今月1日、福岡市博多区の上川端商店街でおきた11店舗が焼失するなどした火災で、復興に役立ててもらおうと、きょう募金箱が設置されました。

また、被災した一部の店舗では、営業の再開に向けた修復工事が本格的に始まっています。

募金箱は、商店街のアーケードの中にある上川端商店街振興組合の事務所の前に設置されました。

募金は、全額被災した店舗の修復費用に充てられる予定です。

一方、被災した店舗のうち、消火活動の放水で店舗内が水浸しになるなどの被害が出たラーメン店では、来週月曜日の営業再開を目指し、壁や天井などを張り替える内装工事が本格的に始まっています。

商店街振興組合によりますと、これまでにおよそ200万円の義援金が寄せられているということですが、焼失した9店舗の具体的な復興計画はまだ決まっていないということです。