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天下無敵の痛快エンターテインメント、ついに銀幕へ!『劇場版 銀魂 新訳 紅桜編』公開アフレコ&メインキャストインタビュー! [03月01日]
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原作コミック売上、累計3000万部、週刊少年ジャンプ」で連載されているにも関わらず、女子中高生の間でも話題沸騰。「笑いのセンスがある漫画投票」ではダントツ1位。
アニメもテレビ東京にて4年間にわたり放送されてきた『銀魂』が、ついに『劇場版 銀魂 新訳紅桜編』となって2010年4月24日、全国銀幕デビューを果たす。
そんな本作の公開アフレコが都内にて行われたので、その模様とともに、主演キャストのコメントをお届けしよう。
公開アフレコに参加したのは坂田銀時役の杉田智和さん、神楽役の釘宮理恵さん、志村新八役の阪口大助さん、桂小五郎役の石田彰さん、そして高杉晋助役の子安武人さん。
公開アフレコを行ったシーンは万事屋にて銀時たちがエリザベスを迎えるシーンと、桂と高杉が退治するシーンの2つ。開始前はスタジオに詰めかけた報道陣の多さに阪口さんが「スベる!」と漏らしていたものの、いざアフレコが始まると息の合った素晴らしい演技を見せた。
――『銀魂』が初の劇場版となった、今の感想をお聞かせください。
杉田智和さん(以下 杉田):今だに全てを信じていません。映画公開当日、「BLEACH」か「NARUTO」と一緒に5分かんだけ劇場版と称した映像になる可能性がまだ残っているので、公開するその日まで気が抜けません。
阪口大助さん(以下 阪口):僕も杉田くんと似た感じで、「どこまで本当でどこまで嘘か」と感じています。今もこうしている間に金ダライが落ちてくるんじゃないかと思うくらいで。本当にこの番組はドッキリを仕掛けるので!(笑)まぁ、アフレコもやったので、本当に劇場に書かるのではないかと思っています。演じている方も楽しみにしています!
杉田:阪口さん、今日は本物の阪口さんですよね?
阪口:…ダミーじゃないよ? チャックとか(後に)ついてないでしょ?
杉田:双子の弟のほうが来てるとか…。
阪口:そういう設定もないからね!
釘宮理恵さん(以下 釘宮):一番最初から何故かみんな劇場版、劇場版と言っていたんですが、ようやく念願がかなったという感じで本当に幸せに思っています。これも沢山のファンのみなさまが熱く応援し続けてくださったおかげです。幸せな気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。
石田彰さん(以下 石田):万事屋のメンバーでないにもかかわらず出番があるということで、嬉しい限りです。TVでもやった『紅桜編』は泣けるエピソードなので、それを劇場版として出来るということは、お遊びの多い『銀魂』の中で真面目な部分を押し出せるということです。「それ、銀魂色薄いんじゃないの?」とも思いますがそれも『銀魂』ということで、真面目な桂を2度やれるということを大変嬉しく思っています。
子安武人さん(以下 子安):率直には嬉しいですが、僕はなんらやることが変わっていません。TVシリーズにも3,4回だけポンと呼ばれ…。
阪口:愚痴ですか!?(笑)
子安:劇場用にも同じ話で呼ばれ…僕は何ら変わらないです。高杉といえば『紅桜編』、ここでしか活躍出来ないので、精一杯演じたいと思っています。本当にこのエピソードを劇場版にしてくれたことを嬉しく思っています。ココしか(出番が)ないので(笑)。
――TVでも演じた『紅桜編』を劇場用で新たに演じるにあたり、役作りの上で違いはありましたか?
