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米空軍、F35導入は2015年に 計画より2年遅れ

  • 2010年03月03日 19:03 発信地:ワシントンD.C./米国
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仏パリ(Paris)郊外のルブルジェ(Le Bourget)で、第48回パリ国際航空ショー(Paris International Air Show)開幕を前に会場に準備された次世代戦闘機F35の模型(2009年6月13日撮影)。(c)AFP/ERIC PIERMONT

【3月3日 AFP】米空軍は2日、次世代ステルス戦闘機「F35F-35 Joint Strike FighterJSF)」の導入が計画より2年遅れると発表した。

 米空軍の最高責任者で文民のマイケル・ドンリー(Michael Donley)長官は記者団に、2013年に予定されていたF35の導入開始は2015年末以降になると述べた。

 ロバート・ゲーツ(Robert Gates)米国防長官は1か月前、F35開発計画の責任者を解任し、F35を開発する米航空宇宙器機大手ロッキード・マーチン(Lockheed Martin)に対し、相次ぐ予算超過や遅延を理由に、開発費6億1400万ドル(約544億円)の支出を凍結すると発表していた。

 ドンリー長官は、国防総省がロッキードに対し開発を急ぎコストを抑制するよう促していると述べた。

 米政府は費用のかさむステルス戦闘機「F22ラプター(F-22 Raptor)」の開発計画を中止させており、多くの国々もこのF35の導入を予定していた。国防総省は今後25年間でF35約2500機の調達を計画しており、総額で推計3000億ドル(約27兆円)に上る。(c)AFP
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