雑記帳

第１９回東スポ映画大賞の”華“となるのが助演女優賞に選ばれたのが深田恭子と「東スポ５０周年特別賞」の宮沢りえの２人だ。実は２人とも過去に東スポ映画大賞の主演女優賞を受賞している、深田はゴスロリファッションが話題を呼んだ「下妻物語」で第１４回東スポ映画大賞の主演女優賞に、宮沢は山田洋次監督の「たそがれ清兵衛」で第１２回の主演女優賞に選ばれている。
深田は「ヤッターマン」でセクシーなボンデージファッションに身を包んだドロンジョ役を熱演して話題を呼んだ。究極の“切れ込み”を見せたハイレグに網タイツなどのボンデージファッションはファンの度肝を抜いた。正統派アイドルの道を歩んできたフカキョンにとって、かなり勇気のいる挑戦だったに違いないが、はまり役になっており、実写映画化は難しいといわれた「ヤッターマン」の映画化を成功させた立役者の一人が深田だった。
ノミネートに参加した全国１８の映画祭の深田評にこんなのがあった。
「ドロンジョ役に、深田恭子をキャスティングしたセンスの良さがいい。フカキョンが持つ、清純な雰囲気の中に漂う、とてつもないエロス感を表現したという意味では、これまでのどの作品でも表現はできなかった。こんなドロンジョ様なら、ヤッターマンではなくても、心惹かれる。」（周南映画祭）
　昨年はNHK大河ドラマ「天地人」に淀役で出演した。現在放送中のフジテレビ「まっすぐな男」では、まっすぐな性格の主人公（佐藤隆太）が振り回される子悪魔的な女・鳴海を熱演。新境地を見せている。
　東スポ映画大賞と同時に行われる第１０回ビートたけしのエンターテインメント賞では、オードリー、ナイツ、U字工事、東京０３の４組が日本芸能大賞に選ばれたが、ナイツと東京０３は地方公演が決まっていたため出席できないが、オードリーとU字工事がかけつけ、ネタも披露するというから見逃せない。さらには「東スポ５０周年特別賞」にエンゼルスの松井秀喜、日本ボクシング界初の兄弟世界王者に輝いた亀田興毅・大毅兄弟、史上最年少の賞金王・石川遼、前出の宮沢りえ、そして巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄氏が選出されており、かつてない豪華メンバーが２月２８日、都内のホテルで行われる授賞式を飾る。
　その模様は翌日の本紙で大々的に報道するので乞うご期待。