新小児科医のつぶやき

2007-06-26 マスコミ許すまじ

昨日は沢山の支援コメント、支援TBありがとうございます。被告にならされた産科医の先生はネットも見られています。またネットでの支援の声は大きな励みになっています。皆様の声は間違い無く届いています。本当に御協力有難うございます。

しがないブログではありますが、私を信用下さいまして、貴重な情報の提供を頂ける事があります。情報が貴重すぎてエントリーにも書けない事もしばしばあるのですが、昨日頂いた情報は驚くべき内容でした。情報源についての詳細は明かせませんが、非常に信用の置ける人物からの情報提供で、内容、質とも超A級です。もちろん情報には確固たる根拠があります。こういう情報を公開することに震えが出るくらいです。

奈良事件については大淀病院での医療についての詳細な情報は早期から入手が出来、それについての医学的検証は既に終わっています。どの角度から見ても担当医は最善を尽くした以外の結論はありません。謎として残っているのは、スクープを抜いた毎日新聞がどの段階からこの事件に関わり、どのような役割を初期段階で果たしたかです。またとくに今年になってから支援活動を活発化させているあの団体が、どの段階から関与しているかも大きな謎です。

現在までの情報では、事件当夜から日時が経ってから例の記者がどこからかこの事件を聞きつけ、これを取材発掘したと考えられてきました。また例の団体が関与したのも、新聞報道がなされた後に駆けつけて関与したのであろうと見られていました。例の団体については単なる憶測ですが、新聞社の関与時期についてはその旨を記事に書かれていますし、その記事については賞まで受けています。この事は皆様既に良くご存知かと思います。

ところが新聞社の関与時期はもっと早かったのです。なんと救急車の搬送時には記者は既に居たとのことです。そんなに早く記者が駆けつけられた理由は不明なのですが、おそらく救急無線を傍受してのものでなかったかと推測されています。現場がいかに修羅場であったかは既報の通りですし、家族も迷惑がっていたとのことですが、追い返すわけにも行かず、そこから取材が始まったとの事です。

取材姿勢は当初より「医療ミス」一辺倒であったようです。家族も事件後は地元の人間でもあり、訴訟は考えていなかったそうですが、記者は貼り付きで取材活動を行なったとの事です。そしてその記者が例の団体を引き合わせ、その関係で現在の原告側弁護士が紹介された経緯になっています。つまり記者がかなり強引に家族を訴訟に引っ張っていったと言う事です。

原告側弁護士が例のシンポジウムの弁護士と同一人物かの確定ができていないのですが、ここまでの経緯から同じと考えます。この原告側弁護士もマスコミはあまり信用しておらず、マスコミを利用しての戦術には乗り気でなかったとされます。ところが例の団体及び記者が原告である夫に何度も接触し、接触する事によって変化した夫の意向に沿ってマスコミ戦術に乗り出したとされています。

構図をまとまえると、

  1. 事件当夜から記者は取材を開始していた
  2. 記者は家族に例の団体を紹介した
  3. 記者と例の団体は乗り気でない家族を訴訟に引きずり込んだ
  4. 乗り気でなかった原告の夫及び弁護士をマスコミ報道に引きずり込んだ

この情報が信頼できる人物からのものでなければ、到底信じられない真相です。マスコミの手口のあざとさは散々見てきましたが、ここまでするとは驚嘆させられます。まさに毎日は自らの手で奈良事件を作り上げた事になります。批判の強いこの事件の毎日の初期の記事ですが、麗々しく書いてあった「丹念な粘り強い取材で浮かび上がった事実」なんてものは最初から無かった事になります。事件当夜に作り上げたシナリオを遺族を巻き込んで進行させただけです。

ここまでの事が許されるものなのでしょうか。悲劇に見舞われた遺族を食い物にし、奈良県南部の産科を壊滅させたマスコミ許すまじです。

お詫び 11:08

久しぶりですがコメント欄がパンクしました。申し訳ありませんが、このエントリーにはこれ以上コメントは反映されません。謹んでお詫び申し上げます。

tera2005tera2005 2007/06/26 14:08 本当に許せませんね。怒りがこみ上げてきました。

脳外科見習い脳外科見習い 2007/06/26 14:10 怒り心頭です・・・
こういうことが本当であれば許されるのでしょうか?
不買運動はもちろんのこと、
あらゆる面で闘わなければならないと思います。
そんなことで飯を食っていることに恥ずかしさを覚えないのでしょうか?
それが正義だと思っているのでしょうか?
3流雑誌がやることでしょう。

rijinrijin 2007/06/26 14:12 そのお話には疑問の余地があります。

> おそらく救急無線を傍受してのものでなかったかと推測されています。

 消防無線の傍受そのものはそんなに難しい話ではないようですが…。

 大淀町は中吉野広域消防組合に属しており、搬送依頼はその消防本部に対して為されたのではないかと思います。管内は大淀町、下市町、黒滝村、天川村の4町村で構成されています。奈良支局の記者が深夜に消防無線を聞いているとしても、管内たった4町村の消防無線を聞いていてもしようがないだろうと思います。

 また、搬送以来から現着まではおそらく5分前後です。遺族の言動の報道内容から考えて、早々に救急車が来ていたとも思えません。消防無線から情報が入って、内容を把握して先回りするにしても、病院の隣にでも住んでいない限り、間に合いません。

…近所に自宅があったのでしょうか?

 情報は別ルートから、もっと早い時点…たとえば転送依頼電話の開始時点…に、流されたと考えるべきではないでしょうか。

tera2005tera2005 2007/06/26 14:22 rijin様:大学付属病院にディープスロートを抱えているとすれば可能ですね。道路が整備されていて、大淀病院から大学病院までは15分ほどだと書かれていました(m3)から。早い段階の情報提供なら、奈良市からでも充分、間に合ったでしょうし。

YosyanYosyan 2007/06/26 14:24 rijin様

なぜ搬送時に記者が居られたかについての理由は不明です。救急無線説は情報提供者の一つの推測にすぎません。rijin様が御指摘の通り、搬送先を探す長い時間の間に誰かが新聞社に情報を流したと考える方が妥当かもしれません。その誰かについての情報は残念ながらありません。

ここでどうしても家族説が出てしまうのですが、家族が訴訟に消極的であったのも信用してよい情報と考えています。もちろん家族親族と言っても一人ではないので、誰かがある思惑をもって情報を流した事までは否定できません。どれぐらいの家族親族があの夜に病院にいたのかの情報は無いですからね。

もちろん病院側の可能性も完全には否定できません。新聞社にツテのある人物が密かに情報を流した事も無いとは言えません。病院側も必ずしも一枚岩かどうかはなんとも言えないですからね。

tadano-rytadano-ry 2007/06/26 14:25 >原告側弁護士が例のシンポジウムの弁護士と同一人物か

これはテレビの映像で拝見したところでは、同じ方に間違いないと思います。この方、実は私の大学で一度特別講義で来られたことがありますので、お顔はよく存じ上げておりました。

訴訟については、講義ノートを見ると

「医療事故の訴訟は複雑で専門性も高く、また自分の被害をさらすことになるので、被害者は訴えることにすら勇気がいる。それ故一度訴えを起こすと決心した方は、それこそ一途に前進していく。でもその人たちの行きつく先がどこにあるかというと、実はどこにもない」とあります。これは素直に解釈すれば訴訟に持ち込むことは必ずしも良いとは限らない、という印象があります。

ところで、私は大学での実習がすべて終わり、あと卒試と国試だけになったので実家に帰ってきました。今まで隠してきましたが実は原告のお住まいから自転車で10分くらいのところです。もしかしたら地元ならではの情報をお届けできるかも知れません。

YosyanYosyan 2007/06/26 14:30 そうそう搬送時に記者が居たとの情報は間違いないのですが、この搬送時が大淀病院出発時なのか、それとも国循到着時なのかは情報からの判断はやや微妙です。エントリー時には漠然と出発時を頭に描いていましたが、国循到着後に駆けつけた可能性もあるかもしれません。

tera2005tera2005 2007/06/26 14:31 tadano-ry様: お元気そうで、安心しました。

僻地外科医僻地外科医 2007/06/26 14:35
う〜ん・・・、ちょっと意味不明です。子癇で転送先を探すことにニュースバリューがあります??
この情報は2つの読み方が出来ますが
1.救急車が大淀病院を出発するときに記者がいた。
2.救急車が国循に到着したときに記者がいた。

いずれの場合においても脳内出血はまだ診断がついていないわけで・・・。
当然ながら誤診云々の話もまだ出ていないわけです。
この状況でニュースバリューを感じるってどんな記者だよって思いますけど。
そう考えると私はソースの信憑性そのものに疑いを持ってしまうんですが・・・。

考えすぎですか?

