最終更新: 2010/03/06 19:02

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八ッ場ダム土壌汚染データ隠ぺい問題 前原国交相「隠ぺいがあったのか調査する」

群馬県の八ッ場(やんば)ダムをめぐり、国土交通省が環境基準を大幅に超える土壌汚染のデータを隠ぺいしていた問題で、前原国交相は5日の国土交通委員会で「隠ぺいがあったのか調査する」と述べた。
民主党の熊田篤嗣衆院議員が「客観的データを隠ぺいしながら進めていく姿勢は、非常に大きな問題がある。かつてのこの状況についての所見と、本来あるべき姿に対しての見解をうかがえないでしょうか」と述べると、前原国交相は「ヒ素の情報、沈殿物の濃度を含めた、あらゆる情報を適宜公開したい」と述べた。
この問題は、2009年3月に八ッ場ダム予定地の上流にあたる品木ダムで、環境基準のおよそ350倍にあたるヒ素が検出されていたにもかかわらず、国交省が公表していなかったもので、5日の国交委員会で、前原国交相は、「隠ぺいしていたのか調査する」などと述べた。
また、八ッ場ダム関連の工事で、入札参加業者が1社だけだったケースが44件あったことについて、前原国交相は「談合があったのか調査する」と述べた。

(03/05 23:01)


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