Intel Extreme Masters Asian: 3位入賞!

3月 1st 2010
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2月5日~8日にかけて台湾は台北で開催された、「Intel Extreme Masters Asian Championship」 QuakeLive部門にて、3位に入賞しました。
本トーナメントには「Artisan KAIg2」スポンサードのプレイヤーとして参戦!
全試合共に「Artisan Smartpad」を使用させていただきました。
また、旅程をすべて「CyAC」の皆様とご一緒させて頂きました。
応援してくださった皆さん有難う御座います :)
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こちらのポストでは旅行記と題しまして、
今回のトーナメントを振り返ってみたいと思います。

2月4日 (出発日)

関東から出発するのは、共に出場するスウェーデン国籍の「ProZaC(以下サイラス)」、
イギリス国籍の「Fenda(以下ジョー)」、そして僕の3名。
池袋出発
10時に池袋駅に集合するはずでしたが、予想通りサイラスが大遅刻で登場したため、
1時間ほど遅れての出発になりました。

空港にはスムーズに到着し、すぐにボーディング。
成田空港にてleet! (エリート!)

台湾までは4時間。僕だけ離れの席になったので、
寝たり、座席についている端末の数独をして時間を潰しました。
(離陸と着陸は寝てたので覚えてません lol)

台湾到着!
台湾に到着した時刻は午後5時だったと思います。
CyACの皆さんは既に台湾入りしているということで、
すぐにタクシーでホテルに向かいました。

台湾の高速道路は日本の高速にそっくり。
しかしながら、ドライバーの運転はかなりワイルドなもの。
アクセルを全力で踏み、即座にブレーキを踏み込み、アクセルを踏み・・・の無限ループで、
若干気分が悪くなります(笑)。
また、濃霧にも驚かされました。

1時間ほどしてホテルに到着。ゴージャスな外観にびっくり。
こんな良いホテル泊まるのは数年ぶりだなぁと思いました。
部屋

荷物を部屋に置いてご飯を食べに出ましたが、
カメラを忘れてしまったので画像は有りません!

ホテルの裏のモスバーガーへ特攻。
飲食店やコンビニに入ると、強烈な八角の匂いがします。だめな人はだめかも。
コンビニはファミリーマートがいたるところにあります。「全家」と表記するようです。
また、台北市内は原付の数がおかしい!
コンビニがあれば10台程とまっているのはザラで、
信号待ちとなれば先頭には20台近い原付部隊が陣取ります。圧巻です。

お酒や食べ物はとても安いです。
ビールは1缶80円程だったかな?和イスキーの小瓶は120円程と格安!
モスバーガーではテリヤキバーガーのセットを頼みましたが、
380円ぐらいだと記憶してます。

もう一つ台北ですばらしいのは、若者がみな割りと英語を話せることです。
コンビニの店員は僕らが行くたびに同じバイトさんだったので、毎回お話してました :)
人々は皆親切でフレンドリー。
ノリもかなりよかったので、お店に入れば誰かと会話をするってな程でした。

道に迷いつつホテルに戻ると、CyACの皆さんもナイトマーケット観光から帰られていて、
明日に向けて3人+Utal1tyにインタビューをすることに!
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prozac達とマップ選択についてちょっと会議。
明日の朝ご飯は7時半ということなので、この日は11時ごろに就寝しました。

2月5日 (トーナメント初日)

6時40分起床。
身支度を整えて朝食をとりました。
朝食はホテルの地下1階のビュッフェ。非常に豪華です。
おかゆも炒飯もパンも選り取り緑。腹6分目ぐらいでフィニッシュ。
9時ごろにホテルを出発し、会場となっている台北貿易センターに向かいました。

地下鉄で最寄り駅まで移動することに。
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切符を買ってます。
切符の代わりになるトークンがこの青色のプラスチックコイン。
こんなに安っぽいので良いの?と思ってましたが、
実は中にICチップが入っているハイテク切符なのです。

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目指すは、てっぺんの見えないこのタワーのふもと!
20分ほど歩いて到着しました。
会場を待つ人々の列をスルーしつつ受付でIEMスタッフを呼びました。
ここで初めて、韓国のGosiaの欠場とマレーシアのnitroNのフライトトラブルについて知ることになります。
Gosiaは両足を骨折してしまい入院中で、
nitroNはロストラゲッジをしたために到着が夜になるため、
試合のリスケジューリングが行われるということでした。

10時半ごろにようやく入場し、セットアップに入りました。
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今回出場したIntel Extreme Mastersは、「台北ゲームショウ」内のIntel出展ブースの一角として設営されていました。
レイアウトはオーソドックスなもので、
奥にトーナメントPCエリア、手前に管理者エリアといった具合。

今回面白かったのは、期間中選手一人に対して1台ノートPCを与えてしまうことです。
当然会場外への持ち出しは不可能ですが、設定やファイルをそのまま維持できるだけでなく、
ステージ上にてプレイする場合にノートPCを持っていけば良いだけなので、
イベント運営側の視点として、非常に効率が良いなぁと思いました。
ノートPCはすべてAlienwareのものでした!

