、私たちが支持する勢力が政権を取るときには大きな真実を明らかにして、彼らを必ず刑務所送りにするべきだ。 この愚劣なる者たちに、本物の愛国者の言論人・知識人の闘い、というものを見せてやる。植草一秀の他に私も狙うというのであれば、そうしろ。 私は、私一個の決意としてこのように表明しておきます。
それでは、植草氏の文章を以下に載せます。皆さんも、植草氏のサイトに、彼の文章を読みに行ってください。
副島隆彦拝
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コメント
devoe様
コメントありがとうございます。お互いに
小泉政権の悪を糾弾しましょう。喜んでリンク
させていただきます。
今後ともよろしくお願いします。
投稿: 高橋博彦(管理人) | 2008年7月 4日 (金) 23時54分
謹啓
サイト拝見しまして
同感としか言いようのない(共感でしょうか)
思いに駆られています。
小生も小泉のデタラメを以前からblogに綴って
おります。
是非、小泉やそのまわりの輩こそが
国賊だということが多くの日本国民に
わかって欲しいと存じます。
宜しければ、リンクくださいませ。
何卒よろしくお願いを申し上げます。
謹言
投稿: devoe | 2008年7月 4日 (金) 21時09分
25様
ありがとうございます。
国民は小泉政権、およびその継承政権を牽引して
きた主力勢力を弾劾するべきだと思います。
国家転覆罪にちかい重罪だと思います。
投稿: 高橋博彦(管理人) | 2008年7月 3日 (木) 23時21分
どのブログが最初にアップするか見ていましたが、良かったです。
副島隆彦さんのページももっと多くの方々に知っていただきたいと思います。
また植草さんの主張がもっと早く政策に反映されることを望みます。
やはりネオリベラリズム循環には、歴史ある日本国民の主張として反対です。内橋克人さんらの復権を強く希望しますし、マスコミが取り上げるべき最重要課題だと思います。もっと事の本質を説明して、新自由主義の政策を行ってきた竹中らの誤りを国民の前で説明・糾弾すべきだと思います。
投稿: 25 | 2008年7月 3日 (木) 22時46分