前原誠司国土交通相、仙谷由人国家戦略担当相、原口一博総務相の3閣僚が参院予算委員会に遅刻した問題で、民主党の平田健二参院国対委員長は3日の記者会見で「いろんな理由があったにせよ、会議の時間に遅刻をするのは言語道断。気を引き締めて予算の審議に応じるように政府に対して抗議した」と強い不快感を表明した。
また、平田氏は「予算は衆院で可決すれば参院で議決しなくても成立する。与野党の立場を超えて参院軽視につながらないようにしていかなければならない」と述べた。遅刻の理由については「事務方の連絡ミスと聞いている。各省庁の大臣官房が8時50分スタートを9時と誤って伝えたようだ」と説明した。