ここでセッティングを始めたのですが、早速トラブル
Usbのポーリングレートを変更しようとしたところ、USBポートが使えなくなってしまいました。
管理者に相談して新しいマシンを割り振ってもらい、不安だったので設定をやってもらうことに。
対応が非常に迅速で、今までのトーナメントとの違いに驚きました。
そうこうしているともう第一試合の時間になってしまったため、
ウォームアップほぼ無しで試合を始めることに。

僕の第1試合は台湾の「Mustain」。
彼は10時に会場入りしてセットアップもしていたようで、
僕らが到着したころには既にプレイをしていました。

Mustainの印象としては中堅プレイヤーという印象で、
普段は日本サーバーでPing 80~120でプレイしているプレイヤーなので、
LANでどの程度変わるのかな、というのが若干不安として頭にありました。

コイントスをして、彼が即効でt9を削除(ガッカリ)、僕はdm13をdropして、
ztnとdm6をプレイすることに。

内容はあまり覚えていないのですが、
Mustainが普段よりも的確にRailgun等を当ててくること、
LAN環境でのストレーフジャンプに慣れずミスが多発し、僅差な試合となりました。
僕としてはウォームアップの一戦だと意識していた試合だったので、
特に焦ることも無く、最終的には流れを維持しながら勝つことが出来たかなと思います。

残念だったのはIRCではおしゃべりなMustainは実際にはあまり話をしなくて、
すぐに会場から居なくなってしまったのが残念でした :(

この日の試合はこれだけとの事だったので、
サイラスやロシアのJiboと閉場時間まで遊んでいました。
jiboには結局1度も勝てませんでしたが、まったく戦ったことの無いタイプの相手でびっくり。
サイラスとだけ練習をし続けていたこともあり、最後まで対応できませんでした。

簡単に説明するとサイラスはとても攻撃的なスタイルで、
相手の弾をよける回避運動、そして弾を当てるスキルが非常に高く、
常に攻撃を仕掛けてくるのですが、
jiboは超セーフティーなプレイヤーと言いますか、
自分から攻撃を起こすことはほぼありえず、基本的に相手を待ち、機会を作り出します。
その為、一度点差が開く/マップコントロールを奪われると、こちらから攻撃を仕掛けない限り、
得点チャンスをまったく与えてもらえない。

また、点数が勝っている状態の場合非常に堅実に守りの動きをするので、
どう崩していいか悩んでしまうようなスタイルでした。

唯一つ面白かったのは、僕のロケットが直撃しまくること。
回避行動など運動神経に該当する部分はサイラスの方が上のようで、
Jiboには弾を当てやすかったという感覚は残っています。

会場直前にnitroNがシンガポールのCSチーム「Duskbin」のマネージャーと一緒に登場。
ちょっとの間いろいろと雑談してお別れ。

閉場後はIEMスタッフ、Jibo、サイラス、ジョーでタイ料理を食べに行きました。
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み・・・三越!?の中にあるレストランフロアへ。

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ちなみに下を向いているメガネのTobiasは広島で日本語をやっていたそうで、
日本語で話しかけてきます(笑)。

サイラスは必勝のハチマキが本当に気に入ったようで、
3日間ほぼつけっぱなしになってました。

食べ物がおいしくて本当にびっくりしました。
この日はこの後にホテルに戻り、10時ごろに就寝しました。

2月6日 (トーナメント二日目)

この日はタクシーで移動。同じく朝10時ごろに会場にチェックインしました。
昼前11時からProZaCとの一戦。
ここの所練習でも勝率が非常に低く、作戦も固められずにコイントスに突入。
サイラスが最初のドロップになり、T9をドロップ。
T9以外であればztnかdm6がやりたいなぁと思ったため、こちらはT7をドロップ。
最終的に ztn → dm6 → dm13 となりました。
ztnは序盤2分でミスを連発した結果防戦一方の試合となり、8-4で落とします。
2map目のdm6はrailgunが冴え、
後半からコントロールを奪取しましたが時間が足りず9-7で落としてしまいました。
両方のマップに言えることですが、
自信の無さから思い切った攻撃に踏み出すことができず、
マップコントロールが有る状況を生かしきれない&相手のミスをつく事ができませんでした。
この当たりは練習で勝つ事でしか得られない部分ですね。

