空き缶deごはん

 空き缶(缶詰、ジュース、ビールetc)の空き缶を使って、ご飯を炊いてみよう。こんなものでと思えるが、慣れてしまうと、かなりおいしいご飯が炊けます。この方法は、阪神大震災でも注目された調理法です。
 
用意するもの
 
☆空き缶2個
☆割り箸(使用済みで充分)や小枝など 30本ぐらい
☆アルミホイル 缶にふたができるくらいの大きさ
☆缶切
☆ペンチ
☆カッターナイフ(アルミ缶のとき)
☆釘など先のとがったもの
☆軍手
 缶の切り口は、鋭くなっていますので手など切らないように、軍手をしてから、始めましょう。

加工が必要な、かまど缶

@.図を参考に、ペンなどで印をつける。大雑把にしても、まきとなる割り箸がうまく燃えればよい。

Aアルミ缶はカッターナイフでも切ることができます。

B他の缶は、上ぶたを缶切でくりぬいた後、缶を横にして焚き口の下(底部側)を缶切で切る。焚き口の上は金のこでキリミを入れ、缶の中に角材などを入れ「エ」のように真ん中に線を書くように、釘で小さな穴を開ける。少し力を入れると押し戸のように開くので、中に折り曲げる。

C煙穴は、中に角材などを入れて釘を打ち込み穴を開けた後、グリグリまわして1cmくらいまで大きくする。(ラジオペンチなど先端の細い物があればやり易い)

D最後にかまど缶の上に、鍋缶を載せ位をみる。使わない缶に水をいれて実際に火をつけて、うまく燃えるか試してみよう。

⇒うまく燃えないときは
Let's Cooking
1.空き缶2個の上ふたを切り取る。
 
2.ひとつをかまど缶(上図)にし、もうひとつは釜缶にする。
 
3.米はといで、釜缶に米1/2合.水1.5倍を入れ、アルミホイルでしっかりふたをする。
 
4.米を入れた釜缶はそのまま、30分おく。
 
5.かまど缶に釜缶をのせる。このとき、釜間がぐらつかないようにする。
  ⇒ぐらつくときは、缶の間に網を入れる
 
6.かまど缶の焚き口に落ち葉やマツボックリを入れ火種にする。割り箸や小枝を少し入れ、弱火にしておく。
 
 
7.アルミホイルのふたの隙間から。蒸気が出始めたら、割り箸や小枝を多めに入れ中火にする。(釜の中がにぎやかになる)
 
8.ふきこぼれが始まる
 
9.ふきこぼれが落ち着いてくると、釜の中が静かになってくる。弱火
 
10.一息してから一瞬、強火にして水分を飛ばす。
 
11.かまど缶から下ろし、ひっくり返して5分くらい蒸らす。
 
さあ、食べてみよう! うまく炊けたかな?
YESNO
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