うわぶのうわごと日記

午後からサッカーの千葉ダービー、千葉銀カップ・ジェフ対柏レイソルの試合がフクアリでありました。プレシーズンマッチですが、いよいよ今シーズンの幕開けも近づいたことを感じさせ、スタジアムもワクワク感が漂っていました。
　
　今シーズンは初のJ２で戦うのですが、やはりシーズンが始まるのは嬉しいですね。何年ぶりかでジェフに戻ってきた選手も、違和感なくチームの一員として活躍。最後はPK戦で勝利しました。
　

議会開会日でした。開会前に議場でスポーツ表彰がありました。今回は障がい者の方が多くいらっしゃいましたが、みなさんにとってスポーツは大きな力になっていることでしょう。

　２２年度の第１回議会ということで市長から所信表明（市長あいさつ）がありました。平成１５年の就任時に２期８年を公約されていましたので、来年度が最終ということになり３期目は？ということが注目されるところですが・・・。

　今日の「市長あいさつ」に「２２年度以降も・・・全職員の先頭にたち・・・」「五井駅東口整備構想区域における先導的なプロジェクトは、是非ともやり遂げなくてはならない・・・」という言葉が述べられています。そのへんに意味があるのでは・・・というのは深読みでしょうか。まあ、そのあたりのことは今回の議会で少しは話題になるかもしれません。

今日も朝から雪がちらちら。気温も低いです。家で質問原稿に取り組んでいました。問題先送りの癖で、ついつい後回しにしてきましたが、後がないところまで来ましたので観念しています。
　それでも合間にオリンピックも楽しみました。スノーボード男子ハーフパイプはなかなか面白かった・・・。話題を巻き起こした國母選手の活躍もよかったですね。

　千葉日報にまた椎津新田の残土処分場の記事が出ました。議会への陳情、市長への要望書のことです。記者さんも頑張って取材をしてくれています。昨晩、事業者が陳情書に署名をした地権者の方のところに来て、あらためて説明会をさせてくれと言ってきたとのことです。陳情書へ署名をした方の名簿はどうしてわかったのでしょう。

　

朝一番（９時から）で会派への議案説明を受けました。議案の数は予算を除くとそれほど多くはないのですが、年度末ということで計画書素案の説明なども加わって、長時間にわたりました。質問も少なくしたつもりでしたが結局、終了したのは午後１時近くになってしまいました。

　計画の素案としては第５次行政改革大綱、住生活基本計画、食育推進計画、汚水処理整備構想見直しです。また説明はありませんでしたが、先日、交通マスタープランも配布されました。・・・ということで重要な計画が目白押しです。
　パブリックコメントを求めています。（終了のところもありますが）是非応募を。

　このように次々と出される計画に正直、自分自身もきちんと理解し意見を言っていくのは、なかなか大変です。P・D・Cサイクルの中で事業仕分け的にチェック、見直しをかけて行くことが必要と思うのですが・・・。

（写真は議会質問で使おうかなと思っている、残土処分場の写真。事務局さんが作成してくれました。視覚に訴えることも必要ですからね。）

　寒い日が続くと「春よ来い！早く来い！」という気持ちになります。椎津新田の地元の方が県にも陳情を出されるということで、いろいろ打ち合わせにお見えになりました。

　地権者の方もいらっしゃいますが、当時の土地の賃借の状況を聞くと、途中で事業者が変わっても説明をきちんとしていないなど、納得できない部分もかなりあります。記者の方からもまた問い合わせがあり、記事になるかもしれません。

今日も氷雨が降る寒い一日でした。午前中は質問のための聞き取り。聞き取り先は市原市だけでなく、今日は浦安市の子どもセンターに電話をかけていろいろお聞きしました。

　昨年１０月に訪問していますがそのときもわかりやすい資料をいただき、今日も電話に所長さんが出てくださって、大変明確に質問に答えてくださいました。いろいろ参考になることがあって助かりました。

　午後から県ネットで「まちづくり部会」の勉強会がありました。テーマは「居住権」についてです。住生活基本法ができて、市原市においても基本計画が策定されています。

　この法律は「住宅の量は充足したので質を上げて住環境のアップを」ということだったと思います。しかし現状は経済危機が引き金になり、住居を確保できない人たちが急激に増えているという現実があります。そして住宅問題において、むしろこの問題の方がずっと深刻で急を要しているわけです。

