創刊90周年:韓国に対する好感度に温度差=本紙調査

ロシア・中国で50%台と高く、イタリア・ドイツは低い

 本紙が創刊90周年を迎えるに当たって実施した「韓国のイメージに対する国際調査」で、調査対象国の主要8カ国(G8)国家および中国のうち、韓国について最も良い印象を持っている国はロシアで、次いで中国という結果が出た。

 「韓国に対する好感度」を問う質問で、ロシア(57.5%)と中国(53.9%)は1、2位となり、「韓国との関係は良好」という評価も、ロシア(86.6%)と中国(75.5%)が最上位圏だった。国家イメージだけでなく、これらの国では韓国製品に対する使用経験率もそれぞれ93.1%、84.4%で1、2位を占めた。韓国製品の品質に対する肯定的評価も、やはりロシア(93.1%)と中国(92.2%)で最も高かった。

 韓国ギャラップのホ・ジンジェ理事は、「社会主義系の国家として、過去に韓国の敵国だったロシアと中国が、最近になって韓国の経済的成果を高く評価している。携帯電話や家電製品、自動車分野での韓国製品のシェアが急速に伸びたことで、全般的に韓国のイメージも良くなったとみられる」と話した。それに比べ、イタリアやドイツでは、韓国に対する好感度や国家関係についての評価が相対的に低かった。「近くて遠い」日本は、韓国に対する好感度がロシアと中国に次いで3番目に高かったが、韓国との「国家関係」については、「良くない」(42.9%)という否定的な評価が、調査対象国の中で最も高かった。

辛殷珍(シン・ウンジン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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