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平松市長「橋下知事の発言は虚言」市議会で反発

 大阪市の平松邦夫市長は2日の市議会本会議で、来春の統一地方選に向けて府市「解体・再編」構想を打ち出している大阪府の橋下徹知事が「大阪市は市のことだけを考えている」と批判していることに対し「全く事実に反し『虚言』といっても過言ではない」と反発した。公明党市議の代表質問への答弁。

 市長は、仕事などで市外から昼間流入する人たちのために市が都市基盤整備を進めてきたとした上で「市民が府に納める府税のうち、府から市に還元されているのは18%にとどまる。市域を越えて貢献しているのが本市の姿」と強調した。

 また「明確な根拠も示さず、府市解体・再編がすべての問題を解決し、選挙がその実現の唯一の方法という印象を住民に与えることは慎むべきだ」と批判した。

[ 2010年3月3日付 ]

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