母と子の幼児教室。
右脳教育の第一人者・七田 眞の教育法で、子育てをいっしょに楽しく。
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▼良い早期教育と間違った早期教育がある

 早期教育には良い早期教育と間違った早期教育があります。
間違った早期教育はよくメディアで批判されます。

 間違った早期教育をしないようにしましょう。メディアは良い早期教育も間違った早期教育もごっちゃにして、早期教育は悪いと決めつけています。それを見聞きした読者や視聴者は、早期教育そのものを悪いという印象で受けとめてしまいますが、早期教育は本当に悪いのでしょうか。それとも大切なのでしょうか。

 ここから話を始めないといけないと思います。


▼大脳生理学者たちが揃って早期教育の大切さを訴えている

  1981年、ヒューベルとウィーゼルは2つの重要な発見を評価されてノーベル生理学・医学賞をもらいました。その2つとは、

 ・感覚から受け取った経験が脳細胞に仕事を教えるのに重要な役割りを果たしている。
 ・幼児期を過ぎてしまうとこの作業を学習する機会は失われてしまう。

  現在ロックフェラー大学の学長であるウィーゼルは次のように語っています。
「これは非常に重要な洞察だ。誕生から少年時代までの間は特に大切な期間なのである。この間に、子どもは視覚、聴覚、言語など刺激の多い環境で生活を送らなくてはならない。なぜなら、その後の人生で成長していくための基礎がここで築かれるからである。」


 ここにまた、ハーバード大学アールス教授の言葉があります。
「幼児期を過ぎると脳は不可逆状態になる。人生の始まりに脳の形成過程があり、この時期が終わると作業はほぼ終了する。2、3、4歳のころに基礎工事に当たる部分はほぼ完了し、その後、脳が改造されることはない。」

 このように、幼児期の教育が大切なことは、大脳生理学者によって共通していわれていることです。

 全米健康研究所のフレデリック・グッドウィルは次のように述べています。
「子どもにもっと投資すべきである。私たちは幼児より年配者に1人あたり7倍もの金を使っている。しかし以前に比べ、脳の可塑性についてはっきり理解されるようになり、膨大な資金が浪費されていることが明らかになった。
最近の研究から適切な刺激を与えれば、脳の機能に次のよな変化が現れることが証明された。
言語…母親からよく言葉をかけられている子どもはほとんど話しかけられない子どもより、言語能力が発達している場合が多い。
教育…外国語、数学、音楽などを学習するのに最も適切な時期は1歳から12歳までである。しかし現実には、この年齢は息抜きの時間で遊びの時間に当てられている。」


 脳の可塑性を理解する道を切り開く研究をした神経生理学者ピーター・ハッテンロッシャーは、
「子どもの思考力、知識獲得力を向上させたいと思うのなら、幼年時代が特に重要な時期である。」
と言っています。

 このように脳の研究をした大脳生理学者や神経生理学者が、口をそろえて幼児期の学習、つまり早期教育の大切さを訴えているのです。


▼日本では正しい情報が遅れる

 1950年代はブラックボックスであった脳の研究が、大脳生理学者たちの手によって始められ、1960年から1970年にかけて、個人の受けた経験が脳の形成に影響を与えることが知られるようになり、人々は大きいショックを受けました。

 それまでは脳は内から独りでに成長するものと思われていたからです。科学者たちがこの新しい考えに確信を抱くようになるのには、かなりの歳月がかかりました。この事実を最初に探求したのはハーバード大学の教授デビット・ヒューベルトと同じくハーバード大学教授のトールセン・ウィーゼルです。その栄誉に対してノーベル賞が与えられました。
「人生の始まりが最も大切な学習の時期で、この期間に脳はごく簡単に構造を変えていく。誕生から12歳の発育期、特に生後3年の決定的に重要な時期は、この窓が最も大きく開かれ、脳は環境からいちばん貪欲に学び、思考、言語、視覚、態度、能力などの特徴の基礎が固まっていく。この時期が過ぎた後は窓は閉じてしまい、脳の基礎工事はほぼ完了する。」

 大脳生理学者たちは共通してこういう結論に達したのです。

 大脳生理学者たちのこういう言葉を拾えばきりがありません。その様子は『脳科学探検』(ロナルド・コチュラック著/日本能率協会マネジメントセンター)を読めば詳しくわかります。日本ではこういう情報が正しく伝わっていないことが、早期教育の批判の間違った根拠にされています。ノーベル賞受賞者が早期教育の大切さを言っているのに、それさえ伝わっていないのです。


▼でもバランス感覚が大切


 では、このような事実があるのに、なぜ早期教育が非難されるのでしょう。それは親、または教育に携わる教育者たちが、ただ知的な教育だけに目を向けて、バランスを欠いた教育をするためです。

 脳への刺激は偏った刺激だけではダメなのです。小さな赤ちゃんに大切なのは「愛情かけて、手をかけて、言葉をかけて、ほめて育てる」という基本的な態度です。子どもの心の発達にいつも目を向けて育てることが大切なのです。