僻地外科医僻地外科医 2007/06/26 14:40 このケースで、「もし本当に記者が救急車搬送時点(1.2双方とも)の場合に来ている」ということが本当にあったとしたら、それは患者家族サイドからの情報提供以外にはあり得ないでしょう。大淀病院スタッフはそんなことをしている暇がないぐらい忙しかったはずですし、国循スタッフはまだ脳出血の状況は知り得なかったはずです。
 しかし、現実問題として事件が起きたのは深夜ですよ。この時間帯にわざわざ新聞局に情報提供しに電話をかけるような人がいるとはちょっと思えないんですよね。

 これが信憑性を疑う理由です。

YosyanYosyan 2007/06/26 14:50 僻地外科医様

ソースについての信用性は私の判断を信用してもらうほかは無いのですが、相当なソースと考えてもらって結構です。そうでなければエントリーに出来ないクラスのお話です。それぐらい信用価値が高い場所からの情報ですし、おそらく情報源を聞かれたら誰でも一遍に信用されると思います。

ニュースバリューについてはあくまでも私見ですが、当初は単なる「たらい回し」報道のつもりだったのが、脳出血による死亡とからんで「医療ミス」レベルに繰り上がった事は考えられます。医療ミスであれば、訴訟がらみにした方が記事の価値が上がると考え、ストーリーを組み立て、医療ミスによる悲劇の死から、遺族が怒りの提訴のシナリオを進行させたのならありえない事もないかと考えます。

rijinrijin 2007/06/26 14:52 なるほど、国循で先回りですか。

 通常、市町村や事務組合の管轄を越えた救急搬送を行う場合、各地域に入る地点で、相手方の消防本部に対して救急車からひとこと通過の挨拶の無線が入ります。(長距離搬送に何度も乗せてもらいましたから…。)

 ですから、奈良支局等で傍受した消防無線の情報をもとに、大阪本社などから直接国循に先回りすることはできるだろうと思います。

 そうでないなら、大淀病院自身と国循、大学病院を含めて、この転院の情報を把握していた20病院の状況の調査が必要ですね。あの夜、直接間接に意図的に毎日新聞に情報を提供した人物が紛れ込んでいるはずです。

moto-tclinicmoto-tclinic 2007/06/26 14:53
「ある町医者の診療日記」さんのところに最初の記事のコピーが張ってあったので読み直しています。
http://blog.hashimoto-clinic.jp/200610/article_4.html
とにかく、非常に不思議なのは、8月の話が10月になって記事になっているところで、普通、報道の記事と言うのは、生もので、新鮮さが命のはずです。はじめから関わっていたのなら、なぜ直後から記事にしなかったのか???
これが、単純に、すごく不思議です。理由がわたしには見当つかないです。
たまたま、別件の取材または私用でそこにいて、当日は事件性を感じなかったが、上司同僚などと話をしているうちに、これは記事になると気が変わったんでしょうか??
ほかにどんな仮説が可能なんだろう・・

tadano-rytadano-ry 2007/06/26 14:54
ひとまず我が家の読売新聞奈良地方版の記事です。

大淀病院妊婦死亡--町・医師争う姿勢--民事訴訟第1回弁論「脳出血、救命できず」

大淀町立大淀病院で昨年8月、出産時に意識不明になった妊婦が相次いで転院拒否された末に死亡した問題で、遺族が「脳検査も治療もせず放置した」として同町と担当医を相手に約8800万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が25日、大阪地裁(大島真一裁判長)であった。被告側は「重篤な脳内出血のため救命できず、死亡との因果関係はない」と請求棄却を求め、全面的に争う姿勢を示した。

この日は、亡くなった○○○○さん(当時32歳)の夫で原告の□□さん(25)が「医師からは命を助けようとする必死さが全く伝わってこなかった。妻は一度もわが子を見ることも抱くこともできなかった」と時折、涙ぐみながら訴えた。
これに対し、被告側は「子供の命も重大な危機に直面したが、何の障害も残さずに助かっており、医師の処置の正しさを証明している。県医師会なども『医師に責任がない』との見解を表明した」と反論した。


--夫ら記者会見「休診は逃げ」と反論--

 弁論終了後、夫の□□さんら遺族が記者会見。「子どものために頑張りたい」と、真相解明と病院の責任追及に向けて改めて決意を語った。
 □□さんは、被告側が全面的に争つ姿勢を見せたことに「これから争いが続く悲しみに、耐えられるか不安もある」と揺れる心境を吐露したが、「このままでは、なぜ母親が亡くなったのかを子どもに伝えられない」と真実を明らかにする思いを述べた。
また、被告側が弁論で、同病院の産科の休診を「(今回の問題で)正当な批判の域を超えてバッシングされ、撤退を余儀なくされた」と説明したが、それについては、□□さんは「自分たちは続けてほしいと願っている。病院の?逃げ″だと思う」と反論した。
 ○○さんの義父の△△さん(53)も「病院側は当初、違う理由を説明していた。今回の問題を理由にするのは卑劣で、□□の心が傷つかないか心配」と涙を浮かベて訴えた。
 また、県警による業務上過失致死容疑での捜査について、被告側が「警察は.『立件しない』としている」と述べたことに対し、△△さんは「県警からは『今もまだ一生懸命やっています』という報告もあった」と否定した。

rijinrijin 2007/06/26 14:58 ニュースバリューであれば、妊産婦の死亡は全てニュースバリューがあるのが日本の医療報道の現状です。

tadano-rytadano-ry 2007/06/26 14:59
ちなみに毎日の記事も入手しましたが、正直吐き気がしそうな内容なのでOCRにかける気もしません。

僻地外科医僻地外科医 2007/06/26 15:02
 別件でいたというのはある程度信憑性がありますね。というか、それ以外には考えられないと思います。

 なぜなら、たらい回しということもあらかじめ記者が知りようがない情報だと思うんですよ。救急隊への転送要請というのは通常搬送先が決まってから行います。従って無線傍受としても、それが単なる転送なのか、転送先が決まらずあちこち探し回った末なのかは無線内容では絶対知りようがありません。であれば、どこかから転送先を探し回っているという情報を聞かない限りはあり得ないわけで・・・。これが日中であればともかく、深夜にそう言う情報提供するかな、本当に。

 この件については私はまだ判断保留せざるを得ないですね。

774氏774氏 2007/06/26 15:05  こうなってくると、奈良県立医大NICU建設業者に遺族の親戚がおり、大淀病院との交渉・調停でも慣れてない病院側を圧倒したという説も、遺失利益8800万円って年収50万円以上、飲食店勤務で? という疑問も、現実味を帯びてきたなあ。昔は警察が見つけられなかった真犯人をマスコミが見つけた、なんて何度かあったそうだから、ソースの信憑性が高いとなると・・・俗にいう、いわゆる自作自演?

moto-tclinicmoto-tclinic 2007/06/26 15:11
ほとんど妄想の世界ですが、関係者に、新聞記者と親しい人がいた場合に、受け入れ先が決まらないのに業を煮やして、受け入れてくれないことをマスコミが嗅ぎつけて問題にしようとしてるわよ!っていう圧力かけようと思って来てもらった、ってのはありでしょうか。。。?
いや、ほんとわからん。想像力には自信ある方なんですが、こんなわからん話は久しぶりです。

moto-tclinicmoto-tclinic 2007/06/26 15:14
妄想その2
記者が、救急隊員の親族だった。
いや、マジで、わたしの知ってる女性新聞記者の旦那さん、警察官なんですよ。

774氏774氏 2007/06/26 15:14
 大淀病院の元産科医先生が見てくれていたと知り、大喜びです。支援の声は継続が大事です(原告側がしつこく行っているように)。日本の裁判は判事の心証主義なので、これだけ医学的にきちんとした分析がなされている以上、粛々と正義を唱えていれば勝てると思います。原告・被告の証言内容よりも、態度が大事です。態度でどんな人物か、信用できるのか判断するのも判事の大事な能力です。だって、裁判官って、病気の事を何度説明しても分かってくれないんだもん(泣)って。

tadano-rytadano-ry 2007/06/26 15:16
毎日の記事です。ご覧下さい。

http://f.hatena.ne.jp/tadano-ry/20070626151527

rijinrijin 2007/06/26 15:20 そう言えば、「支局長からの手紙」には、遺族と接触するのに苦労した…なんてことが書いてあったような気がしますが、あれがウソなら、確信犯ですね。そこまでしますか。

774氏774氏 2007/06/26 15:20 moto-tclinic様

 さすがに御妄想かと。親戚に新聞記者がいるのは以前書きましたが、誰もそんなことを思いついたことがありません。でも、使わせていただこうかな。しかし、うちは〜が、どこそこ病院の勤務医で・・・の方が強力ですね。

774氏774氏 2007/06/26 15:29 疑惑が疑惑を呼ぶ

そういや、事故が起こっても、やったら早く来る新聞社ってあるなあ。しかも地域によって違う。マジで日本全国で、救急無線とか警察無線を24時間傍受してたりして。特に病院や、飲食店街。ネットで誰か自分のサーバを通らないか24時間張ってる奴もいるし(その瞬間に侵入する)、アマチュア無線の違法大出力合戦なんて数時間続くし。航空管制で言うところの電波の方位装置まであったりして。