杉田:TV版の音声を転用しませんので…。
阪口:何をしに集まっているんですか、僕たち!(一同爆笑)
杉田:一度演じているエピソードですので、思うところはたくさんありますが、自分の中で持っている(演技の)ハードルと、まわりから投げかけられる芝居の熱さは、(TV版)当時とは完全に違うものです。そういうものを含めて、新たに演じることが出来たと思っています。
阪口:前に演じたのが3年以上前でしたが、あの時の僕の精一杯だったので、今回も今の僕の精一杯の新八で、ということしか考えていないですね。
釘宮:以前TVで演じているエピソードだということもあると思うのですが、監督から「いつも通りに収録していきましょう」とおっしゃってくださったんですが、本当にアニメのレギュラー収録の時と何ら変わらない調子で収録が進んで、それはいままで培った物があるからこそ、スムーズに楽しく収録出来ていると思います。一言ひとこと、心を込めて演じています。
石田:『銀魂』に限らず、アニメはアフレコ収録時に絵が全て揃っているということはあまりなくて、台本のト書きや(途中まで)出来上がっている絵を見て「ここはどういう動きになっているんだろう」ということを想像しながら収録に臨むというのが常の仕事です。今回は以前に演じたものがすごく参考になるんです。それを見ていて「ここはこうなるんだ。じゃあこうしよう」とあの時足りなかった部分を足して映画版を完璧なものにしよう、と思って、TV版のDVDを見返してみたんですが…まぁ、われながら完璧で、全く同じことを劇場版でやればいいんだ、ということに気がつきました。なので、何も変わりません!(笑)でもスピリッツは劇場版に賭けています! 変わったことをやろうとしなくても、普段の桂というキャラクターを押し通せば、劇場版の新訳にもはまるだろうと思っています。
子安:先程も言いましたが、高杉はこの話がTVシリーズのメインの話だったので、そこで色々な思いで作り上げたものが既にDVDになっています。僕も今回DVDになるにあたって見返しまして…石田くんと同じになりますが、すごくイイんですよ。(笑)掛け合いが絶妙で、これと同じものを2回は出来ないな、と思いました。今の僕には全く同じことは出来ないな、と思ったので、違うアプローチの仕方で、別のいいものを作っていこうと思いながら演じています。でも、本当に何度見返してもいい話なんです。銀さんとか新八の叫びも素晴らしくて…正直なところ、超えられないんじゃないかな!(笑)
阪口:おい!DVDの宣伝じゃん!!(一同笑)
子安:たぶん、ベクトルの違う、伝説になるようなものが出来ると信じて皆さん制作しているので、僕も頑張ります!
――万事屋3人の関係は、演じている皆さんに取ってはあこがれの関係なのでしょうか?
杉田:作中の関係性以上に、収録現場では阪口さんと釘宮さんに支えられている、ということを強く感じます。なので頼りすぎていて申し訳ないと思っています。信頼して芝居が出来る反面、もっとしっかりしなければ、とも感じています。意識しなくても3人がうまく支え合っている図式が出来るのが一番だと思います。いつも感謝しています。
阪口:そうですね…あまり支えているつもりはないんですが…。万事屋3人の関係性は家族のようであり、仲間であり…すごくあたたかい感じで、僕たちも5年一緒にやっていますが、楽しい関係が最初の放送からずっと続いていますね。いい関係性だと思っています。
釘宮:本当に何の気兼ねも鳴くリラックスしてずっとやってきていますので、自分に取っては大事な作品でもありますし、大事なメンバーだと思います。こうしてこの場にいられるのも幸せだと思いますし、3人揃っていてよかった、と思います。
――TV版シリーズは3月で最終回を迎えますが、“贈る言葉”をいただけますでしょうか。
杉田:両親から「『銀魂』が終わるが…職安とか大丈夫か?」と聞かれました。「地獄に行くのが先かな?」と返したら「また、フザケやがって」と怒られましたね。
阪口:家族事情をここで話すんだ!?(笑)
杉田:「先に行くのはお前だ」「いや、お前だ」と…。
阪口:いや、親子ゲンカはいいから!(笑)
杉田:本当に心から感謝しています。決してカメラはあたらないですけれども、命に関わる激闘をしてくださったみなさん、ありがとうございました!
