ピーズラボ横浜近くの金網でほえる鈴木みのる=横浜市内
世界一性格の悪い男・鈴木みのる(41)が全日本初の金網マッチとなる21日・両国大会での船木誠勝(40)戦に向けて2日、横浜市内で会見。全日本側に「時間無制限」「ロープエスケープなし」「レフェリーストップなし」「目つぶしと金玉以外は反則OK」という過激要求を突き付けた。
鈴木は共に立ち上げたパンクラスを「放っぽり投げてった」かつての盟友・船木と昨年8月から抗争中。「本人たちの意志と体力の限界以外で決着がついて欲しくない。これは決闘」と、理由を説明した。
ロープエスケープなしが採用された85年のS・タイガー‐藤原喜明戦ではタイガーが腕固めで肩を脱臼。レフェリーストップなしが採用された02年の吉田秀彦‐ホイス・グレイシー戦では袖車絞めでホイスが失神した。鈴木は船木に「お前には逃げる道も逃げる場所もない」と通告、目を背けたくなるような結末は避けられそうもない。
(2010年3月4日)