サブカテゴリー

人気確実!イケメン隠岐の海、待望の新入幕

<大相撲番付発表>新入幕の隠岐の海は桜をバックに引き締まった表情を見せる
<大相撲番付発表>新入幕の隠岐の海は桜をバックに引き締まった表情を見せる
Photo By スポニチ

 日本相撲協会は1日、春場所(14日初日、大阪府立体育会館)の番付を発表。24歳のホープ、隠岐の海が島根県出身では88年ぶりとなる新入幕を果たした。会見では師匠のゲキを受け目標を「勝ち越し」から「2ケタ、敢闘賞」に変更。外国人力士が席巻する角界で、ご意見番やくみつる氏も期待する“和製大砲”が大暴れを誓った。

 和やかに行われていた新入幕会見に緊張感を与えたのは、師匠の厳しい助言だった。春場所の目標を問われた隠岐の海は「まずは勝ち越し」と笑顔で答え「1つでも多く勝って、1つでも番付を上げたい」と続けた。

 ところが、同席した八角親方(元横綱・北勝海)が不満を示した。まずは「稽古などでも、まだ自覚が足りないんです」とバッサリ。さらに「もっと上(の目標)を言わないといけない。私が現役の頃は常に自分自身にプレッシャーをかけていたもの」とゲキ。すると、24歳の大器も目つきを変えた。「2ケタ勝って敢闘賞を狙います」。前言を撤回し、自身に厳しいノルマを課した。

 古典相撲で有名な島根・隠岐島で航海士を目指したが、師匠にスカウトされプロ入り。1メートル90、150キロ台の恵まれた体を生かして頭角を現した。十両昇進後、右肩の負傷で幕下に陥落したが師匠の「痛いと言っているだけではダメ。自分でやらないと上に上がれないぞ」という言葉に発奮。4場所連続勝ち越しで島根県では88年ぶりの新入幕を飾った。

 右四つの正攻法に加え、歌舞伎俳優のような甘いマスクで土俵入りでは“一番人気”。外国人力士隆盛の中で台頭した和製大砲に周囲の期待は増すばかりだ。角界のご意見番やくみつる氏(漫画家)も「日本期待の隠岐の海が上がって、全国の女性が相撲に目を向けるかも」とイケメン効果を強調している。

 同期で入門した豪栄道、栃煌山は先に三役に昇進した。「早く同期と対戦したい。そして思い出に残る力士になりたい」。引退した朝青龍と同じ高砂一門から、顔も品格も一級品のスター候補が誕生しようとしている。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年03月02日 ]

関連ニュース

読み込み中..

PR

関連写真

読み込み中..

注目アイテム

ニュース

クイックアクセス

テニス

ゴルフ

大相撲

Go!アスリート

  • ヴィーナスアスリート

新製品

スペシャルコンテンツ

このページの先頭に戻る ▲