デュークデューク 2007/06/26 15:32 あくまでも一般的なハナシとして申し上げる。
世論を巻き込む社会的議論の場において、強力な武器になり得るガセネタを相手に掴ませ振り回させた上で、ガセであることを公開し相手側情報の信頼度を一様に低下させる。そして、世論に対する相手側意見の有効性を一様に減少させ、世論感情の煽動に基づき、最終的に全面否定に持ち込む弁舌手法、またはそれに類似した策に気を付ける必要がある。
勝算があるのなら、”有効性が不確かだが強力な武器”を、敢えて振りかざす必要はない。
……この件に関しては、情報の信頼度を量る要素に欠けるため、漏れには判断しかねる。
これは確かに怒りを喚起する事件・記事ではあるが、あくまでも敵は国家権力であることを見据えつつ、医師諸君には”事実と認められている情報”に基づき冷静に対応していただきたいな。

医師兼一児の父医師兼一児の父 2007/06/26 15:54 デュークさんに賛成です。
民主党のナントカ議員みたいなるとも限りません。

ある町医者ある町医者 2007/06/26 16:09 あの「元総婦長」という存在は?
http://blog.hashimoto-clinic.jp/200610/article_4.html
ここにある一二産科二二産科さんの書き込み。
「この人物から多くの病院側情報などがマスコミに漏えいし、今回の騒動を仕組んだ可能性がある。」

BugsyBugsy 2007/06/26 16:12 以前スルーされた私のコメントですが、オイラの妄想です。
5月末に深夜放送で報道されていた 悲鳴病棟“医者を訴える”夫の決断を見ていました。
あの時 病室で瀕死の奥様に赤ちゃんを見せようとして泣きじゃくる夫の姿がありました。あとで 座位の夢想様のブログで再度確認しました。
撮影していたのは夫でもないのなら 誰だ?手ぶれもなく 長い時間撮影できたのは誰だ?夫以外の親族で脳手術を終わり(頭に包帯が巻いてある)、昏睡状態にある女性の病室に入り込んでカメラを回しますかね。自分の奥さんが瀕死の状態になり混乱するのは当然ですが、撮影されてどう思うんでしょうか?親しい間柄だから許可したんでしょうか。一体誰が淡々と撮ったんでしょう?

tadano-rytadano-ry 2007/06/26 16:18
ただ単に国循に別件で取材していたときに搬送されてきた、というのはナシでしょうか?

ririnko0406ririnko0406 2007/06/26 16:18 デュークさんに賛成です。
もちろんYosyanさまはソース元を信頼されてのこのエントリでしょうが、我々には裏を当たれないので「自分が信頼してるYosyanさまが信頼してる方の話」と伝聞が重なってしまうので・・・。
今後の報道やソースの追加しだいですが、いまはまだネット上の不確かな情報扱いを「我々直接ソースに当たれない人間は」していたほうがいいと思います。Yosyan様はソース元と直接コンタクトが取れるのでしょうから「Yosyanさまやソース元さんに迷惑が及ばない範囲で」また情報をお伝えいただければと思います。決して無理をなさらず。

hot-coffeehot-coffee 2007/06/26 16:21 ゴミめ。逝ってよし。不謹慎な発言ですみません。
最近少しですが、増すゴミに対する批判を自重していましたが、
もはや限界です。
ここまでやられて、黙ってると思ったらおおきな間違いです。
増すゴミ関係者の医療機関受診拒否を提案します。

774氏774氏 2007/06/26 16:27
 相手方もあいまい戦術に徹しとるんやから(特に責任者の記者はどこにいるんだよ、いや、どこに隠したんだよ)、こっちがあえて証拠と情報源まで出して戦う必要はないわな。喧嘩の前哨戦なんやから、どっちの説が人をひきつけるかやね。むろん裁判に出すんだったらはっきりさせなだめやけど、ここは法廷ちゃうし。真偽について議論したらいい。おかしな点は自由に指摘したらいい。やけど結論を出す必要はない(曖昧なほうがいい。原告も同じ戦法)。何度も言うけど、喧嘩のやり方。って私、何回ヘタクソと書かれたかな、しゃれ神戸4人衆に。誰か一人出て来い。

idoido 2007/06/26 16:36 携帯からだと名前に平仮名が入らないんですね
いどと申します

コメントは普段あまらしないのですが…

本件に関してはデューク様に賛成です

まだ確定とは言えない情報ですし、また守秘義務云々が心配です

確かに術後の映像を誰が撮ったのかなどは非常に気になりますが

かたちんかたちん 2007/06/26 16:36  ちょっと脱線すみません。今朝の回診のとき、たまたま患者の横のテレビを見たら、テレビ朝日のスーパーモーニングという番組の「そこが知りたい」というコーナーで、『できもしない心臓手術で人体実験で殺された高校生』の話をしていて。コメンテーターが、「交通事故の死者は7000人だけど、日本医大の長谷川教授の集計では医療事故の死者は年間1万6千人(ここの数字ははっきり覚えていない)」と言って、会場の人々の怒りをかりたてていた。ここで、長谷川敏彦氏の数字が出てくるのか、と思った。

僻地の産科医僻地の産科医 2007/06/26 16:39 Yosyan先生の情報は情報として、大事だと思います。
みんなで裏を検討するからあやしげに見えてきちゃうだけかもしれませんよね。
情報は情報として、検討しないままのもの(生データ)かもしれないひとつの情報として置いておくことは大事ですし、相手は裁判係争中です。Yosyan先生を煽っても情報は出てきません(笑)。
でもマスコミが最初にうろうろしていたかどうかは国立循環器で働いている人はみんな知っているかもしれませんね。

moto-tclinicmoto-tclinic 2007/06/26 16:49
妄想その3
Yosyan様が受け取った情報の「信頼できる発信者」が、当事者またはその近親者で、心労のあまり被害妄想的になってしまっている、というのもありかもしれないですね。。
当日マスコミの人がいたことの確認は出来たでしょうが、エントリー「構図」の2.以降は、情報発信者がなぜそれを知りえたのか?が不思議です。
もっとも、家族・団体・マスコミ側が、一枚岩でなく、今回の訴訟に疑問を持つ人がいて、その方が発信者であったのであれば、また話が違ってきますが・・

tadano-rytadano-ry 2007/06/26 16:50
妄想なら得意です。

1)搬送時、国循にいたマスコミはABC(朝日放送)であった。たまたま「○○病棟24時」もどきの番組取材で国循に取材していたときに搬送されてきた。そこでBugsy様の言われる5月末の撮影もした。

2)後日、改めて取材及び放送の許可をもらいに行ったが、冷静になった遺族はもともと報道で事件が明らかになることに消極的で、結局許可が下りず、没ネタとなった。

3)しかし、この一連の動きが毎日新聞の知るところとなった(ABCは元々毎日の系列だったことは年配の方ならご存じ)。だが詳しい情報が流れず、独自で取材を開始せざるを得なくなった。

4)ちょうどその頃、遺族側と病院側の交渉が不発に終わり、病院との対立が決定的になった頃に毎日が接触してきた。遺族は追い込まれていたこともあり、今度は取材に応じ、10/18の記事となった。

どうでしょうか。結構辻褄は合ってると思いますが。

脳外科見習い脳外科見習い 2007/06/26 16:51 > ido 様
この件は守秘義務とどう関係あるのでしょうか?
頭が悪くてわかりませぬ。

脳外科見習い脳外科見習い 2007/06/26 16:55 情報が不確実なのは確かだが、
それを前提として、
真実ならばどうしましょうか?
という議論は有用だと思う。
同様のケースが出た場合応用がすぐにきく。

moto-tclinicmoto-tclinic 2007/06/26 16:56
当日、国循にしろ大淀にしろ、どちらかにマスコミ関係者がいたのなら、ほかに誰かが、取材申し入れているところを目撃してそうな気がします。「わたしも見た」という人は、ほかにいなかったんでしょうか?