 ところが間違った解釈をして、愛情をかけることや言葉をかけること、手をかけることの大切さを忘れ、ただ機械的なカードフラッシュをしたり、テレビやビデオ、テープなどの機械に頼った知的教育だけを行うと、子どもがおかしく育ってしまいます。

 七田式教育では全人格教育を目指しており、根本に心の教育があり、しつけ、食育、体育、感覚教育すべてにわたってバランスの教育をご指導しており、特に類を見ない右脳教育を取り入れ、しかも右脳と左脳のバランス教育を唱えています。

 そういった事情を知らない人たちが、ろくに七田式教育を知らないで批判しているのです。 「この園を見る限り早期教育の弊害はないように見える」と評される大阪のパドマ幼稚園は、七田の指導でバランス教育を取り入れた園なのです。

 ここの秋田光茂園長先生は、次のように言いわれています。
「大切なのは、まず体と感情を、最後に言葉をバランスよく伸ばすこと。教えるという構えでやらないこと。成果を期待してプレッシャーを子どもにかけないこと。そうすれば、子どもの能力や意欲は伸び、生活習慣も身につく。すべての早期教育悪論はおかしい。」
秋田園長先生と私の言うことはまったく同じです。


▼脳に障害を持った子どもたちや、知的に遅れた子どもたちが
 七田の教育で救われている


 最近は言葉の出ない子どもたち、知的に障害がある子どもたちが増えています。

 そうした子どもたちが七田の教育で多数救われているのです。

 自閉症は治らないと一般に信じられています。でも七田式教室では、自閉症がすっかりよくなって、「これは稀なケースだ」とか、「自閉症の子どもたちの期待の星だね」と言われたりするケースがあちこちであります。

  最後に、七田式教育を批判する文章を読んで書いてくださったお母さんのレポートを紹介します。

▼「七田式に通って」 Y・Gさん 娘Mちゃん(1歳8か月)

 初めて七田式の教室に通ったのは、娘が5か月の時です。七田先生の『赤ちゃんは算数の天才!』という本を書店で目にし、興味を持ったのは、娘がまだ私のお腹にいた時でした。以前、大脳生理学に興味を持ち、140億の細胞を持って生まれてくるのに、そのうちの20億しか活用されていない、どうしたらそれを、70億、80億にもって行けるか、などと難しいことを考えていたものでした。

 しかしこれは、右脳の使い方にあったんだと今、子どもを持って思えるのです。1歳半くらいから、娘はよくしゃべるようになりました。不思議なくらい、教えなかった言葉すら言うようになりました。「あっついねェー」と暑いときに、「おもいねェー」と重い荷物を持ったときに、そして、「これいいねェー」と私がデパートで何か見ているときに。私は「今、何て言ったの、もう1回聞かせて!」と耳を疑ったこともあります。そういえば、七田の教室では、言葉のシャワーをあび、家では私がフラッシュカード、主に単語ですが、毎日毎日料理の合間に、1秒間隔で見せていました。今では50音カードを「あったー」と言って取ります。

 父親がアメリカ人ですが、それほどよく娘と話す方ではないのですが、"How old are you?"と聞くと、"One."と返したり、"What's your name?"と聞かれ、"M."と答えたりします。また、“Where is daddy?”(お父ちゃんはどこ?)と聞くと、「オフィス」とちゃんと理解して答えているようです。

 七田の教育は言葉のみならず、音、計算、音感、運動神経とすべての大脳の働きに刺激を与え、トータルな良い環境を提供してくれる遊びの広場だと思っています。特に先生方の心のこもった手作りの教材、そして先生方の熱意も感じられ、さらに子どもの心理ご担当の先生もいらっしゃり、よくアドバイスしていただいたことにも感謝しております。

 時々、早期教育についての批判を専門家がしていて、議論もた度々目にしますが、私は早期教育大いに結構、大賛成です。今だからできるのです。何も知らない2歳半?までが大事、3歳になったら親の顔色を見ます。そして特に私は言葉に関して申しますと、大人の24倍の吸収力を持った今こそ、どんどん入れてやるべきだと思います。そして物を触ったり、聞いたり、五感をフルに使い、神経回路を作ってやること、まさに七田で行っていることはこの五感をフルに使っています。体を動かすことは知能の発達を促すし、1か月4回、繰り返し繰り返しリズムリズムで教えることは、幼児に興味を持たせる最良の方法だと思います。時には大人でもすごく難しい漢字など出てきますが、難しい、やさしいという大人の判断は子どもには通用しないんだなぁーとも実感いたしました。

 子どもに、この道を行きなさいと最初からレールを敷くのはよくないと思いますが、汽車が走って行けるレールに乗せてやるのは親の責任で、そこから脱線しそうになったら軌道修正してやるのも親の責任だと思います。 七田に通って本当によかったというのが今の気持ち、これからもよろしくお願いいたします。

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