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【政治】

首相、公判終了後に使途公表 巨額資金提供で、参院予算委

2010年3月3日 12時58分

 参院予算委で答弁する鳩山首相=3日午前

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 参院予算委員会は3日午前、鳩山由紀夫首相と全閣僚が出席し、2010年度予算案に関する質疑を開始した。首相は自らの偽装献金問題に関し、実母から提供された巨額資金の使途について「(起訴された元秘書の)裁判が終わったら説明する。逃げているとか、いいかげんに済まそうというのではない」と述べ、公判終了後に公表する意向を重ねて示した。

 資金管理団体の収支報告書虚偽記入事件で不起訴となった小沢一郎民主党幹事長の説明責任をめぐっては「小沢氏のやり方で説明責任を尽くすということだと思う」と述べるにとどめた。

 トヨタのリコール問題では「これからも真摯な対応を願いたい。そのことによってユーザーの信頼、安心が回復されると期待する」と指摘した。

 枝野幸男行政刷新担当相は、4月以降に実施する「事業仕分け」第2弾について「独立行政法人の改革を取り上げる。不断の見直しが必要だ」と抜本的に見直す意向を示した。

 直嶋正行経済産業相は、民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)をめぐり「(政権を担当する)4年間かけて財源を捻出する」と強調した。

 自民党の林芳正、西田昌司両氏への答弁。

(共同)
 

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