とおりすがりとおりすがり 2007/06/26 17:01 たまたま国循にいて取材していたのが、ABCクルー(カメラを含む)。
後追いで、抜いたのが毎日新聞、という構図は考えられないでしょうか。

とおりすがりとおりすがり 2007/06/26 17:04 tadano-ry と同意見でした。はずかし。

rijinrijin 2007/06/26 17:04 > たまたま国循にいて取材していたのが、ABCクルー(カメラを含む)。

…業務用のカメラにしては、画質がちょっと悪かったような…。

ドロッポ小児科ドロッポ小児科 2007/06/26 17:09  私は、このエントリーで示された情報に関しては、そういう伝聞情報があるとだけにとどめて置きます。検証が自ら出来ないこともあります。
 しかしこの情報が無くても、毎日新聞がどういう態度であるかは明白であり、現時点での原告の姿勢もわかっているからです。
 毎日新聞はスクープのために故意に病死を医療ミスとたらい回しと捏造し、それを表彰させ、抗議の声をつぶした、それで充分です。
 係争中ですので、大淀病院産婦人科医師への不利にならないような適切な論議を望みます。

774氏774氏 2007/06/26 17:14
 だからー、これは支援戦術の一つですって。わざわざこちらから手の内を見せる事もないでしょう。正確な事は当事者やYosyan先生が知っておられて、公開できる範囲だけ書いていただいて、後はわれわれでとんでもない妄想を広げていけばいいんですよ。もし証拠として採用できるなら、情報源者やYosyan先生が証人として出廷すればいいんです。向こうも同じやり方でやってきてるでしょ。特にマスコミと組んでかわいそうな被害者というイメージを広げるやり方で。外野は外野どうしで戦っていればいいんです(甲子園での巨人阪神戦でのバックネットのようにね)。そのほうが原告と被告は法廷でのやり取りに集中できますから。普通の判事ならどちらによい心証を持つかは・・・逆に原告の失敗でしたね。マスコミを通じてあまりよい印象が・・・まあ、このエントリーでは正確さよりも、うわさを広げる事に意味があるんですよ(あかん、裁判を見すぎたし、弁護士と親しくなりすぎた・・・)。向こうが無茶苦茶な事を言ってきていると、医師は確信しているわけでしょ。じゃあこちら側陣営が何を言おうと自由でしょ。真実はもう産科の先生達のおかげで証明されているんだからー、後はおまけ。応援&支援。裁判は真実では決まらないわけ。あくまで裁判官の心証。裁判で真実が明らかになると考えるのは、理系が陥りやすいポイント。喧嘩なんだから、揚げ足の取り合いなんだから、世論しだいなんだから。

とおりすがりとおりすがり 2007/06/26 17:16 http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2006/11/_35_dcf3.html

毎日の記者が、当日たまたま県立医大(搬送電話を協力してかけていた)にいた可能性もあります。(そういえばあの日、主治医の先生はたいへんそうだった。あるいは、「昨日も徹夜ですか?」「別の病院だけれど、急変した患者の受け入れ先をさがすのを手伝った」)

rijinさま ご指摘ありがとうございます。
私の妄想もこれでおわります。

きよ(ROM一般)きよ(ROM一般) 2007/06/26 17:23 昨日はhatenaにつながらずお伝えできませんでしたが、私も大淀病院の先生を支持いたします。
福岡の加藤先生を支える会に相当するものは、奈良県医師会等では組織されていませんか?ネットの先生方のお力もさりながら、やはり実体のある支え手も心強いと思います。もしなければ、Yosyan先生、せめて署名活動の受け皿になっていただくことはできないでしょうか?お医者様の事情も知らず勝手なことを申しました。非礼お許しください。

脳外科見習い脳外科見習い 2007/06/26 17:26 774氏 に禿同

ドロッポ小児科ドロッポ小児科 2007/06/26 17:27 774先生、それならば、むしろ「陣痛促進剤の被害を考える会」(でしたっけ?)のカルトぶり、でたらめぶりと、そこと毎日新聞の癒着偏向、そしてカルト汚染をついた方が良いのではないかと思います。
 戦術的に叩きやすく、叩いても同情されにくい、イージーターゲットを俎上に上げてやるというのが良いのではないでしょうか?
 原告とカルトと弁護士とマスコミの強固な、不当訴訟サイクルを、まずはカルト切断酵素でカルトから切ってやり、ついでに毎日がカルト汚染新聞であることを証明してやるほうがいいのじゃないですか?
 毎日新聞が、今回の事件以外でも医学的に信頼できない記事しか書いてないかを示してやる方が良いと思いますが?

tadano-rytadano-ry 2007/06/26 17:32 >rijin様

ここまで来れば妄想ここに極まれりですが、その日は予備取材で家庭用VTRしか持ってこなかったとか…(く、くるしひ…)。


…と釣られてみましたが、正直あのABCの映像は、誰が、何の目的で撮ったのかまったくもって理解不能です。もしかして将来大きくなった子どもに見せるため…とも考えましたが、あまりにも衝撃的な内容だったので、さすがにそれはないだろう、と考えています。

今日の記事を見ても、毎日新聞の異様さは際だっています。読売はやや遺族よりではあるけれども辛うじて両方の言い分を並記しています。朝日を見ると、奈良版には何故か記事がなく、3面に共同をそのままコピペしたような簡単な記事が載っていました。奈良新聞という地元紙がありますがこれも朝日とほとんど同じ内容でした。

毎日がアピールしているのは「自分たちはこれだけ遺族と近いところにいる、だから他紙では書けないような遺族の細かな心の動きまで載せられる」という「密着性」であるように感じられます。そういうのを望む人たちもいるのでしょうが、そちらに傾けば傾くほど、例の「記者の目」における「病院や医師を糾弾しようとする意図はなく、奈良県の産科医療システムの問題点を訴えるつもりだった」とする弁明が「しらこい」ものになってくるように思うのは私だけでしょうか。

tadano-rytadano-ry 2007/06/26 17:41
ついでですが、私も774氏に同意です。

かの石川弁護士も「調停は話し合い、裁判は喧嘩」と言っておられました(私の講義ノートより)。

774氏774氏 2007/06/26 17:57 ドロッポ小児科 様

 おっしゃるとおりです。それもやりましょう。ここのブログでも意見の相違は見られますが、奈良の産科医を救いたいという思いはみな同じだと思います。出来る事からやって行きましょうよ(ただ、その団体については私はあまり詳しくはありません)

 実は私、某ブログで当県の医療崩壊現在進行中の地域を、一見助けるかのように見える市民団体の偽善を書き、行政の合理的な政策を支持したところです。いつ異状死体となるか分からない身ではあります。

 相手があること無いこと言っている以上、こちら陣営からもどんどん出すべきです。裁判への影響は支持層の多さを除いて無いです。裁判官は証拠と人間性を見ますから。味方を増やす事・世論誘導が急務です。正直、マスコミが相手陣営についている分、劣勢としか思えません。しかし、われわれにはブログ網という強力な武器があります。奈良県立医大NICU建設業者に遺族の親戚がおり、大淀病院との交渉・調停でも慣れてない病院側を圧倒したという説も、遺失利益8800万円って月収50万円以上、飲食店勤務で?とか、色々あるじゃないですか。

 私も地元の崩壊で手一杯で(もう、手の打ちようがありません)、奈良まで手が回りませんでしたが、まとまったら親戚の某新聞記者に送ろうかな・・・

rijinrijin 2007/06/26 18:01 どうもウラがある可能性を考える必要があるように思います。

 この情報が真実であるか否かの検証の方法はいくつか考えられます。

 と同時に、これが何者かによって特定の意図の下に掴まされたガセネタであるという可能性も考慮すべきかと思います。

…もっとも、さっきから考えてはいるんですが、誰が何の目的でなんて、ちっとも思いつきません。

moto-tclinicmoto-tclinic 2007/06/26 18:01
ABCの取材がたまたまあったとしても、あの状況で非関係者を、病室に入れてカメラを回させはしないでしょう。
携帯であの画質映せるのは無いんですかね?気の利いたコンパクトデジカメなら可能じゃないでしょうか。
単純ストレートに「親族に毎日新聞記者がいた」←妄想その・・いくつだっけ?

ドロッポ小児科ドロッポ小児科 2007/06/26 18:19  774先生、お話を聞いていると、なんというか法律とか裁判などという卑しいものに手をつけなければならないことに、ただひたすら嫌気が差してしまいます。
 他者とくだらない戦いをしたくなくて、医学の道に進んだのに、なぜ今になって生き残るために他者をおとしめなければならないんだろうか?
 なぜ人の陰を暴き立てて、非を鳴らさなければならないんだろう?
 すみません。提案はしましたが、私には出来ません。人にやれとも言いません。
 やっぱり、海外逃散、早期リタイアしか……ないのだろうなぁ。

YosyanYosyan 2007/06/26 18:19 皆様情報ソースが公表できなくて申し訳ありません。そのために回り道の議論に精力を費やすような結果になって申し訳ないと思っています。ただ誰が書いたものであっても、疑問点を鋭く追及する姿勢はさすがだと思います。これぐらいの緊張感があってこそ議論は真に迫れるかと思います。情報ソースについてはいつか公表できる日が来るとは考えています。それまでは「眉唾」と思われても致し方ないでしょう。

今日の情報がソースが明らかになって活用できる日も来るでしょうが、奈良事件の医療側の最大の武器は、確実な証拠によって議論され尽くしたあの夜の経過です。今日のエントリーが信憑性に怪しい「眉唾」扱いになっても産科医に責任が無い事は明らかです。正々堂々「正義」を主張しての弁論を張っていただきたいと思っています。

実はもう一つ大きな情報があり、これは確実な物証によって明らかにされているものがあります。これは同じ情報をマスコミ各社が入手できる立場にありながら、報道では全く触れなかった部分です。この部分についての情報には公開までにもう少し日数が必要ですので、乞ご期待とさせてください。

rijinrijin 2007/06/26 18:43 地図

 冗談みたいな話ですが、大淀病院の西隣には…。
http://vip.mapion.co.jp/c/f?uc=1&nl=34/23/05.769&el=135/47/09.798&grp=excite

