さようなら、小林繁さん…試合前に追悼セレモニー
日本ハム−阪神戦の試合前、1月に急死した日本ハム前投手コーチの小林繁さん(享年57)の追悼セレモニーが行われた。
静子夫人を招いたセレモニーでは亡き夫の盟友だった日本ハム・梨田監督、阪神・真弓監督がファンの記帳した寄せ書きを贈った。
それぞれのベンチには阪神時代の背番号19、日本ハムコーチ時代の背番号79のユニホームが掲げられた。始球式では小林氏が総監督を務めていた少年野球チーム「オールスター福井」のエース・山本翔大君(15)がマウンドに上がり、捕手・梨田監督めがけて直球を投球。打者・真弓監督を空振りさせた。真弓監督は「まだ亡くなった実感が出てこない。今年もユニホームを着ることになっていただけに、受け入れられないところがある」といまだに信じられない様子だった。
[ 2010年3月4日付 ]
PR