08年9月のリーマンショック以降、「リプラス(Re-plus Inc. 不動産賃貸借契約の債務保証会社)」が東京地裁に破産を申し立てています。9.24付でHP上に”破産管財人就任のご挨拶”が掲載されていますね。 破産者株式会社リプラス 代表取締役 姜 裕文 http://www.re-plus.co.jp/ja/index.html 「株式会社リプラス(代表取締役姜裕文)(以下「リプラス」といいます)は、平 成20年9月24日、東京地方裁判所に破産手続開始の申立てを行い、同日午後3 時00分、東京地方裁判所において、破産手続開始決定を受け、当職が破産管財人 に選任されました(事件番号:東京地方裁判所平成20年(フ)第17521号)。」 ふーん、この社長は在日の方なんだね。そしてウィキペディアによれば、「リプラス」のビジネスモデルは次のようです。「滞納家賃保証については全国各地の不賃借人に要求された連帯保証人をリプラスが家賃保証という形で代替するほか賃借人との様々な交渉など不動産管理会社の業務を代行」 →つまり、「連帯保証人を請け負う代わりに、保証料を受け取る」というビジネスモデルが成功したということか。 ※そういえば在日企業って税金は平等なんだろうか?ましてや北に送金してたりして?? ところがこの「リプラス」の破産を受けて、生活困窮者を支援するNPO法人「自立生活サポートセンター・もやい(事務局長:湯浅誠)」がダメージを受けたようです。どうもそのつながりとは、運営費の約4割がリプラスからの収入だったようなのです。つまり、このNPO法人にとってリプラスとはスポンサーだったわけですね。リプラスが企業の社会的貢献(CSR)として、このNPO法人に協力を申し出て、運営費として年間約1300万円を寄付していました。加えてもやいが紹介した約350世帯の家賃6カ月分を保証していました。 そうか、、、つまり、 『もやいが客をあっせんする見返りとして、リプラスが寄付をした』 ということですね。・・・ふーん。そして1300万円が4割なら、運営資金の総額は3250万円 これは、もやいのURLです。 http://www.moyai.net/modules/m1/index.php?id=1&tmid=7 うまいビジネスサイクルが回ってたんですね。それに、何かきな臭い気がするなぁ。。。 先日、日テレでの派遣切りに関する番組を見て、初めて湯浅という人物の顔と声を知りました。人を第一印象で判断してはいけないです。ただ、自分の感覚は大事にしたいですね。先日のブログにも書きましたが、派遣切りにあっている現状だけを訴え、包括的なアプローチをしないなぁ、そして他の意見をシャットアウトする人だな、という感想をその時に持ちました(その時は派遣切りにあった人たちのために頑張っている人なんだな、という少なくとも好意的な目で最初は見てたんですが、話を聞いていて段々嫌になってきました)。 結局、下記にあるような、派遣村の実態について語られなかったし、仮にその話題になったとしても、今度は「ホームレス」にターゲットを変えるのかもしれない。そもそもNPO法人で普通に活動する人が、”年越し派遣村”と称して意図的に(政治的意図を本人認める)厚生労働省の前の日比谷公園を選択しないんじゃない? 村民354人から聞き取った集計: ・年齢層・・・30代(25%)、40代(30%)、50代以上(35%) ・性別・・・男性(96%) ・事情・・・景況悪化を理由に解雇された派遣従業員は日雇いも含め、全体の40%(130人)。9%(33人)は従来からの路上生活者 自分の感覚では、「純粋な気持ち以外のもの」をどうしても感じる…。 そもそも厚生労働省の施設を使うことは税金使用に値するし、派遣村以外とのあまりに極端な扱いの差、そしてそれと同等なことを全国でやった場合の税金など資金源の無視、更には、何故か(派遣切り以外の人も含めて)生活保護。しまいには、生活困窮しているのに、職業選択の自由の要求。なんだ、そりゃ。 日テレの番組内でVTR中に紹介されていた、農業に職を変えた人のコメントでは、「仕事がしたい」それだけだった。なので技術も何もないが、OJTで学びながら頑張っていた。これに対し湯浅氏などは、「一定期間職業訓練させて」だそうだ。おい、本当かよ…こいつ。どこの会社だって、新入社員だって、入社後の職業訓練なんてやらんだろう。バイトだってねーよそんなもん。それに、仕事にゃキャパシティがあるんだから、誰だってなれるわけないし、そこは間違いなく競争だろう。そして競争にあぶれたら、その職はあきらめるしかないし、不景気でキャパが小さくなっても脱落するしかない。職を変えざるを得ない。わかりきったことじゃないか。ちょっとこの人の思考回路、フツーじゃねぇな。元ソニーの出井さん、もっと言えばよかったのに。金美齢さんも。あれはカットされてたのだろうかと思いたくなるくらい、発言量が少なかった(と、感じた)。 何でもかんでも救済、何でもかんでも要求認めろって、資本主義的考えじゃないし、共産主義っぽい(昨日のブログではないけれど、こういうのは確実に左翼っていっていいんだろうな)。これは野党にも通じるところがあるけれど。IT産業や電気産業だって、分野によっては縮小してるんだから、その分野はあきらめざるを得ないだろう。それが嫌なら、少なくとも”派遣”にならないようにしてこなきゃいけなかったんじゃないのか?こんなこと認めたら、”売れないお笑い芸人、面白くないけど食ってけるようにしろ!”とか、”画家になりたいやつ、下手で食ってけないけど何とかしろ!”っていっていること何が違うんだよ! それを、「農業やりたくない」「介護やりたくない」と言い放ち、「職業選択の自由」を訴える。救いようがないな。先ず”仕事くれ!”だろ。そして”衣食住を何とかする”。最後に”職業かえよっかな”だろうが。これはどのTV番組だったか忘れたけど、事業に失敗して妻子とも離婚し夜逃げした人が、なんでもいいから仕事にありつけて、”働くことのありがたさ””地に落ちた自分を無償で支えてくれる人のありがたさ”を知り、”(逃げて迷惑かけた人に)いつか報いたい”と言っていました。ここに真実があると思うし、”働けることのありがたさ”をとかく忘れがち(仕事行きたくねーなーとか。但し、怠けるのとメンタル的に追い詰められているのは全然別次元だけれど)な自分を戒めてくれる言葉です。 しかし、プロパガンダのおかげで「派遣切りを救済しろ」という風が吹いているんだから、湯浅氏にとっては願ったりなんだろう。しかしこのNPO法人、リプラスを失って、まさか派遣村で穴埋めしてないだろうな?約4300万円も支援金集まったんだから。派遣村以外に使うんじゃねーぞ! そういえば、派遣村に集まった募金の収支報告書、サイトに掲載されているのかな。ぱっと見たところないけど。普通、これだけ騒がれたら、新着メッセージのところに定期的に掲載するはずだけどね。サイト内検索で「収支」ではヒットなしだったから、もう探すのやめたけど。 おっと、派遣村では4300万円、もやいの運転資金は3250万円。差額は1050万円か。派遣村に使ったのはこの程度だったり? しっかし、あーあ。だったら「作家になりたいけど、食ってけるかわからないから何とかしろー!」って言ってみたいもんだな。誰だって好きな仕事をやっているわけじゃないのにさ。 よろしくねがいします。人気ブログランキングへ --- ブログ主は国籍法改悪・人権擁護(言論弾圧)法案・外国人参政権・1000万人移民・共謀罪・主権移譲に反対しています。 |
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