 毎日新聞の記者はここに詰めていたという可能性がありますね。

774氏774氏 2007/06/26 18:51 ドロッポ小児科 様

 裁判は決して卑しいものではないと思います。私も学生の頃はそういうのが嫌で医学部を選んだ人間ですが、今は絶対避けては通れないものと思っています(そのため、医者を辞めさせられて跡継ぎにさせられそうです・・・)。子供のときは殴り合いの喧嘩で勝負はつきましたが、大人では傷害罪で両方逮捕です。ですので、裁判で言論で喧嘩するわけで、国民に認められた権利でもあり、決して真実を明らかにするわけではなく、自分の主張を通すためのものと割り切っています。

 医師国家試験と旧司法試験、どちらも理系と文系の最難関試験ですから、お互いに理解できない部分があるのは当たり前で、それを助けるのが弁護士、世論と思っています。おまけにYosyan先生には第2の魔球もあるという。奈良の先生を擁護するには最高でしょう。Yosyan先生、十分心得ておられると存じますが、じらして、ポツリポツリと部分情報を流してください。いきなり全部出されると、相手に対策を立てられる可能性がありますから。

 ドロッポ小児科 先生、医師は医学という一分野だけでなく3分野ぐらいマスターできる能力があると思っています。今は福島や、大淀病院の産科医先生を助けることに、全力を注がれませんか? これは情けは人のためならずで、医師であれば誰でもこれぐらいの災難は襲ってくる可能性があります。今、医師が団結する事は今後の理不尽な医療訴訟を防ぐ点でも大事かと思います。

moto-tclinicmoto-tclinic 2007/06/26 18:55
毎日が「団体」と手を組んで、陣痛促進剤での被害の実例をスクープしようと狙っていたのかもしれないですね。交通違反でも「今日は一時停止を何件検挙しよう」という目標があるらしいですから、毎日内部で目標となっていたのかも。
友人知人の人脈をたどれば、看護師とか、なにかあったら連絡(メール)くれるように頼んではおけるだろうから、「大変なことになってる」と連絡受けて、とりあえず取材開始。
しかし、陣痛促進剤被害ではなかったし、引き続き他の事件張ってたが、8月が10月になっても、適当なケースがない。
それで、仕方なく、8月のケースで行こう、とデスクというか、取材チームのチーフが決断した。
どうかな?
↑妄想その5

BugsyBugsy 2007/06/26 18:57 今度は妄想じゃなくて 単純な疑問を御許しください。
原告に夫がいるのはまだしも 生まれてまもない乳児が入っているようです。当然判断力のあるはずもなく、法的に原告になることは可能なんでしょうか?
皆様ご教示してくださいませんか。どうもすっきりしません。

確かに裁判の戦術として裁判官の同情を引くためかも知れませんが、訴状作成能力もなければ裁判に出席して陳述するわけでもないのに、ましてや将来成人した暁に今回の裁判の直接的な記憶もなかろうしねえ。

福島県もそうでしたし、奈良県で産科医療が崩壊したのに地元住民の皆様の声が聞こえてきませんねえ。マスコミが封殺してるんでしょうか?地元では産科医療がどうなってもいいんでしょうか?さらに この期に及んでも奈良県で医師募集していますが なんか本気で招聘しようとは見えないんです。
そう思うとオイラより年長にあたる 大淀病院の産科医の先生が余計不憫で大変悲しく 辛いです。

moto-tclinicmoto-tclinic 2007/06/26 19:02
毎日新聞を最近やめた人とか、内部でやり方に不満を持ってる人、あるいは、団体関係者で、毎日が以前から接触していたことを知っている人が、自分の身元は明らかにしたくないが、Yosyan先生を介して内部告発(というかリーク)した、というのはどうかな?(妄想5の追加)

IkegamiIkegami 2007/06/26 19:03 =>774氏さま
8800万円には、慰謝料(2400〜2800万円)や葬儀費用(150万円)が含まれているはずです。その辺を差し引くと、年収500〜600万円になるんじゃないかと。

tadano-rytadano-ry 2007/06/26 19:05 >Bugsy様

>この期に及んでも奈良県で医師募集していますが なんか本気で招聘しようとは見えないんです。


仰るとおりです。

つ[奈良県ドクターバンク登録ゼロ、面談行かない怠慢も]

 奈良県が、医師不足を解消しようと、県内就職を希望する医師などを病院に紹介するため、4月から導入した「ドクターバンク」制度の登録者が、開始から2か月以上たっても1人もいないことがわかった。同制度は大淀町の町立大淀病院で昨年8月、出産時に意識不明になった高崎実香さん(当時32歳)が相次いで転院を拒否されて死亡した問題などをきっかけに創設されたが、登録がないのは県のPR不足が原因の一つ。対象となる医師の情報提供があっても、職員が面談にすら行かない“怠慢”も目立ち、医療関係者らから「医師不足の深刻さを認識していない」と県の対応に批判の声が上がっている。

 同制度は、子育てなどで休職中の女性医師や、県内で勤務経験がある医師らを対象に、医師不足の公立病院や、へき地の診療所を紹介。県の担当者が直接、医師と会ってドクターバンクに登録してもらい、勤務条件などを受け入れ先の医療機関と交渉する。常に幅広く医師の求人情報が得られ、医療機関側も条件に合った医師を確保できるメリットがあり、全国の自治体でも導入が相次いでいる。

 奈良県は4月8日の制度開始以降、同県内の3病院から、産科医や小児科医計7人の求人があり、同県医師会や県立医科大(同県橿原市)もOBや休職中の医師らのリストを提供しているが、県の担当者は、これまで一度も問い合わせや医師との面談をしていない。

 同制度について、県が広報誌やホームページだけで情報発信していることも影響しており、医師のリストを提供した県立医科大側は「こちらが提供した情報を生かせるようなPRが不足しているのでは」と県の対応に首をかしげる。

(2007年6月25日 読売新聞)

moto-tclinicmoto-tclinic 2007/06/26 19:05 >Bugsy様
民事上は胎児といえど「人」ですから、ふつうに原告適格あると思いますよ。
法定代理人として父親が存在する、というだけでしょう。

bgbg 2007/06/26 19:12 例のA記者って、確か最近出産したんですよね。大淀に定期検診に来てたって線はないんでしょうか?

YosyanYosyan 2007/06/26 19:14 moto-tclinic様

>毎日新聞を最近やめた人とか、内部でやり方に不満を持ってる人、あるいは、団体関係者

その程度の信用度ではこれだけのエントリーは書けません。これ以上はソースの話はもうしませんが、情報提供者を信用した最大の理由は、私にガセをつかませて恥をかかせれば、提供者の不利益になるからです。だから信用できる情報と考えています。

いどいど 2007/06/26 19:26 脳外科見習い様

>> ido 様
>この件は守秘義務とどう関係あるのでしょうか?
>頭が悪くてわかりませぬ。

や、たぶんわたしの方が百倍ぐらい悪いです、頭

守秘義務違反をしているというのではなくって、「守秘義務違反であるとマスコミが騒ぎ立てる」ことを心配しています

杞憂であれば問題はないのですが…

774氏774氏 2007/06/26 19:28 甲山事件では2歳児の証言を証拠として採用してきた検察があったので、0歳児でも原告団になる事はできるとは思いますが、無茶苦茶ではありますね。ちなみに甲山事件の犯人とされた女性保母も、支援者の一人と結婚し、今は幸せな生活を送られているそうです。しかし、2歳児の証言を全面採用する検察なあ・・・

いどいど 2007/06/26 19:31 >「守秘義務違反であるとマスコミが騒ぎ立てる」ことを心配しています

もうちょっと詳しく書きますがマスコミが記事として「守秘義務違反だ」とするのではなくって『遺族が「当時現場にいた人しか知らない事を話題にしている。守秘義務違反だ」と言っている。どこまで遺族を舐めてるんだ』みたいな伝聞形式の騒ぎ方をしないかなぁという心配です

moto-tclinicmoto-tclinic 2007/06/26 19:37
うーん、そうすると、病院・担当医側からということになってしまいますが・・
だとすると、「妄想3」で書いたように、なんで相手側の動きまでわかったのか?が非常に疑問です・・

しかし、毎日の記者のなかに、ジャーナリストとして、今回の報道を偏向と疑問視する若い人はいないのでしょうか?
新聞記者が、デスクの言うままに、はいはいと従っていてどうするのだろう?自由な発言を愛するが故にジャーナリストになったのではないですか?

わたしは、自分が医者として信念を通した結果、いろいろ不利益を蒙った経験がありますが、それについてはまったく後悔がありません。むしろ誇らしく思っています。
毎日新聞の報道姿勢は、ほんとうにこのままでいいのですか?
内部改革にチャレンジし、それがだめなら、フリーになって新たなジャーナリズムの道を模索するという人は、毎日の中にはいないのですか?

