朝鮮高級学校の保護者や支援者らが開いた緊急集会=4日午後、大阪市東成区 朝鮮学校「適用除外新たな差別」 関係者が緊急集会政府が高校授業料の実質無償化から朝鮮学校を除外することを検討していることを受けて、大阪朝鮮高級学校の保護者や支援者ら約500人が4日、大阪市内で緊急集会を開き「適用除外は新たな差別だ」と訴えた。 同校の玄完植教務部長は「学校、教育の問題を政治問題にすり替えないでほしい」と主張。大阪朝鮮学園の辛正学理事長は「意図的な適用除外は憲法に反する人権侵害だ」、日本人支援者も「朝鮮学校は多文化共生を学べる素晴らしい場所だ。(適用除外は)同じ日本人として情けない」と訴えた。 同校関係者は10日に文部科学省を訪問し、授業料実質無償化の適用を訴える予定。 【共同通信】
|