眞鍋に笑顔が戻った。
この日、白いフリル付きの衣装で復帰した眞鍋は、司会の小倉智昭キャスター(62)から「かをりちゃん、お久しぶり」と声をかけられ、「お久しぶりです! よろしくお願いします」と元気にあいさつ。
騒動には触れなかったが、先月27日に起こったチリの大地震に「日本はすごく(地震に対する)ノウハウがある。そういうのをどんどん海外に教えていくといい」とコメント。その後も郵便不正公判や大型連休の地域分散化案に対し自分の意見をハキハキ答えるなど、コメンテーターとしての実力を見せつけた。
眞鍋は、元事務所の脱税事件で家宅捜索を受けるなど、巻き込まれたことなどから、10月8日以降、「とくダネ!」を一時降板。日本テレビ系「おもいッきりDON!」も12月28日以降出演を控え、かつて“女王”と称されたブログも1月12日から更新されていない。先月6日のブライダルイベントもキャンセルしていた。
その理由となった、事務所との契約解除を係争中にもかかわらずの復帰決意。大学生時代にアナウンサーを志し、現在キャスターをめざしているといわれる眞鍋は、特に「とくダネ!」への思いが強かったようだ。
現在の業務窓口を務める番組制作会社「イースト」は「局と相談した結果、スケジュールも合ったので決めました。『とくダネ!』には来週以降も出演する予定です」と同番組のレギュラー復帰を明言。ほかの番組については「順次相談しながら」としている。
奇しくも、5日、元所属事務所社長(45)の脱税事件の判決公判が東京地裁で開かれる。番組では吹っ切れた表情を見せた眞鍋。自身の裁判は弁護士に任せ、これからも笑顔を見せてくれそうだ。