この日は午後にマレーシアのnitroNと試合。
ドロップで試合選択をすることを忘れており、「T9をやりたい」と間違ってもらすと、
すかさずにnitroNがT9をドロップ(笑)。
僕はT7をドロップして、結局ztn → dm13 → dm6に決定。

この試合は2点反省点を記憶してます。
まず、LGがまったく当たらなかった事。
prozac戦でもそうでしたが、輪をかけてLGのaccuracyを落とした気がします。
感覚としてはオンラインと同じ狙い方をする感じ。先を打ちすぎてしまいました。

2点目としてはスコアを伸ばそうとしすぎた事です。
真正面からでもお構いなしで突っ込み続けた為、
マップコントロールを失う切欠にもなりました。

結果的に勝ててるので良かったとも言えますが、
やはりその相手に対して「できない事」を見極められなかったという点で、
まだまだ修行が足りないなと痛感しました。

この日はこれで終わりだったはずですが、
adminからjiboとの試合を夕方にやってしまうから準備するように言われ、
そのまま待機をしました。

jiboは開いている時間に何度も遊びましたが、
ワンサイドでボコボコにされてしまうことが大半だったので、
prozac戦同様に自信が皆無の状態で試合をすることになりました。

今回はファイナルトーナメントということで3本先取にルールが変更され、
マップ選択方式もプレイしたくないマップを選択する削除方式から、
プレイするマップを選択する方式となりました。

その為一番練習をしたT9をこちらが選び、jiboはdm13を選択し、
ztnは手も足も出ないレベルでいじめられていたので、dm6をこちらで選択。
T9 → dm13 → dm6 → ztn → T7にマップ順が決定します。

T9はprozacにも指摘されましたが、
7分間こちらがマップコントロールを持っていたのにアクションを起こせず、
結局逃げ切られる形となり4-8で負け。
いつもの試合展開で、序盤の点差が大きく響きました。

2マップ目のdm13は練習量が一番少なかったマップで、
jiboの位置が中々確定できず、輪をかけて消極的なプレイをしてしまいました。
MHを序盤から管理していましたが、途中で10秒時間を間違え、ラッシュしてきたjiboに倒されます。
ここからまったく巻き返すことができず、そのまま1-10で終了。

3マップ目のdm6は一転、積極的に攻め過ぎた印象があります。
常に動き回るタイプのプレイヤーではなく、
jiboは時間的に余裕を持ってアイテムポジションを取り、
相手の出現をじっくり待ちます。

ありえない精度でLGを当てられていたのはこの辺りが原因です。
これで3マップを落として敗退する結果になりましたが、
jiboと練習できたこの二日間は非常に勉強になりました。

また、Quakeliveのオンラインとオフラインの違いの大きさも学べて、
ひとつ自信になったこともまた確かです。
もう少しストラテジーを固める事ができれば、
次の機会にはよりよい結果を持ち帰る事が出来るだろう、という風に感じています。

この日はCyACチームと現地の食堂にて食事をして、床につきました。

2月7日 (トーナメント三日目)

この日は僕とジョーが三位決定戦で、

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サイラスとjiboが決勝戦を行う事になりました。
どちらも朝11時ぐらいに試合開始。

三位決定戦は特に危なげなく3マップを先取して勝利。
二人とも決勝戦の行く末が気になっていたのかミスが多かった気がしないでも無いですが、GG!

サイラスは残念ながら3本ストレートで落とし、jiboが優勝となりました。

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1st: FanZhibo (jibo)
2nd: ProZaC
3rd: uNleashed
4th: Joe

となりました。GGs!

久しぶりのオフライントーナメントでしたが、
改めてオンラインとの違いと難しさを感じたのと同時に、
オフラインでしか味わえない楽しさを沢山教わった大会でした。

今後の練習に何が必要か、
自分のウリになりそうな部分はどこなのか、
そういった自己分析のヒントも沢山得られた大会で、
今後も練習を続け、勝利をもぎ取りに行きたいと思っています :)

応援を頂いた「ARTISAN 改g2」、「CyAC」、そしてプレイヤーの皆さん、有難う御座いました!

*追記*
CyACチームによるまとめビデオがCyACサイトにupされています。
Part1: http://www.cyac.jp/video/255
Part2: http://www.cyac.jp/video/256


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