東海道新幹線から500系電車は2/28の上りのぞみ6号と、
折り返し下りのぞみ29号をもって運用が終了するのです。
せっかくなので見るついでに乗りに行こう。直前でも指定席は余裕。
8両短編成化されたV編成はグリーン車をもたないので、
グリーン車としての営業運転も最終日となるためか禁煙のグリーン車は満席。
のぞみ6号 東京行き。
新横浜を11時55分に出発し東京には12時13分に着く。
自由席だと特定特急券になり830円だが、指定席は2,390円。
勿体無い気も若干するが自由席では列車名が
きっぷに出ないのでやはり指定席にしたい。
11時53分、特に遅れもなく入線。
副本線となる1番線側に到着。
かつては新横浜を通過する電車があったため本線側の2番線には
ホームドアが設置されるが1番線側はホーム柵のみが設置される。
撮影しやすさから言うと2番線の方が良かったのかもしれない。
手前の親子連れと比較しても非常に尖っているのが分かる。
車両上側も窄まっていて全体が1本の筒のよう。
LED表示器・プラグドアも段差にならないよう曲面状になっている。
座席位置は14号車。
なお窓側A席E席は完売。ならば移動しやすいようにと通路側C席を確保しておいた。
車掌はやってくる気配すらない。このまま検札は無しだろう。
進行方向東京よりには8色カラープラズマ表示器が設置される。
ということはこれ500系量産先行車、W1編成か。
ちょうどこの日はチリで発生した地震の影響により
津波警報が出されていた。こんな反転表示もできるのか。
いつの間にか品川を出発し東京。
この表示器に「東京」を出すのもこれで最後。
「のぞみ 東京/NOZOMI TOKYO」
なお、JR東海は「ぞ」のフォントに特徴があるが、
これはJR西日本車なので普通。
10号車付近。
博多側1号車はおそらく凄まじい混雑なのだろう。
罵声、三脚、フラッシュ……いつもの光景だろう。
近づきたくもない。
ホーム中央からでも端の混雑の様子が伺える。
ホーム上設置の列車監視モニタITVで到着と反対側の
ホームの様子を見ることができた。
反対側でこれだから到着側はもっと酷いことだろう。
こんなところは一刻も早く脱出だ。
車内整備でドアが閉まるより早く、在来線で有楽町まで引き返す。
あいにくの雨模様であったが有楽町駅前は既に一眼レフから
コンパクトデジカメ、携帯カメラを問わず
多数の撮影者が集まっていた。
12時31分、時間通りに通過。
通過の際に都心部では非常に珍しくタイフォンを鳴らして行った。
ありがとー!!!!!と叫ぶBAKAもおらず特に混乱も無し。
もう駅ではまともな写真が撮れない時代なのだろうか。
東京フォーラムと新幹線。
もっと良い写真を見たい人はうまい人が撮ったものを探してください。
読売会館。この光景も最後。