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名城、防衛成功なら「亀田三兄弟との対戦を熱望」

難波・ヤマダ電機のテレビ売り場で5月8日の世界戦の発表をする名城

◆ ウーゴ・カサレスと5月8日に大阪で再戦 ◆

 ボクシングのWBA世界スーパーフライ級王者・名城信男が亀田戦プランをぶち上げた。1日、昨年9月に引き分けた同級1位のウーゴ・カサレスと5月8日に大阪で再戦すると発表。3度目の防衛成功後は「ビッグマッチがしたい」と語り、亀田三兄弟との対戦を熱望した。

◆ 「チャンス下さい」 ◆

 会見が終わりかけたところで、六島ジム・枝川会長が「王者から話したいことがある」と口を開いた。名城はマイクを握ると、それまで以上に真剣な表情になった。

 「ここに勝ったら大きな試合をしたい。ラスベガスでも戦いたいし、国内なら亀田君。実績で言えば一番上のお兄ちゃん(興毅)ですが、話題になるなら誰とでも戦います。面白い試合をするチャンスを下さい!」

 V3戦はカサレスとの再戦。昨年9月のドロー防衛を不服とするカサレス陣営の猛プッシュを受けた、WBAの指示だ。法外なファイトマネーに敵地・メキシコでの開催などたび重なる要求を受けて交渉が難航し、7カ月もの試合間隔が発生した。「勝てば(次戦以降の)選択権もできる。必ず倒して、前回の決着をつけたい」と、うっぷん晴らしに燃えている。

◆WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ◆
(5月8日・大阪府立体育会館第1競技場)
王者
名城 信男
(28・六島)
<12回戦> 同級1位
ウーゴ・カサレス
(31・メキシコ)
13勝8KO1敗1分け 30勝22KO6敗2分

[ 2010年3月2日付 ]

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