もし、Yosyan先生への情報提供が毎日からだったら、まだまだ捨てたものじゃないと、内心期待したんですけどね・・そうですか・・

YUNYUNYUNYUN 2007/06/26 19:54 Bugsyさま 何でも悪く取るのはやめてください。

> 原告に夫がいるのはまだしも 生まれてまもない乳児が入っているようです。当然判断力のあるはずもなく、法的に原告になることは可能なんでしょうか?

日本の民法では「生まれてから死ぬまで」、人としての権利を認められます(民法3条1項)。乳児でも私権を有するのは当然のことです。
不法行為により人を死なせた(と原告側は主張しています)場合に、損害賠償請求をできる権利があるのはその相続人です。本件では配偶者たる夫と、子。

子供には判断能力がないでしょう、というのはその通りですが、そのために民法は法定代理人の制度を用意しました。つまり、その子供の親権者(本件では父)が、子に代わって判断して法律行為をし、その法的効果は子に帰属します。
だから、子供であっても、法定代理人親権者父が代理して訴訟を提起するという方法で、原告になれるし、判決の効果を受けることができるのです。

本件訴訟の手続自体は民法と民事訴訟法の原則通りで、別に不思議でも特別でもありません。他の医療訴訟でも、交通事故訴訟でも、そういうやり方をしています。(最高裁のホームページででも、死亡事案の判決を一つ二つ、ご覧になるとよいと思います。)

それを、
> 裁判の戦術として裁判官の同情を引くためかも知れませんが
と言うのは邪推が過ぎるといおうか、ひねくれた物の見方といおうか。
あまりにも低レベルの発言は、被告に対する応援どころか、足を引っ張ることになりかねませんので(被告側が不適法で品性下劣な戦法をとっていると評価されかねない)、ご注意ください。

YosyanYosyan 2007/06/26 20:02 今日の議論を読みながら考えた事ですが、私のエントリーでも少しぼかしているのですが、搬送時に記者がいたという情報はありますが、どこの記者かは不明なのです。毎日の記者が例の団体に引き合わせたともありますが、最初の記者と同一人物かどうかは不明です。推測として事件当夜にいたのは朝日系列の記者であった可能性があります。記事になりそうとしてある程度取材したが、家族に訴訟の意思が無さそうなので病室ビデオは一旦お蔵入りになったのかと。

毎日が嗅ぎつけたのは本当に後だったかもしれません。他社に情報を提供する義理はないですから、「苦労して」遺族を見つけ出し取材活動を行なった。ただ取材はしてみたものの訴訟の意思がないため、ニュースバリューに乏しい。ただシチュエーション的には「大規模たらい回し」があり「産婦の死亡」もあり「可哀そうな子供」もいます。そこで記事の価値を高めるために例の団体まで引っ張り出して訴訟路線に走らせたのではないかと。

記憶がやや曖昧なんですが、毎日が抜いた後、比較的冷静な記事を早期に打ち出したのは朝日だった様な気がします。これはスクープを持っていかれた朝日の悔しさであるとも見れます。そこで蔵から出てきたのが例のビデオで、これを生かして作られたのが『悲鳴病棟“医者を訴える”夫の決断』ではないかと言う事です。

毎日記者が事件当夜に居合わせたのなら、報道までの時間が長すぎるの指摘があります。たしかに不自然ですが、日時が経過してから接触して、速報価値の乏しいニュースソースとして取材を始めたのなら辻褄が合います。記事に大きな付加価値をもたらす訴訟がらみに仕立てる時間です。だから本来のストーリーは、記事で病院を叩いて遺族に全国の同情を集めて注目させておき、注目の中で訴訟に踏み切らせる第二報も狙っていたと考えます。

これも妄想と言えば妄想になりますが・・・

YUNYUNYUNYUN 2007/06/26 20:10 スレ違いですが、774氏様、細かいツッコミ
> 甲山事件では2歳児の証言を証拠として採用してきた検察があった

証拠を採用するのは、裁判所です。検察は証拠として調べてくれと「請求」しただけです。
裁判所の考え方は、幼児の証言に証拠能力が無いとして一律に排除することはしない、が、その証明力の評価は裁判所の判断(自由心証)による。認知症や精神病者、精神障害者などの証言についても、同様の扱いと思います。

なお、手許に記録がないので未確認ですが、甲山事件は障害児を預かる施設で、「2歳」ではなく、もうちょっと年上(精神的には未発達)の子供から事情聴取した調書の信用性が争われたものだったかと。

そして、証人となれるかどうかと、訴訟の原告となるかどうかとは、法的にはぜんぜん別の問題です。

DR筑豊DR筑豊 2007/06/26 20:21 うーん、YUNYUN様のおっしゃることは、冷たいようですが、法の規定に則っていますね。どうしても、感情的に反応しがちな私でしたが、頭を冷まされた思いです。
そういえば、私たちが予後説明をするときに、冷めた頭で思考することを思い出しました。プロというのは、医学的なことであれ、法的なことであれ、冷静に考えることが必要なのだと気付かされました。
もちろん、マスコミの誤報・捏造や、市民団体の電波には怒りを覚えます。法匪のすることにも怒ります。
しかし、理論の場において、怒りはモチベーションにはなっても、決して論拠にしてはならないと思いました。

774氏774氏 2007/06/26 20:26
 YUNYUN様の書かれている通り、証拠として採用するもしないも判事の裁量権ですね。ただ、昔から疑問にも思っていたのですが、もし小児の証言が間違っていたら、誰が責任持つのでしょうか。

774氏774氏 2007/06/26 20:29 DR筑豊 様

 ただし、今日のエントリーに挙がっていることは、裁判の証拠にするわけではないので、覚めた目で見る必要性は無いと思います。あくまで、原告側のマスコミを用いたお涙頂戴戦術に対抗するための、牽制であるわけですから。

YUNYUNYUNYUN 2007/06/26 21:41 余談ついで。774氏さま、
> もし小児の証言が間違っていたら、誰が責任持つのでしょうか

民事上、未成年者の不法行為については基本的には保護者が責任を負います(民法712条、714条)。子供同士で喧嘩して、ヨソ様のお子さんに怪我をさせてしまった場合のように。

ところで、前提として、そもそも「間違った証言」が不法行為となるかどうかが、問題です。
裁判で客観的な真実(裁判所が認定した事実)と違う証言をする人は、大人でも、なんぼでも居ります。証人にはどのような責任が生じるか?

刑事上の偽証罪となるのは、「自分の記憶に反する事実を(記憶に反すると分かっていながら)証言した場合」です。悪気はないけど思い込みだったとか、他の裏付け証拠がないためにその証言を裁判所は真実と認めなかったとかいう場合には、偽証罪にはなりません。

一方、民事上の不法行為責任の要件は「故意または過失」です。故意による「間違った証言」(偽証罪が成立するような場合)は責任を負わせてよいとして、過失の場合はどうか。他に客観的な証拠がないことを述べるのは、「過失証言」として損害賠償させるのでよいのでしょうか?
私見ですが、裁判では手持ち証拠の状況によって必ずしも立証に成功するとは限らず、むしろ客観的証拠が無いゆえに人証に頼ることが多いので、これを過失証言として責任を負わせるのでは、裁判は成り立ちません。
従って、偽証による不法行為責任は「故意」の場合に限るべきであると考えます。
なお、裁判には多くの証拠が出されるので、故意に真実と異なる内容を述べたものであったとしても、ただ一個の証言だけで裁判結果が左右されることにはなりにくいといえます。従って、偽証によりいかなる損害が生じたか、また因果関係があるかどうかは、なかなか証明が難しいと思います。

これを前提とすると、小児の証言が間違っていたために親が損害賠償させられることは、悪ガキが嘘を嘘と知って証言した場合はともかくも、あまり考えられません。
うちの息子はアホで勘違い証言をするかも、ではあまり心配しなくてよさそうです。

たじまんたじまん 2007/06/26 21:42 Yosyan様がかかれている通り、他紙が毎日新聞の「たらい回し」に引きずられている中、朝日新聞は、第一報の翌日の10月18日にはこんな記事を掲載しています。
http://www.asahi.com/special/obstetrician/OSK200610180004.html
今にして思えば、あらかじめ取材していたかのような記事ですね。

また、朝日放送の「悲鳴病棟」との関連も、こちらの番組ブログ(6月7日)からうかがい知れます。
http://webnews.asahi.co.jp/you/hensyu/takahashi/taka_top.html
朝日新聞と朝日放送の関係は、毎日新聞と毎日放送との関係より強そうですので、朝日新聞報道と朝日放送の報道も連動している、かもしれませんね。

hamastahamasta 2007/06/26 21:47 そういえば、携帯メールもタイトルは傍受できるとか聞いたことが、、、
無線技術に詳しい知り合いが欲しい。。

moto-tclinicmoto-tclinic 2007/06/26 21:53 >YUNYUN様
Bugsy様は、単に、知らなくて疑問に思って、聞くのは恥ずかしいけど思い切って聞いてみよう、と考えただけだと思いますよ。それを「邪推がすぎる」とか「ひねくれたものの見方」とか書かれると、萎縮して聞けなくなってしまいます。御説ごもっともとも思うのですが、ややきつすぎるかと・・
今日は、皆さん、妄想モードですね(笑。

