今年度中の運転再開を目指す高速増殖炉「もんじゅ」がある福井県敦賀市の市長が、「もんじゅ」に関連する仕事を請け負っている地元の企業2社からパーティー券の購入などを受けていたことがわかりました。
敦賀市の河瀬市長などによりますと、2004年から2008年までの5年間に自身の政治資金パーティーを3回開き、およそ7,000万円の収入を得ています。
このうち高速増殖炉の「もんじゅ」を運営する日本原子力研究開発機構から仕事を請け負う敦賀市内の2つの企業が、あわせて222万円分のパーティー券を購入していたということです。
「それが『もんじゅ』の判断に影響するかということは全く考えていません。変な誤解を持たれるのであれば、お返ししたり清算してでも適正な判断をしたいと思います」(敦賀市 河瀬一治市長) パーティー券を購入した2社も「一民間企業としての活動の一環で、特別なものではない」と話しています。 (03/03 19:00)
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