エスパルスが更なる強い守備、
安定性の高い守備を手に入れるためには、 前線からの連動性のあるプレスが足りない、 そのように私は感じています。 記事を読む前に、 ◎ サッカー人気blogランキング ◎ ○ にほんブログ村 サッカーブログ ○ ○ サッカー FC2 Blog Ranking ○ 上記3ヶ所への応援クリックを宜しくお願い致します。
第12節の大分戦では、
FW:原 ヨンセン MF:兵働 岡崎 MF:山本真 枝村 DF:太田 岩下 青山直 高木 GK:山本海 という布陣で、 典型的な「4−4−2」、 岡崎がゴール前に入っていくプレーが多かったので、 シーンとしては「4−3−3」のようになっていることも多かったですが、 基本的にはフラットな4枚のMFとDFという、 典型的な「4−4−2」でありました。 と言うことで、 守備の時には、 そのフラットな4枚のMFとDFで形成するボックス、 これが基本的な形であり、 そこで守ろうという訳ですが、 結果的には「3−1」というスコアで快勝したものの、 その対戦相手である大分に、 押し込まれる時間帯も少なからずありました。 では、 なぜそのようになってしまうのかと言えば、 少し気持ちが守勢に回った時に、 そのフラットな4枚のMFとDFで形成するボックス、 そこだけで守ろうとしてしまうからであると、 私は考えています。 そしてそれが、 今の清水エスパルスというチームが、 なかなか勝点3という結果を得られない、 その1つの原因になっているのではないかと、 私は感じました。 つまり、 大分戦を見ていると、 その守備時において、 まずはFWからプレスを仕掛け、 それに連動して2列目のMFがプレスを仕掛け、 更にそれに連動してボランチやSBがプレスを仕掛ける、 そのような、 FWから始まる、 前からの連動性あるプレス、 それが足りないなぁと言うことですね。 エスパルスの場合は、 少し気持ちが守勢になると、 早々にフラットな4枚のMFとDFで形成するボックスを作ってしまい、 その時に2トップが遊んでいたり、 2トップがプレスを仕掛けても単発で終わり、 その下の選手が連動してこないので、 その2トップとフラットな4枚のMFとDFで形成するボックスの間には、 プレスの無いスペースを生み出してしまう、 そして、 そこから相手にゲームを組み立てられ、 ワイドに広く攻撃を展開させられてしまうと、 そのフラットな4枚のMFとDFで形成するボックスが横に広く間延びしてしまい、 そこから崩されてしまう、 と言うことが起きているように思います。 また、 そのフラットな4枚のMFとDFで形成するボックスであっても、 そこに緩さが生まれていると、 ズバッと楔の縦パスを入れられてしまったりして、 そこから崩されていくような展開になる、 そのようなことが起こっているように思います。 もちろん、 早々にフラットな4枚のMFとDFで形成するボックスをゴール前に作り、 そのボックスの塊の壁の力で最後まで守り抜く、 と言うことは出来ますし、 エスパルスの守備が堅さを見せる時と言うのは、 そのような時であるとは思う訳ですが、 しかし、 やはり出し手の所から、 ゲームを組み立てる所から、 相手の攻撃の芽を摘んでいかないと、 なかなか最後まで守り切れないという試合が、 多くなってしまうのではないかと思います。 結局、 鹿島の守備強さと言うのは、 その前線からの連動性のあるプレスに威力がある、 と言うことが大きくて、 そこで守備のフィルターがかかっているからこそ、 そこで相手の攻撃の威力を失わせているからこそ、 最後の所での守備ボックスでも、 安定した強い守備の威力を持ち得る、 と言うことでありますから、 やはりエスパルスにおいても、 その守備の方法を確立させる必要があると私は思う訳です。 要するに結局、 今のエスパルスの守備と言うのは、 一段構えになっていて、 鹿島なり浦和のような、 二段構えの守備構造になっていない、 と言うことであり、 だからこそ、 守勢に回った時に、 相手に押し込まれる時間帯が長くなり、 最終的に守り切れないことも多い、 そのように私は感じる訳です。 本当に強い守備を手に入れたいならば、 前線からの連動性のあるプレスの確立により、 まずはそこで一段目の守備フィルターを作ること、 そしてその上で、 二段目の守備網である、 後ろで形成する守備ボックスを作ること、 この二段構えの守備形態を作ることが、 絶対的に必要である、 そのように私は思いますので、 現状のエスパルスにおいては、 それをぜひやって欲しいなぁと思いますね。 このブログは皆様の応援で継続されています。 記事の内容が「興味深い、賛同できる」と思いましたら、 ◎ サッカー人気ブログランキング ◎ ○ にほんブログ村 サッカーブログ ○ ○ サッカー FC2 Blog Ranking ○ 上記3ヶ所への応援クリックを宜しくお願い致します。 |
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