阿比留瑠比さんのブログ「国を憂い、われとわが身を甘やかすの記」に山梨県教組のデタラメぶりがリークされていた。
県教組の組織率65%の大分よりはるかに組合支配が徹底している県教組の組織率95%の山梨県の事例についてである。
平成16年冬、山梨県の小学校教員、高村基貴さんが、阿比留瑠比氏にその実態を赤裸々に語った証言の一部抜粋です。
「一般教員の人事は山教組支部書記長の采配で決まる。組合が推薦しない限り、教頭にはなれない。このことは山梨では暗黙の了解になっている。山教組役員が県教委の幹部になったり、教頭、校長に優先的に登用される。下手に批判すると県教委に筒抜けになるから、だれも大きな声ではいえない。支部書記長も誰かの指示を受けているはずで、もっと大きな力が働いていると思う」
高村氏はこの人事の件のほかにも、選挙活動については「山教組の各支部書記長が指示して教員が電話作戦に動員された。山教組の各支部から学校のファクスに集会への動員指示などが入る。学校運営にも支障が出ている。選挙活動は民主党の輿石東氏のときだけではなく、(同じく日教組出身で民主党の)那谷屋正義参院議員のための活動も行った。選挙が終わると、関係書類は全部廃棄する。毎年末、輿石氏の顔写真入りポスターを学校に送ってくるので職員室に張り出す学校もある」と証言した。
高村氏がかつて甲府市内の小学校に勤務していたときには、輿石氏が授業に中に学校訪問を行い、授業を中断させて教員を集め、「私の選挙をよろしく」とあいさつしたこともあったと言います。
こんな人が今や民主党参院議員会長として参院のドンとなり、民主党代表小沢一郎の強力な支持基盤であります。
今日のブログには「山梨県における教員異動・昇任に関する資料と証言」がエントリーされており具体的な事例が紹介されておりました。
A校長が子供の採用をまず依頼したのは、A校長が山教組の地域書記長時代に地域支部委員長だったB教育事務所長でした。そこでB教育事務所長は採用試験の採点にかかわるC管理主事に話を通し、義務教育課長がそれを認めた採用となったわけですが、このC管理主事はA校長、B教育事務所長と同じ山教組地域支部の教育文化部長で、こんな先輩・後輩の関係にあったということです。
これとは別のD校長の場合は、歴代義務教育課長会という親睦会に子供の採用を働きかけ、そこからやはり管理主事、義務教育課長へと話が降りていって採用が決まったと言います。教頭から校長への昇任などの口利きも、これと同じように教育事務所長や歴代義務教育課長会、あるいは結婚式の仲人などが仲介、口利きする例が多いそうです。その際には、商品券のやりとりなどがあるといい、組合仲間ぐるみの口利き関係が慣習化しているそうです。
以上が「阿比留瑠比さん」のブログからの一部抜粋です。
このように組合が支配する組織は根底から腐ってしまい、自浄作用はないのです。
ましてや、その黒幕の大ボスである輿石東氏は民主党参院議員会長として参院のドンに、
いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの民主党代表小沢一郎とタッグを組んで、やる気のない福田政権を倒して政権政党になろうとしています。
20年前、中曽根内閣が実施した政治改革「国鉄分割民営化」以前の国鉄の姿を思い出してください。
当時、今の日教組(山教組)と同じように労働組合の国労が国鉄を支配しており、その実態はヤミ休暇・ヤミ休憩などに代表される民間企業ではあり得ない怠惰な労働環境の維持し、国労や動労が中心となって起こした順法闘争は国鉄のサービスの低下につながり国民の怒りを買い、利用者の「国鉄離れ」が進んだ。日頃国労組合員の横柄な態度に国民はこぞって分割・民営化に賛成した。
私の小・中学校の同級生Sくんは、国労のバリバリの組合員として活動していたが、1987年4月1日のJR発足時は採用されなかった。彼が後ほどシミジミ語った言葉に「今考えると、俺の国鉄時代は、やりたい放題だったよなぁ!」、「駅の構内はもちろんトイレの果てまで駅長、助役に掃除をやらせ、休暇は取り放題、早引きしてパチンコは行く、どれだけデタラメをやってもボーナスはチャンとくれた。JRに採用されなかったのは当たり前だよなあ・・・」と
当時の国労は10万人以上の組合員を抱える日本最大の労働組合であり、野党として大きな力を持っていた日本社会党(現社会民主党)の主要な支持母体である総評の中心的な存在でもあった。
いま総評を支持母体にしているのが、民主党左派グループで旧社会党出身で衆議院副議長の横路孝弘や代表代行で参議院議員会長の輿石東(こしいし・あずま)、その親玉が民主党代表小沢一郎
労働組合組織を母体に国会議員になれば、国家・国民のためよりも、組合員のために働くのが彼らの常識
国会議員も選挙で落ちればタダの人これも常識
腐りきった日教組に支配される教育界、こんな教師に教育される子供たちに日本の将来を托せるのか・・・
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/646249/
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/648109/