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2010年3月4日(木) 19:20 |
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サラリーマンからうどん店へ転職
丸亀高等技術学校のさぬきうどん科の卒業生の一人がまもなくうどん店を開業します。 開業資金を極力抑えて夢の実現です。
「うどん」と書かれた新しい看板がひときわ目立ちます。 観音寺市内のこの店舗でうどん店を開くのが、丸亀高等技術学校のさぬきうどん科を昨年10月に卒業した安藤さんです。 安藤さんは3月8日の開店に向けて最後の調整に追われています。 安藤さんは21年間勤務してきた製造関係の会社を昨年6月に早期退職し、憧れだったうどん店の開業を目指して昨年7月、丸亀高等技術学校のさぬきうどん科に入校しました。 さぬきうどん科は材料費と制服代以外は授業料が無料です。 安藤さんは3ヶ月間にわたり、麺の打ち方から経営までを学びました。 今年1月、安藤さんは以前、居酒屋だった店舗を借りました。 2月から改装を始め、1週間かけて店内の壁紙の張替えを全て一人で行いました。 また、店舗に残されていた冷蔵庫やコンロはそのまま使うことで、新たに購入する費用を節約しました。 その結果、開業資金は約120万円と、通常の10分の1に押さえることが出来たといいます。 安藤さんは太めのうどんで勝負します。 安藤さんのうどん店は、いよいよ来週月曜日に開業します。 さぬきうどん科の卒業生がまた、一人夢を実現させようとしています。
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