岡山放送局

2010年3月3日 19時4分更新

雛を描いた大きな寿司ふるまう


倉敷市ではひな祭りにちなんで、大きなすしおけにひな人形が描かれたおよそ500人分のバラずしが作られ市民に無料で振る舞われました。

これは、倉敷市周辺でとれた食材を使ったバラずしを「倉敷ずし」という名称で広く親しんでもらおうと市などの主催で毎年行われているものです。

3日は、ひな祭りにちなんで、1メートル20センチ四方の大きなすしおけに、錦糸卵を使っておびなとめびながえがかれたバラずし、500人分が用意されました。

バラずしにはひなの口や目に、玉島地区の生しいたけが使われたほか、連島地区の特産のれんこんやごぼう、児島地区沿岸でとれた魚介類など、地元でとれた食材がふんだんに使われています。

会場の倉敷アイビースクエアでは大勢の人が列を作り、12時半になると、取り分けられたバラずしを1皿ずつもらって、具だくさんのバラずしをおいしそうに味わっていました。

兵庫県から娘と訪れた女性は、「おいしいです。気分は春らんまんです」と話していました。