京都市は4日、同市東山区の料亭「千花(ちはな)」(永田雄義(かつよし)さん経営)で、2月26日にコース料理を食べた男女8人が下痢や発熱などの食中毒症状を訴え、うち3人からノロウイルスが検出されたと発表した。市は4〜6日の3日間、同店を営業停止処分にした。千花は仏タイヤメーカーのミシュランが昨年10月に発表したレストランの格付け本「ミシュランガイド京都・大阪版」で、最高の「三つ星」を獲得していた。
京都市によると、症状を訴えたのは府内の32〜58歳の男女。2月26日の夕食にヒラメやマグロの造り、キングサーモンの焼き物など、1万3650円の懐石料理のコースを食べた。同28日午前から症状が出始め、2人が病院で診察を受けたが、全員が快方に向かっているという。
また、当日の調理従事者の男性2人からも、ノロウイルスが検出された。8人とは別に、6人で来店したグループにも体調不良を訴えている人がおり、市が調査している。
朝日新聞の取材に対し、日本ミシュランタイヤ広報部は「現段階では事実を把握しておらずコメントできない」とし、三つ星の更新については「今後の店の対応と監督官庁の判断を見守った上で、検討したい」と話した。