2009-06-15 22:42:22
[Archives] 「はだしの教室」神奈川新聞で紹介
テーマ:出来事私たちも印刷・web企画等影ながらご協力している「はだしの教室」ですが、今朝の神奈川新聞・朝刊に取り上げられたそうです。
記事をスキャンしたものを送っていただきました。
「はだしの教室」を発行しているのはEdukenという学生団体ですが、活動やその成果のクオリティが他の学生団体と全く違います。
素人目にも「すごい!」「面白そうだな」と思わせるのが自己満足にならない"伝わる"情報発信のあり方だと思うんですが、Edukenの情報発信はまさにズバリではないかと感じています。
17日のパーティが楽しみです。
【追記】
カナロコ(神奈新のweb版)でこの記事を見つけたので引用しておきます。
・・・私が高校時代に某論文コンクールで賞を頂いたときも、こうして神奈新の紙面とカナロコに記事が載ったのを思い出しました。
あのスクラップはどこに行ったんだろう・・・(笑)
◆かながわ瓦版/ゆとり世代が教育議論「考える楽しさ」を検証
横浜市内に住む大学生が中心となり、教育をテーマにしたフリーペーパー「はだしの教室」を創刊した。「失敗した教育政策」と言われがちなゆとり教育を受けて育った世代が、自ら経験した「学び」について発信し「教育について議論を巻き起こす」のが目的。17日には中区で創刊記念パーティーを開く。
「はだしの教室」を発行するのは、横浜市立大1年の岩本雄さん(20)が主宰する教育研究サークル「Eduken」(エデュケン)。同大学のほか、横浜国大、筑波大、早稲田大など複数の大学から計14人の学生が参加している。
呼び掛け人の岩本さんは、横浜市大入学直後の4月にEdukenを設立した。小・中学生時代の同級生で副代表の藪(やぶ)知衣里(ちえり)さん(東京工業大)や高校時代の友人らに声を掛け、メンバーを集めた。
創刊目的は「教育について関心を高め、議論を巻き起こすこと」。メンバー全員が1989年以降に生まれた、いわゆる「ゆとり教育世代」だ。
岩本さん、藪さんは「『ゆとり教育は失敗だ』と一括(ひとくく)りにされることが腹立たしかった」と話す。特に、2人の小学生時代の担任は総合学習の時間を活用し「考える楽しさ」を教えてくれたという。「ゆとり教育を受けた当事者だからこそ、良かった点も体験した。自分たちのメディアを通してそうした意見を発信したい」と岩本さん。異なる意見の人たちとの議論を通し、教育を「学生だけでなく、社会全体で考える重要なテーマとして認識してもらいたい」という。
インターネットではなく紙媒体を選択したのは「教育に関心のない人にも気軽に手渡せるから」。創刊号は、3千部を印刷した。「個性を評価対象にするのは疑問」というAO(アドミッションズ・オフィス)入試の記事がある一方、AO入試を評価するコラムも掲載。実体験に基づく、伸び伸びとした文体の記事が特徴だ。記事ごとに携帯電話で読み取り可能な2次元バーコードが掲載され、読者が意見を投稿できる。
メンバーが在籍する大学で友人・知人のネットワークを生かして配っている。また、横須賀、神奈川総合、横浜国際など県立高校でも配布している。
Edukenは、17日午後6時から、創造界隈(かいわい)ZAIM(横浜市中区日本大通)のカフェで創刊記念パーティーを開く。岩本さんらは「(今回のフリーペーパー発行の)事業が継続する仕組み」も模索しており、編集はもちろん、協賛や流通面での支援に関心のある人たちの参加を歓迎している。
問い合わせは岩本さん電話090(2490)9580、または電子メールeduken.iwamoto@live.jp
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