阪口:このご時世で4年間も続けられたことがすごくありがたいです。本当に世知辛い世の中ですから!(笑)スタッフの皆さんもそうですし、支えてきてくださったファンの皆さんもそうですし…『銀魂』に関わってくださった皆さんに感謝したいと思います。何度も何度も土下座をして下った偉い方々に本当に感謝しています。…打ち切られなくてよかった! 何度も危機を乗り越えましたからね。ありがとうございます。
釘宮:この破天荒な、作品全体でやんちゃしている感じが、本当に素晴らしいと常々思っていました。そういう大人の人達とともに仕事が出来たことが嬉しいです。これからもそういう心を持っていたいと思います…ほどほどに(笑)。スタッフさんにもファンの皆さんにも、感謝の気持ちでいっぱいです。
石田:4年間、この作品に関わらせていただいて、「笑いのためにここまでやっていいんだ」ということを学ばせていただきました。今までだったらタブー視されていることでも「最終的にみんなが笑えたらいいでしょ」ということでアリになる世界を見せていただきました。悪ふざけだけで終わるわけではなく、面白いな、という結果がついてくるのであれば、企画をやらずに引っ込めてしまうのではなく、一度やってみるということが業界的に広がると面白い展開になるのではと思っています。そんなことを思わせてくれる『銀魂』はアニメ版としては一区切りつけることに成増が、作品自体がなくなるわけではないので、またいつか復活出来ることを祈りながら、お休みしたいと思います。今までありがとうございました。
子安:僕には年月の実感があまりなく…あえて言うならば「終わるのか、ふざけるなよ」と(笑)。僕としてはみなさんともっと高杉と言う役で共演し、面白い話にもシリアスな話にも登場して一緒に『銀魂』ワールドで活躍したかったな、と思っています。また、皆さんの前で演じることがあるのでは、という希望があるので、是非とも、またどこかでやっていただけたらと思います。
――最後に、劇場公開を楽しみにしているファンの皆様にメッセージをお願いいたします。
阪口:みなさまの期待を裏らないし上がりになっていると思います。あんなキャラもこんなキャラも総動員でお送りしています。是非、楽しんでくださいませ。
釘宮:もともといい話なんですが、今回も最高に皆さんカッコいいです!ぜひぜひ大きなスクリーンで楽しんでいただければと思います。復活を願っている方は2度3度、数知れず…お友達を誘って劇場に足を運んでください。
石田:『銀魂』ファンのみなさん、いよいよ劇場公開です。というか、これを見ずして何の『銀魂』ファンか、という気がしています。必ず見に来てください。ストーリーの良さは折り紙付きですし、劇場版なのにこんなこともやるのか、やっぱり『銀魂』だったな、と思っていただけるところもあります。皆さんの期待を裏切ることは決してないと思います。
子安:TVシリーズの『紅桜編』は本当にいい出来でたまらなくカッコいいんですけれども、残念ながら劇場用の映像ではないんです。しかし、今回の『新訳 紅桜編』はなんと劇場で観ることが出来るんです!(一同笑)これは恐ろしいことですね!あのクオリティ以上のものを劇場で観れるとなれば、これはTVの前にいるわけにはいかんぞ、と感じると思いますので、是非とも大迫力のスクリーンで見ていただくことを切に願います。
杉田:劇場版となっても、良いところは変わらず、悪いところは目をつぶり…。
一同:ん? ん…?
杉田:きっと、『銀魂』ならではの仕掛けが必ず用意されています。『劇場版 銀魂 新訳紅桜編』、万人にオススメです!よろしくお願いいたします!
【作品情報】
『劇場版 銀魂 新訳紅桜編』
2010年4月24日 全国公開!
【STAFF】
原作:空知英秋(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
監督:高松信司
監修:藤田陽一
脚本:大和屋 暁
キャラクターデザイン/総作画監督:竹内進二
製作:劇場版銀魂製作委員会
配給:ワーナー・ブラザース映画
HP: www.gintama-movie.com
【CAST】
杉田智和 阪口大助 釘宮理恵 石田 彰 子安武人 千葉進歩 中井和哉 鈴村健一 日野 聡 山寺宏一
©空知英秋/劇場版銀魂製作委員会
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