2010年3月3日 19時4分更新
日本航空が会社更生法の適用を申請するなど航空業界を取り巻く環境が厳しさを増すなか石井知事は今後、国際線の格安航空会社に対して岡山空港への乗り入れを働きかける考えを明らかにしました。
これは3日の県議会の一般質問で石井知事が自民党の議員の質問に答えたものです。
このなかで、石井知事は日本航空が経営の再建策として地方空港から相次いで撤退していることを受けて日本航空を含めた既存の路線の維持へ向けて航空会社への働きかけを続けるとともに、アジア地域からの旅行客の誘致活動を展開するなど利用の拡大策を進める考えを示しました。
そのうえで石井知事は、「搭乗ゲートの増設や駐機場の再拡張を岡山空港の新たなセールスポイントとして格安航空会社などに対し、路線の拡充やチャーター便の運航などを働きかけたい」と述べ、国際線を中心に新たな路線の就航へ向けた働きかけに力を入れる考えを示しました。