ビルの汚水槽の点検時に安全対策を怠り、作業員2人を窒息死させたとして、兵庫県警は3日、2人が勤めていた神戸市須磨区の建設会社「松山工務店」の社長、松山清容疑者(75)=同区若木町1丁目=を業務上過失致死容疑で逮捕し、発表した。松山容疑者は「点検はさせたが、汚水槽内に入るよう指示はしていない」と容疑を否認しているという。
須磨署によると、松山容疑者は2007年4月20日、自社が管理する雑居ビルの地下の汚水槽(深さ約1.2メートル)内を作業員2人(いずれも当時61)に点検させた際、槽内の酸素濃度を測定させるなどの安全対策をとらず、窒息死させた疑いがある。