「60億分の1」をアピールする青木真也(右)と笹原圭一・DREAMイベントプロデューサー=東京・北新宿のDEEPオフィシャルジム
「ストライクフォース」(4月17日、ナッシュビル)
DREAMライト級王者・青木真也(26)が、4月17日(日本時間18日)午後9時から米地上波TV3大ネットワークの1つCBSで生中継されるストライクフォース(SF)のナッシュビル大会で全米デビューを飾ることが3日、都内で発表された。ギルバート・メレンデス(27)のSF同級王座に挑戦する。
ヒョードル‐ロジャース戦がメーンだった昨年11月のCBS生中継は、404万人が視聴。インターネットでの全世界中継を合わせれば950万人が視聴した。日本人では初登場となるが、抜てきではない。海外での青木の評価はUFC同級王者BJペンに匹敵する世界最強レベル。SFのスコット・コーカーCEOは昨年8月のDREAMとの提携後、ラブコールを送り続けていた。
青木は「いまアメリカのマーケットで太刀打ちできるのは僕しかいない。DREAMのチャンピオンが世界一ということをパッとやってパッと決めて証明したい」と豪語。DREAMはリングでヒジなし、SFは金網でヒジありという違いはあるが、青木は「僕の技術体系の中ではそこまで違いはない」と、適応に自信を見せた。
青木はかつて在籍したPRIDEのキャッチコピーを引いて「60億分の1ってのを見せてやろうと思う」ときっぱり。「次に会うときはベルトを持って会いましょう!」と、笑顔で約束した。
(2010年3月3日)