2010年 3月 3日
平岡都さん追悼の会
坂出市出身の大学生、平岡都さんが広島県の山中で切断された遺体で見つかった事件で3日、平岡さんが通っていた島根県の大学で追悼の会が開かれました。平岡さんが通っていた島根県立大学で開かれた追悼の会には学生や一般市民も参加しました。この中で平岡さんが所属していたサークルの部長だった女子学生は、「平岡さんは私たちの心の中に生きています」と追悼の言葉を述べました。平岡さんは坂出市出身で、去年10月、アルバイト先を出たまま行方がわからなくなり、広島県の山中で切断された遺体が見つかりました。先月には警察が有力な情報提供に対する懸賞金を2カ月前倒しにして導入し、捜査を続けていますが、未だ事件解決への手がかりは得られていません。

児童がお年寄りに ひな飾りのプレゼント
3月3日は桃の節句、ひな祭りです。高松市の小学校の児童が介護老人保健施設を訪れ、お年寄りに手作りのひな飾りをプレゼントしました。介護老人保健施設を訪れたのは高松市の国分寺南部小学校の4年生、約160人です。ひな祭りに合わせて児童たちはお年寄りと一緒に折り紙のひな飾りを作って交流を深めました。お年寄りが人形に顔を書き入れてひな飾りは完成、できあがったものは早速、お年寄りにプレゼントされました。国分寺南部小学校は毎年、介護老人保健施設を訪れていて児童たちはお年寄りとふれ合い、思いやりの心を学んでいました。

イサム・ノグチが考案遊具設置
高松市牟礼町にアトリエを構えた世界的な彫刻家、イサム・ノグチがデザインした遊具が、高松市の中央公園に設置されることになりました。設置されるのは、イサム・ノグチが考案した遊具で、「オクテトラ」、「プレイスカルプチュア」、「シーソー」の3種類です。高松市が約1000万円をかけて設置します。イサム・ノグチは、子供たちに遊びを通じて自然を感じてほしいと生涯に17種類の遊具を考案していて、そのデザインは国内だけでなく海外でも親しまれています。イサム・ノグチの遊具を一カ所で3種類そろえた公園は、国内でも珍しいということです。高松市は、子供たちだけでなく、大人にもアートとして楽しんでもらい、中央公園の新しいシンボルにしていきたいとしています。設置は、今年5月末の予定です。