2006年 06月 23日
日米中韓の高校生意識調査 平成16年3月1日(月)産経新聞 ■性モラルも低く 国内の教育研究機関が日米中韓の高校生に行った調査で「男は男らしく、女は女らしく」と思う高校生の割合は日本が最下位とする結果が、明らかになった。結婚まで純潔を守ったり売春を悪いと思うといった性のモラルについても、日本の高校生が最も低く、各地で広がるジェンダーフリー教育や過激な性教育の影響を指摘する声が上がっている。 一ツ橋文芸教育振興会と日本青少年研究所が昨秋、日本・米国・中国・韓国の高校生の生活と意識を調査した。4ヶ国の高校生約1000人ずつから回答を得た。 それによると「男は男らしくすべき」と答えた日本の高校生は43・4%と、4ヶ国で唯一半数を切り最下位だった。「女は女らしくすべき」も28・4%でやはり最も少なかった。 男女別に見ると「男らしく、女らしく」については、各国とも女子生徒で「そう思う」と答えた割合が低かった。「結婚前は純潔を守るべき」では、日本の女子生徒は29・2%と著しく低く、米国の半分、中国、韓国の3分の1程度だった。 また、米国では9割以上が肯定した「男は女を守るべき」についても日本は69・7%と最低。「結婚前は純潔を守るべき」も日本は33・3%で最も少なかった。 さらに、売春を「本人の自由」としたのは日本では24・0%で、米国の28・0%に次ぐ多さ。その上売春を「よくない」と思う高校生も73・9%で、四カ国中、米国に次いでおり、高校生の性の規範意識が極めて低いことが浮き彫りになった。 この調査結果は衆院文部科学委員会でも取り上げられた。牧野聖修氏(民主)が「日本の高校生は男らしく、女らしくと思う価値観が非常に低い。これは教育のなせるわざではないか」と性差や性別に関する教育について、文科省の姿勢をただした。 河村建夫文科相は「男らしさ、女らしさの考え方は各国で違うが、(日本は)これでいいのかという思いはある。しかし教育の中でどうするかは、形にあてはめて考えるべきではないと思う」と答弁。性のモラルについては「性の情報の氾濫(はんらん)は日本では野放しという指摘もある。こういう点から正すのが大切ではないか」と述べた。 ◇ ≪学校の性教育精神面を軽視≫ 林道義・東京女子大教授の話 調査結果で、日本の高校生が世界も特筆すべきおかしな状況に置かれていることが明らかになった。これには学校現場やマスコミ報道によるジェンダーフリー教育の影響が考えられる。 大人が「男らしく女らしくと言ってはいけない」と思い込んでいるため礼儀作法やマナーを注意できず、しつけができなくなっている。その上、学校の性教育は精神面を置き去りにして技術ばかり教えており「性行為は好きなときにしてもいい」とあおっているようなもの。結果として、純潔の意識や売春への意識にまで影響が及んでいる。 ※月刊誌「正論」1月号の記事に関して、上記の記事を探してくれという依頼をいただき見つけたが、この「桜魂」には掲載していなかったので、資料的価値から今日は載せる事にした。 まず最近感じることから。飲食店などで働く若い男性と女性を比較すると、どうも男性の方が反応が遅いように感じる。それにてきぱきした感じがしない子が多いし、気力というか覇気が感じられない。私の周りに聞いてもそう感じる人が多いようだ。 加えて、服装がだらなしないし、ズボンはお尻までずんだれているし、髪型もハリネズミの様に寝癖が付いたままのようなものが多いが、若い男性が全体的に緊張感を持っていない感じがする。 中には、この人は伸ばしてあげないといけないと思う、清々(すがすが)しい若者も当然いるので、一概には言えないが、そう感じてしまうからどうしようもない。 あの「最高ですかー?」で一時有名になって捕まった、宗教家の福永法源は当時、感性を大事にし、感性のままに生きるのがいいと言っていたが、私はそうは思わず、常に感性を疑ってきたが、44歳になると、自分の感性がどの程度、的確なのかが少しずつ分かってきた。 人相というのがあるが、人の顔から感じ取るものは意外と当たるのだなあと最近思うが、これを洞察力とか直観力とか悟性とか言うのだろうか。いずれにせよ、最近の若い男性から清々しさが感じられない。 その最たる原因が「男は男らしく」という教育がなされていないからだろう。「男らしく」という言葉の中には、何らかの精神的な理想なり志が込められているが、「自分らしく」では目標も何もあったものではない。 どれだけ時代が変わってもなくならないのが「交渉力」を伴った仕事で、将来、仕事の面で成功するためには、どうしても判断力と交渉力(説得力)を持たなければならない。また、これを持っている人が、人の上に立つ人なのだが、その根底に必要なのが「強い気力・覇気」なのだ。 この「気力や覇気」を鍛えるには、毎日、自己を振り返り、自分の一日というものをよく点検して、「自分の弱点を修正する努力をしていこう。自分の長所と思えるところは、さらに伸ばしていこう。そして自分の理想に一歩でも近づこう。」と常に考えることだ。 そう考えてみると、「男らしく」の中にある自分なりの理想を持ち、日々、自己変革を目指して生きる事がいかに大切な事かが分かってくるだろう。「男らしく」生きようと思わない精神的理想や志がない若者が増えてくれば、気力が萎えた日本人が増えるのは当然である。 実は、男女共同参画推進論者には単なる能天気な田嶋陽子の様な人もいるが、中核にいる者たちは、ここまで分かってやっているのだ。彼女らはその実、非常に頭が良く巧妙で、このあたりの理論も確実に把握した中で戦略を組み、日本を侵食しているのだ。 なぜ?と問われるだろう。昨日も書いたが、悪魔はたまらなく「人の不幸が嬉しい」のだ。日本が悪くなるのが嬉しくて嬉しくてたまらないのだ。今、そんな人間たちが、各省庁を指導する立場である内閣府の中で跳梁跋扈している。 Tags:我が国の情けなさ データ・世論調査など
by sakura4987 | 2006-06-23 11:34 | ■男女共同(性教育・家庭科)
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