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カルテ虚偽記入の疑いで京大病院の看護師を逮捕 京都府警
京都大病院(京都市左京区)に入院中の90代の女性患者の容体が急変、血液から高濃度のインスリンが検出された問題で、電子カルテに虚偽の血糖値を記入した疑いが強まったとして京都府警は2日、公電磁的記録不正作出の疑いで、20代の女性看護師を逮捕した。
捜査関係者によると、看護師は電子カルテを入力する際に自身のIDとパスワードを使い、この患者の容体急変時にも、正常の範囲内のうその血糖値を記入した疑いが持たれている。
府警や病院によると、昨年11月14〜16日、循環器内科に入院していた女性の血糖値が急激に低下し、意識不明になった。病院が調べたところ、血糖値を下げるためのインスリンが高濃度で検出され、低血糖発作を起こしていた。