こんたこんた 2007/06/26 22:16 http://megalodon.jp/?url=http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20061017k0000m040150000c.html&date=20061017100034
10月17日 毎日新聞の第一報の魚拓です。
このエントリの情報が事実なら、林由紀子、青木絵美の両記者が記事を書くことになった理由というのもあるわけですね(まさか夜中最初に居合わせた記者が彼女というわけでもないでしょう)。悪魔のごとき扱いを受けている青木記者ですが、いつからこの件に関与したのか?
本筋と関係ないですが、なにか理由があるのかな?と思ったもんで一応コメント残させて頂きます。

お弟子お弟子 2007/06/26 23:00 >moto-tclinic様
 それはそのとおりなのですが、このblogの有名度と原告側もネット情報に触れられることを御考慮頂いた方がよいかと思います。牽制のつもりがそれを逆手にとられたり先に手を打つことも可能となので、ある意味裁判戦術に関わってくることは事前に情報を漏らさない。もちろん直接の当事者が意図を持って漏らすのはこれも戦術でしょう。
 当事者、当事者に直接当たれる人、さらにその人に近い人、あたりがネットやっていてその人達にのみ情報を伝える手段があったなら、戦術に関わることの議論は有意義だとは思います(m3は幻想の場でしたね)。

moto-tclinicmoto-tclinic 2007/06/26 23:01
youtube【070529時流・悲鳴病棟@ABC NEWSゆう】
http://www.youtube.com/watch?v=TIoGgrFo_2o
ここでは、「病院が、一度説明後、弁護士がついて当事者との接触を拒んだこと、および、奈良県医師会が、発覚2日後に、問題なしと断言したことが問題だった」とされていますが、記者がすでに取材を始めていることがわかっていれば、そりゃあ対応も硬化しますでしょう。なおかつ、それが実はABCの記者だったりして?
おまけ【070301産科は激務@NHK奈良】
http://www.youtube.com/watch?v=Whdeg2yJOzw&mode=related&search=
うーん、脳梗塞かもと思ったら、tPA適応あるかもしれないわけだから、ご無理なさらないほうが、、、ていうか、これは絶対おかしな状況です。一般人のかたにオススメ。

moto-tclinicmoto-tclinic 2007/06/26 23:32
ビデオの件ですが、出産後の母子を撮ろうと、家族がホームビデオを用意していたということは、考えてみたら、あるかもしれません。途中から状態がおかしくなってきて、とりあえず記録しておこうとだれかが写し始めたとしても、おかしな話ではないかも。

moto-tclinicmoto-tclinic 2007/06/26 23:36
もし、記者がそばにいたら、家族のホームビデオをつかって、撮り始めたのかもしれませんね。。
家族のホームビデオで撮っていれば、病院側も制止しにくいだろうし。

いのしんいのしん 2007/06/26 23:59 報道における「取材源にたいする守秘義務」という文句を目の当たりにするにつけ、「ホントに信用できるのか?」って思うのが常です。ですから、書き込まれている方々の懸念も当然に思えます。一方でYosyan先生が、非常に慎重な方でブログの文章にも非常に気を使っておられるのも分かっております。そのYosyan先生がこういう憶測を呼ぶであろう記事をエントリーされる、ということはかなり思い切った、「清水の舞台から飛び降りる心境」ではなかったかと思われます。自分個人の中では事実だろう、と思っておりますが、ネット上で広く賛同を得るには時期が来てソースを公開する以外にはなかろうとも感じております。

あるコンサルあるコンサル 2007/06/27 00:29 >YUNYUN様
原告になれることと、することは別なはずです。
この場合、乳児を原告にすることによるメリットが『裁判官の心象をよくする』以上のメリットがあることを説明しなくては、その邪推を払拭することはできません。
例えば、乳児を原告にすることで、
A:損害賠償金額を多くすることができる
B:原告団の士気が上がる
など
なお、乳児を原告にすることが裁判官の心象をよくすることにつながらないとの意見については、他の弁護士のブログで“テミスの目隠し”の事例として、山口母子殺人事件において、原告が遺影を持ち込むことを拒否されていることが紹介されていることを持って、反論とします。

BugsyBugsy 2007/06/27 00:42 >moto-tclinic様
かばっていただいて恐縮ですが なおこんな発言をあえてさせてください。
「ビデオの件ですが、出産後の母子を撮ろうと、家族がホームビデオを用意していたということは、考えてみたら、あるかもしれません。」
それもありますが、術後の頭に包帯巻いて挿管された奥さんのビデオを家庭用ビデオとしても手ぶれなく延々と撮影しますかねえ。自分の女房だったら嫌だなあという 小市民的感覚からです。違和感を感じています。もう一度御意見を伺いたいですが、どうしてこの瞬間に撮影するんでしょう?ましてやマスコミに公開しますか?
やっぱり 自分は嫌だなあ。なんだか気持ちにそぐわないです。誰が撮影したかは憶測ですから申し上げません。邪推ならいいですよね。

YUNYUN様
たしかに悪くとっています。
しかしこの赤ちゃんを原告にしたのは本人じゃなくて あくまで原告の父親や、弁護士、親戚でしょう。うーん、ごめんなさい。極めて感情的になっています。
裁判に不利になるんだったら 即刻削除してください。

moto-tclinicmoto-tclinic 2007/06/27 00:45 > あるコンサル様
いや、だから、そうじゃなくて、法定相続人が夫と子供なんだから、この場合、そんな変な憶測不要で、ふつうに、原告は夫と乳児の子供の二人でいいの。
仮に、夫だけが原告として立てば、相続分である1/2分しか請求権無いんですよ。乳児が原告にならなければ、あとの1/2が無駄になるの。乳児が原告なんて、民事じゃ普通にあるから、裁判官の心証になんか関係ないよー、むしろそんなことここに書くと、ここ読んだ裁判官の心証は悪くなる可能性大。法律知らずに(調べずに)邪推する側に裁判官厳しいと思うよ。
コンサルって、何のコンサルですか?医者が法律に疎いのはわかるけど、コンサルと称するなら、民法くらい知っとけよー、って、YUNYUN様じゃないけど、ついついきつい口調になってしまった。きつかったらごめんね>あるコンサル様。

moto-tclinicmoto-tclinic 2007/06/27 00:54 >Bugsy様
>しかしこの赤ちゃんを原告にしたのは本人じゃなくて 
おっしゃりたいことは、なんとなくわかってきましたが、赤ちゃんであるからこそ、その法定代理人である父親の判断で、ことは動いているわけですよ。なんの問題もありません。

moto-tclinicmoto-tclinic 2007/06/27 00:58
追伸)
>山口母子殺人事件において、原告が遺影を持ち込むことを拒否されている
こちらは刑事です。裁判の性格が根本的に違います。

moto-tclinicmoto-tclinic 2007/06/27 01:25 >Bugsy様
>もう一度御意見を伺いたいですが、どうしてこの瞬間に撮影するんでしょう?ましてやマスコミに公開しますか?やっぱり 自分は嫌だなあ。なんだか気持ちにそぐわないです。

・・私が家族だったら、撮るかもしれません。。
世の中いろいろな考え方の人がいます。わたし、以前皮膚科医やっていたときに、医歯薬出版からアトラス本出してるんですが、写真の使用に関して、患者に郵送・書面で同意のお伺いたてたとき、顔写真について、眼に黒帯つけてたんですが、これをはずしてほしい、という患者が結構いた。
黒帯ついてると、犯罪者みたいでいやだ、と言うんですね。
もちろん、写真の使用を拒否する患者もいたし、顔を出さなければいい、という人もいた。
世の中いろんな人がいます。。
わたしが夫、あるいは親族だったら、そこにビデオがあれば、たぶん冷静にビデオに撮ってます。。
だって、ほかに、すること、というか、力になれること無いじゃないですか。。

RomRom 2007/06/27 01:31 いつも感心しながら読ませていただいていますが、ソースの信頼性が大事なことを理解されているのに、そこについて「私を信じていただくほかない」として意見を述べるのは先走りに過ぎるかと思います。何らかの理由でソースを公表できないなら、sれはその時点でガセネタであると考えるべきかと思います。
私は医療では門外漢ですが、それでもこのブログなどを読んでいるうち、そして何より医療に携わる方の『悲鳴』としか聞こえない言葉を読むうちに、この案件は医療インフラの将来を考えた対応をされるべきと信じるようになりました。
それも全て、情報の信頼性をすべて相手の判断に委ねた議論の結果だと考えています。だから、今回の情報はあくまでソースの信頼性を提示できる段階になってから出すべきものと考えました。
われわれ医療関係者以外の人種に対してあなた方医療関係者が勝っているものの最上のものに、『反証と検証の重要性と怖さ』を知悉しているという知性があると思っています。だから、医療関係の方々にはあくまで基礎を築いた上での理論を行っていただきたいと考えます。