　官から民への流れのなかで、公が進めてきた住宅政策も打ち止め、減少傾向です。ほんとうにそれでよいのか・・・というようなことを今日は学びました。

　

　

残土の現場から戻ってあわただしく着替えてネットの総会へ。１時から総会ですが、総会の持ち時間は１時間、後の２時間が講演会と、こちらもなかなか厳しい時間配分です。

　生憎の悪天候でしたが、３０名を超える（正確に数えてませんが・・）方が足を運んでくださいました。ほんとうにありがとうございました。

　駆け足総会の後は「いちはら福祉ネット」の大戸優子さんに、地域の相談センターとして活動されているお話をしていただきました。

　何か問題がおきたときまずは「相談」できるところが一番必要です。地域の助っ人として、コーディネーターとして大車輪で活動していらっしゃる、大戸さんたち「中核」のことを、皆さんにも知っていただいたのが大きな収穫でした。

朝から霙も混じる寒い天候です。春になる前の足踏みでしょうか。今回の質問で取り上げようと思う残土処分場を一度見ておかなければということで、ネットの井上さんの道案内で袖ヶ浦、木更津との境にある、柏土木が行っている残土処分場を見に行きました。（ネットの何人かは先日行って来ています。）

　山は雪になっていました。音信山（おとずれやま）林道を走ると一部を除いて両側はほとんど、残土か産廃の捨て場になったと思われる箇所が続きます。
　以前、地質学の楡井先生が「もう市原市はあらゆるところがやられてしまって、ズタズタだよ！」とおっしゃっていたことが、よくわかります。

　目的地について中の様子をみました。違反行為のために搬入禁止になっているはずですが、どうも怪しい・・・。入り口に市原市が張った「搬入禁止・・・」の張り紙が張られてはいましたが・・・。

　今回の椎津新田大橋の件もそうですが、市民の暮らしに直結する環境問題をどのように守っていくか。法律とともに行政の責任は大きいと思います。産廃や残土は人間の暮らしから生み出されるもので、ある程度の受け入れは仕方がありませんが、千葉県、そして市原市になぜこんなに捨てられるのを拒めないのか。

　法律や条令の改正を含めて、環境や市民の暮らしを守るという断固たる行政の姿勢も求められます。

　

市長面談や陳情・要望書の書類等の打ち合わせで時間があっという間に過ぎて、１時からは議員への全員説明会がありました。２２年度予算、２１年度３月補正予算についてです。

　来年度予算の特徴的なこと・・・市税が前年度より３２億円の減、国県からの各種交付金も６億円の減で、一般財源が３８億円、６・８％減と大変厳しい予算編成です。

　国の「子ども手当」が創設され、その経費は約４９億８千万円です。一方「児童手当」約１５億７千万円が減額され、差額３３億８千万円が増額になります。（地方は児童手当分を負担？と思うのですが）

　どちらにしても国と同じで市原市も財政状況は厳しくなっています。３月は予算審議が行われますが、何にお金を使うのか・・・市民の選択も迫られる時代になってきました。

朝、椎津新田大橋のことで地元の方が市長に面談をし要望書を提出されるとのことで、急遽、同席することになり市長室へ行きました。

　１０時から３０数分間、みなさんのお気持ちを要望を話されました。市長からは「法的にクリアできていれば拒むことができない・・・」というようなことが話されましたが、今後の決断に是非期待したいものです。

　午後から市議会への陳情書の提出と、各会派へも書類を渡したりされていました。ここ短期間に、地元の方のかなりの方の署名も集められ今日の要望、陳情になったわけです。
　それにしても悔しいというか残念なのは、計画が地元にも知られてくるのは、いつも許可がもう間近になってからというケースばかり。地元説明もしていますというけれど、余程気をつけて関心を持っていないと見過ごしてしまうわけです。（あるいは役員とか一部の人どまり）

　休耕田が広がり今後も残土にねらわれるケースは多くなるはずです。地権者や地元の方にちゃんと情報が伝わる方法が必要です。また条例を改正し住民同意を加えることの必要性もますます実感しています。

（４階ロビーで市長と・・・顔はニコニコでしたが・・・）