将来の天皇陛下 悠仁さま お茶の水女子大付属幼稚園進学で茫然自失
セレブの憧れ学習院の没落
(週刊朝日 2009年12月18日号配信掲載) 2009年12月9日(水)配信
「秋篠宮家の財布である皇族費は年間約5500万円で、膨らむ交際費や人件費などを考えると、家計はけっして楽ではない。悠仁さまが国立の幼稚園に進学するのは、経済的な側面もあるのでは」(宮内庁OB)
そんな副次的メリットもあるのだ。
お茶の水では、男子生徒も中学校まで在籍できる。
「中学校をどうされるかはわかりませんが、せっかくできたお友達と別れさせるのもかわいそうですから、少なくとも小学校まではお茶の水に在籍するお考えのようです」(宮内庁幹部)
となると、人格形成にとって最も重要とされる幼児期から児童期にかけた9年間を、学習院ではなくお茶の水で過ごすことになるわけだ。
皇室の歴史からすれば、これは改革の域を超えた革命的事態と言えるだろう。
他方、「将来の天皇陛下」に見限られたかたちとなった学習院のダメージは深刻だ。
ただでさえ、昨今は学習院のイメージを悪化させる「事件」が相次いでいる。
00年に前学習院女子中・高等科科長(当時)が失踪し、後に、埼玉県の山中で白骨化した遺体が発見された。先物取引の借金を苦にした自殺ではないかと報じられた。
早稲田大学のサークル「スーパーフリー」のメンバーによる集団強姦事件でも、03年に学習院大1年生が逮捕され、懲役6年の判決が確定した。
眞子さまと佳子さまの授業も担当した学習院女子中・高等科の若手男性教諭が教え子を「強姦」した容疑で、警視庁が今年8月に学校を強制捜査したことは、本誌がスクープした。
また、学習院OBの麻生太郎氏が首相だった昨年11月、母校で開かれた日中青少年友好交流年の閉幕式に出席し、
「ちょうど半年前の今日、四川省で発生した大震災、『みぞうゆう』の自然災害というものを乗り越えて……」
と「未曽有」を誤読し、支持率低下の引き金を引いたことは記憶に新しい。
セレブの憧れた学習院ブランドも、すっかりくすんでしまった感がある。
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