あるコンサルあるコンサル 2007/06/27 02:12 >moto-tclinic様
職業柄、会社法、労働三法、民法あたりは大方理解しています。
ただ、弁護士の先生に民法で考えればうんぬんとは、恐れ多くて申せなかっただけで、AやBの可能性を例示させていただくにとどめました。
指摘したかったのは、Bugsy様の「(原告にできるのはなんとなくわかるけど)なんで赤ちゃんを原告にするんだよ〜」との叫びに、「法的に原告にできるんだよ」という回答は、焦点がずれていませんか?という指摘です。
つまり、『裁判官の心象をよくする』という理由ではなく、『これこれこういう理由で赤ちゃんを原告にするのです。』という説明が適切なのではないですか?ということです。
誤解を招いたようであれば、すみません。

moto-tclinicmoto-tclinic 2007/06/27 02:14 追伸)
わたし、診察室での、患者との会話、すべて録音して保存してる人ですからね。。開業してからこの4年間すべて。。
さいわい、まだ役にたったことないですが、もしも、トラブルになったとき、自分がどんな説明を患者にしたのか、自分で確認したいじゃないですか。。
わたし、変なのかな?。。
すべての患者の施術前後、写真に残してます。管理にはすごく気を使ってる。診察室のPCは流出を恐れてネットにつなげてないし、写真の保存は、PCのOSが入ってるのとは別の、外付けHDにのみしてるし。。
もし写真撮影拒否する患者がいたら、わたし、そのひとに手術、こわくてできない。。自分が何をしたのか、あとで確認できないなんて、すごい恐怖です。。あとで患者に何を言われても反論できないような気がする。。
・・話がずれて恐縮ですが、世の中、わたしのような人もいるんですよ。。

あるコンサルあるコンサル 2007/06/27 02:29 >moto-tclinic様
変ではないと思います。
個人的な経験は、あまり参考にならないかもしれませんが、先日、産婦人科に行くことがありまして、体重1500gの赤ちゃんに出会いました。
帝切で出産され手術室から出てきた直後から、父親はビデオ撮影していました。
その間、産科の先生は臨月までなって1500gしか体重がなかったことから、先天的な異常の可能性を話していたにも関わらず、ずっとビデオで撮りっぱなしです。
後に、その父親に聞いてみると「先天的な異常については知っていて、だからこそビデオで全てを記録しておきたかった」とのことでした。
個人の価値観とその背景を知らなければ、理解できないことは多くあります。

moto-tclinicmoto-tclinic 2007/06/27 02:38
>なんで赤ちゃんを原告にするんだよ〜
ううむ、これって、法曹の方にとっては、「何でお産で病院にいった妊婦が死ぬんだよ〜」っていうのを医者が聞くのと、同じくらい新鮮に聞こえるのではなかろうか?
それとも、情の厚い深いみたいな問題なんでしょうかね?わたしには無い発想です。びっくりしました。
法律感覚のもんだいなのか、感情の性向のもんだいなのか、ちょっと興味あります。

あるコンサルあるコンサル 2007/06/27 02:49 >moto-tclinic様
いえ、前提となる知識の有無の問題と考えます。
赤ちゃんを原告にすることが、すぐにmoto-tclinic様が言われる「相続分である1/2分しか請求権無い」、私の表現だと「損害賠償金額を多くすることができる」につながるかどうかです。
ここにつながらないと、赤ちゃんを原告にする理由がわからなくなり、裁判官の心象を良くするためではないかという邪推につながるのだと考えます。

774氏774氏 2007/06/27 07:51
 だ か ら、情報源なんか出す必要もないし、信憑性なんて読む側が判断すべきものなの。

 お金取ってる新聞やテレビ(商品代に含まれる)だって、情報源を出せないときは、「〜スジによりますと」「A木さんは以下の様に主張する」と書いてるでしょ。記事の信憑性だって、もう誰もネタの宝庫としか見ていない新聞が2紙ほどあるでしょ。毎日新聞が今回の件について、徹底的に検証記事を載せた? 奈良県の3/4をむ産科医地区にした経緯を説明した? 産科医が辞めたのも心に深い傷を負ったためなのに、産科医にインタビューした? 原告の「責任を感じるなら産科を続けるべき」という自分に都合のいいトンデモ意見しか載せてないでしょ。

 ましてここは誰でも読める個人ブログ。新聞(いや、もっと責任が重いテレビ)ですら負う責任が無いものを、個人ブログが負う必要も無い。そりゃ嘘ばかり書いてりゃ読者は離れていきますけど、Yosyan先生が築き上げた信用性を信じてみんな書き込んでるんだから。例の2紙は自ら信用性を壊しまくりだけど。オームにクラスターに珊瑚に・・・

774氏774氏 2007/06/27 07:59  取材原の秘匿だってもう読売新聞の裁判で結果がでてるでしょ。ただし外国の新聞は、秘匿する以上、取材原が負うべき刑罰を記者が負う位勇気があるけどね。といっても欧米じゃあまり取材原の秘匿というのは無いそうで、みんな名前を出したがるとか。

 記事の信憑性について例外がふと思い浮かんだ。東スポ。あれだけぶっ飛んでると面白い。

Med_LawMed_Law 2007/06/27 08:12
>なんで赤ちゃんを原告にするんだよ〜
>赤ちゃんを原告にすることが、すぐにmoto-tclinic様が言われる「相続分である1/2分しか請求権無い」、私の表現だと「損害賠償金額を多くすることができる」につながるかどうかです。

誤解が多いようですので、遺産相続と同じとして考えたらいかがでしょう?

『お金持ちのお爺さんが亡くなりました。遺産は1億円。相続権を有するのは、妻、長男、長女、次男。』
Q1 相続人が妻だけの場合と、子供がいる場合で、相続金額の総額は増えるか?
A1  相続金額の総額は、死亡した人の資産で決まるので、変化しない

Q2  子供が成人に達していない場合、妻が全財産を相続してよいか?
A2  子供にも遺産相続権があり、妻が権利を独占することはできない。
   但し、子供が未成年の場合、親権によりその財産を管理することができる。

本来、原告は直接被害を受けたとする死亡した妊婦であり、遺族は本人に代わって訴訟をしているということ、妊婦が受け取るはずの賠償金を遺産として遺族が受け取るので、相続権を有するものが原告に連なるのは、情でなく、理で考えると不思議でない

但し、『訴えたのは子供のため!』などというのは茶番。訴状を見てみないと分からないけれど、賠償金の積算根拠も見てみたい。

774氏774氏 2007/06/27 08:37
 あれー、おかしいなあ。お金目当ての裁判じゃなく、[
真実を明らかにする裁判」と原告は多数のマスコミの前で堂々と言っているのに、子供も原告にならないとお金が半分しか取れないという説は、原告の言ってる事と合わないやー。という事で、この説は「 却 下 」ですわなあ。原告の気持ちをもっと考えましょうよ。じゃあやっぱり裁判官の心証をよくするために赤ちゃんを原告にしたのかな。逆効果なんだけどなー。

moto-tclinicmoto-tclinic 2007/06/27 08:48
以前、m3での医師カルテ情報漏えいさわぎのときは、「そのカルテを入手して医師に見せたのは当のマスコミではないか」という論調になって、はらはらしました。
カルテの出元がどこであろうと、医師の守秘義務が問われることに変わりはないわけですから。
今回のエントリーの話については、べつに裁判の行方にかかわるとも思えず、自由に妄想していていいのではないでしょうかね?毎日新聞やABSの名誉を棄損しているとも思えません。むしろ、マスコミが取材に熱心なのは感心なことかもしれんし(笑。
ただ、情報の提供元が、信頼できる方だとはいえ、そのひと自身がガセをつかまされてる可能性はあるし、当事者に近い人であれば、ストレスのあまり被害妄想的な要素が入っていてもおかしくない。・・わたしも昔は鬱で苦しみましたからね。しかし、Yosyan先生に、わざわざ情報提供するということは、御自身では立場上発信できないが、できれば公開してほしい、というメッセージではあるんでしょう。それらを総合すると、今回のエントリーのような曖昧な書き方にならざるを得ないということかな?

YUNYUNYUNYUN 2007/06/27 08:50 moto-tclinic さまが、私の言いたかったことを代弁してくださいました。
>>なんで赤ちゃんを原告にするんだよ〜
>> ううむ、これって、法曹の方にとっては、「何でお産で病院にいった妊婦が死ぬんだよ〜」っていうのを医者が聞くのと、同じくらい新鮮に聞こえるのではなかろうか?

その通りです。
法曹にとっては、「赤ちゃんに損害賠償請求をさせるな」という意見は、「八百屋でトマトを買っても代金を払う必要はない」と主張するのと同程度に、法的にプッ飛んだ見解に聞こえます。

> 乳児が原告なんて、民事じゃ普通にあるから、裁判官の心証になんか関係ないよー、むしろそんなことここに書くと、ここ読んだ裁判官の心証は悪くなる可能性大。
> 法律知らずに(調べずに)邪推する側に裁判官厳しいと思うよ